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異世界無双禁止規定(ステージ オブ グラウンド)『緩』 ~歌姫神と称された少年のあれこれ~  作者: 浅葱
第8章 I WANNA THE WORLD ELEVEN
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第23話 ~まさかそこが正規ルートだったとは~


今回はあえて前フリなしで。


マロン「ゑ!? Σ( ̄□ ̄|||)」


「「「「「ぐすん………穢された」」」」」

 阿部さんに犯られた|(笑)男達がお尻を抑えて泣いている。何だか周りに妙な殺意が………。


「………女の子が言うと麗しく艶かしいが、男が言うと何故だろう……凄ぇ殺意が沸くな」

「うん。違う意味で汚い……」

「「「「「酷いなっ。俺(僕)達被害者なのに!?」」」」」

 被害者というよりこちらから攻撃を加えようとしたのである意味阿部さんは反撃したに過ぎない。その反撃がオーバーキル|(笑)だっただけで。


 その阿部さんは犯った後、スッキリした表情で去って行った。恐らくまたいつか襲って来るだろう。


「と、言いますか。何故阿部さんに触れられたのにデスらなかったのでしょうか?」

「あ、確かに!?」

 ティーナに指摘されて佐夜はハッと目を見開いて驚く。


 確か5面での阿部さん達は触れられた瞬間にデスるので実質、青鬼や赤鬼達と恐怖感的にはそう変わらなかったが、ここに現れた阿部さんは当たり判定が無い処かマシンガン持って乱射していたくらいだ。もしかするとアレはそうすけやひろしみたいに自我を持った個体なのかもしれない。


「いやいやいや! もしアレがこいつ等(そうすけ&ひろし)みたいな感じになったらまた襲って来るって事じゃねぇっすか!?」

「だろうね」

 阿部さんの事を全く知らなかったグラスは阿部さんを襲った連中が返り討ちに逢って●●●●(アーー♂)されるのを間近で見てしまい、ガタガタ震えていた。いや流石の阿部さんも亜人は襲わないんじゃない……か?


 そんなこんなやっている間に他の皆によりこの面のマップを全て踏破完了し、次に進もうとした。



 ・・・・・・・・・・・・・・・。


 ・・・・・・・・・?


 ・・・!?





 ………詰みました|(笑)。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「……で、これからどうしようか?」

「どうしましょうか……」

 今回踏破した事で分かった事、それはマップの端が全て壁になっており、隠し部屋どころかボス部屋の場所すら見つからない。少し詰んだ様な気がしたので代表のティーナと勇治郎がこれからどうしようかと相談する。

 まさかこれで終わりとは思わないが、過去のアイワナ作品の中には途中までしか作っていない物も存在するのでその可能性も視野に入れる。その場合は外界から強制的に内核にダイブして色々しないといけないし何よりどんな影響が出るのか不透明なので出来るだけそのやり方はしたくないのだ。



「いぇあ゛!?」

 その時、遠くでまたコメゾウがデスった。


「え、コメゾウさん!?」

「あの馬鹿、またあの文字の下を通ったのか」

「学習しないなぁ………」

 どうやらまたあの【ミッ ョン・コン リート】の文字落下にやられた様だ。今度は『ト』の字が墜ちてきた模様子。


「………アレってさ、もしかしたら全部落ちるのかな?」

「あー、どうだろう……?」

 佐夜の膝枕をご所望していたニケを膝に乗せつつちょっと気になった事を口走る佐夜に眠くなったのかニケの受け答えも適当になる。

「全部落ちる………か。まさかな………」

 と、まさかとは思うが佐夜はニケを膝に乗せて動けないのでここから誰様だよ的な感じでティーナ達を呼び、さっき思った事をそのまま伝える。


「……どうせ詰んでいるんだ。やるだけやってみるか」

「でもそれだと誰かが囮でデスらないといけませんよ?」

 コメゾウが喰らった3回とも文字の落下速度が半端無く、判定出して避ける事は無理そうなので残り8~9回誰かが喰らってデスらないといけない。


「それはほれ。奴がいるじゃないか」

「奴?」

 勇治郎がニヤリと笑いながら言い、ティーナが勇治郎が見つめる先、入り口の方を見る。


「ふぅ……うっかり忘れてたぜ」

「同じ罠に何回も掛かる奴なんて初めて見るな」

「いやお前も人の事言えんだろ」

 そこからは例のコメゾウと伊藤と嘉堂が戻って来る。


「やっと戻ってきたな。ほらコメゾウ、出番だ」

「ほぇ(・∀・)?」

 指名されたのはコメゾウ。


 つまり、

「イぇア゛!?」×9(1人で9回分)

