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200文字小説集 vol.2

桜よりきれいなのはやっぱり…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 朝4時。

 自転車にまたがり家を出る。

 目指すは上野。

 そう!花見の場所取り。


 到着した時、既にほとんどの場所がブルーシートの青に染まっていた。

 けれど、なんとかメイン通りの一角を確保した。

 薄明かりの中、桜の花びらが舞う。

「きれいだな…」


 いつの間にか眠っていたらしい。

 気付くと、僕の体は桜の花びらに埋まっていた。

 僕は体を起こして花びらを払う。

「お疲れ様」

 笑顔の彼女。

 待ち人来たり!

 きれいな桜も彼女にはかなわない。





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― 新着の感想 ―
[一言] とても綺麗なストーリーだと思いました。 200文字で、風景が目に前で安易に想像できる文章が書けるなんて、すごいと思います。 個人的に・・・ 最後の一文を言ってくれるような相手のいる彼女が、…
[一言] 読むと笑顔になりそうな! 爽やかで、ワクワクの春の香り、と言う感じの小説でした。
[一言] 両手に花(咲と彼女)の花見ですね。場所取りで苦労したかいがありましたね^^)
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