「コメゾウさーん!?」

 ここは天丼宜しく同じ罠に掛かっているコメゾウにお願いし、文字の数だけ罠に掛かって貰った。だってティオ以外の協会、機関メンバーはそれなりにデス数が多いのであまり無駄遣いはしたくないのだ(コメゾウの扱いが酷い)。


 って事でコメゾウの活躍で【 】内の文字は全て落下し枠だけが残った。


「へへ……へ。燃え尽きたぜ……」

「コメゾウさーん!!」

「と、止まるんじゃねーぞ……」

 テンプレ台詞を吐きながら屍と化すコメゾウにティオが叫ぶ。何かこの子叫んでばかりいるなぁ。



「コメゾウのお陰で先に進めそうだ。ありがとなー」

「ええ、感謝です」

「「「「「ありがとー」」」」」

「「「「「サンキュー」」」」」

「ポーションは……いらないか」

「デスったら戻るしな」

「じゃ、先進もうZE☆」

「皆さん軽いですね!?」

 感謝の言葉が軽いのに対しティオはオコらしい。だがプンスカ怒っているその姿に迫力はなく、どう見ても可愛い。

 

「お? 見ろよ。【】(枠)が降りて来たぜ」

「どうやら本当にコメゾウの死は無駄じゃなかったんだな」

「いや死んでないよ?」

 コメゾウの奮闘のお陰で残った【 】がゆっくりと降りて来て地面ギリギリで止まる。どうやら佐夜の仮説も合っていたらしい。



 ヒュン───────


「「「「「「「「ゑ? Σ(゜□ ゜)」」」」」」」」


 ガシャーン!!!


「「「「「「「あ………」」」」」」」

 しかしやっぱりその枠も罠だったらしく、縦ではなく横に急加速し、その間にいた者達全員を一気にデスった。残ったのは佐夜とニケ(寝ています)、屍と化しているコメゾウに看病しているティオ、死ねないのでこの場に待機しているそうすけとひろし。そしてギリギリこの枠も罠だと察してギリギリで回避した健太の7人だ。


 GAMEOVERチーン


ひろし「……これはある意味1人だけ重荷を背負わせた罰みたいなものでしょうか?」

そうすけ「……だろうな。俺だったら銃乱射してぶっ殺している所だ」

ティオ「……いけないと思ってはいるのですがちょっとスカッとしました」

コメゾウ「………?(ようやく回復した模様子)」

ニケ「………zzz」

佐夜「……まさかこの場面で『チーン(鐘の音)』を聞くとは思わなかった」

健太「あ、危ねぇ……」

 残った7人はそれぞれ目の前で起こった事への感想を言い、【】(枠)の消滅を待つ。


 プゥーン──────


健太「お、でも見ろよ。枠が消えてワープが現れた」

佐夜「どうやらここまでが罠のターンだった訳か。ニケが起きなくて良かった」

ニケ「………にゃ?(やっと起きたニケ)」

コメゾウ「? 何が起きた?」

ひろし「そこのネコの人が起きたんですよ」

そうすけ「いや違うだろ」

ティオ「そうです。混乱するので貴方は黙って下さい」

ひろし「(´・ω・`)ぬ」

 枠が消えてワープが現れた。とりあえず自分達だけで先に進むのは危険なので皆の帰りを待つ。


 ・・・・・・・・・・・・・・・。

 

「ひ、酷い目に逢った」

「ですね。これもコメゾウさんを犠牲にしまくった罰でしょうか」

 そして全員が戻って来て自分達がコメゾウをどれだけ酷い事をしたのか分かった所で本人に謝罪し、これでようやく先に進める。


 シュン───────────


 死ねないそうすけとひろし。その護衛としてコメゾウとティオ、そして佐夜を残し残りのメンバーはワープでボス部屋と思われる場所まで飛ぶ。











『準備中』(東方のBGMに載せて♪)


 デデドン!


「「「「「「「「やっぱり作ってなかったー!?」」」」」」」」


 そこにあったのは白い背景に『KEEPOUT』の黄色&黒のテープ、そして準備中の文字だけだった。



そして後書きも無しで|(笑)。


ハーマン「ぬ? (・∀・)?」


ではまた。

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