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異世界無双禁止規定(ステージ オブ グラウンド)『緩』 ~歌姫神と称された少年のあれこれ~  作者: 浅葱
第8章 I WANNA THE WORLD ELEVEN
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第22話 ~奴が再び現れた(デンジャー)~

マロン「………(真っ白)」

剛「? どうしたんだこれ?」

作者「多分出番が減った事に絶望を感じたのかと」

剛「まぁ、7日毎の更新になったらしいからな。仕方ない」

マロン「デバンガホシイノ……」

剛「遂にカタコトにまでなったか」



「お? やっと元に戻ったか?」

「え、どうしたんですか?」

 7面のマップを慎重に開示していく中、佐夜が自身の身体の変化に気付き、近くにいたティオが近寄ってくる。


「男に戻ったんだよ、ほらっ」

「いえ、ほらって言われても何も変わってないですよ?」

「あ、そっか。下着取らないと分かんないか」

「え……きゃあ!? い、いきなり脱がないで下さい!」

 と、佐夜は何故かいきなり服を脱ごうとするのをティオに止められる。


「いや、女体化状態ならともかく男の身体なんて誰も見ないだろ……」

「それでもです! 淑女なら慎みを持って下さいっ」

「淑女じゃないし……」

 ティオにとっていくら性別が男性であっても見た目が女の子なら脱ぐのもNGらしい。ひたすら男性からの視線をガードしている。


「ん~~~~~。よし、取れた。もう隠さなくていいよ」

「はー。まだ出会って数時間も経っていないのに無駄に疲れました」

 ティオの後ろでごそごそと服の中に手を突っ込んでいた佐夜はようやく下着を取り出す事に成功し、ティオが無駄に疲弊した。


fmfm(ふむふむ)……。女体化すると気痩せ巨乳するのですね」

「っ!? 馬鹿見るなぁっ!?」

「見ても構わないと言っていたのに解せぬはぁ!?」

「あいつ成長しねぇなぁ……」

 するといつの間にそこにいたのか天然メガネのひろしが佐夜が手に持つ下着と佐夜の身体を見比べてふむふむと頷いていたが、佐夜の目の前にいたが為に思いっきりグーパンされる。アイワナ仕様じゃないが為にデスる事は無いが痛い事には変わりない。吹っ飛ばされるひろしを見てそうすけが引き攣った笑みを浮かべた。見た目はインテリでも自分より馬鹿がいた事に若干嬉しそうだ。


「……ん? おい、あそこの樹の上に例の捕虜がいないか?」

「あー、いるな。ティオ、ああいうのも助けた方がいい?」

「はい。捕虜の中には敵に有効なアイテムを持っている人もいますし、なによりこのステージの攻略(?)に捕虜の全解放も入っていてもおかしくありませんしね」

「ならここは私が行こう」

 と、職業が女騎士なのに狙撃もやけに上手いルルセナが銃で樹の上の捕虜の縄を撃ち、捕虜が落下してくる。


「痛い!?」

 その捕虜は女性でしかも大きな荷物を持ったまま落下したので思いっきり地面に激突した。だがアイワナでは落下では死なないのでデスらない。


「ってお前はナナコ・トスレイアか!?」 

「何で樹の上で捕虜になってるんですか!?」

「……え? あ、はっ! コメゾウ大佐にティア曹長、お久しぶりですっ」

 どうやら大荷物の捕虜の女性はコメゾウ達の知り合いらしく、お尻の痛みを忘れて慌てて立ち上がり敬礼する。そんなナナコに対し、同じく2人も敬礼で返す。


 そしてナナコから詳しい話を聞くとどうやらコメゾウ達と同じく次元転移に巻き込まれたらしく、おまけに敵の罠に引っかかり樹の上に宙吊りになっていたそうだ。そこをルルセナが銃で撃ち落としたのだ。

 ちなみにナナコは基本物資運搬兵らしくサポート側の人間だ。


「……え、イヴさんとオールさんが行方不明?」

 と、今度はコメゾウ達の情報を話す。こんな異界の地でバラバラになったら生き残れる可能性が極端に低くなるものらしく、電話で連絡するが当然電波が違うので連絡は取れない。


「………まぁこんな状態だ。とりあえずお前もついて来い」

「はぁ………分かりました。私もこんな所で死にたくありませんしついて行きます!」

 ナナコ・トスレイアが仲間になりました。


「いや、これ何のRPG?」

「アイワナです」

「フラッシュゲームじゃねーか」

「ジャンルが違うどころかワンパンじゃねーか(伸二のスキルで2回まで大丈夫だけど)」

 何かドンドン人が増えていくのに対し「まるでゲームみたいだな(-_-)」とそうすけは思った。いやある意味ゲームだけど?


「「「「「「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」」」」」」

「「「「「っ!?」」」」」

 すると突然周りの空間をマップ解放していた1部の連中から悲鳴(?)が轟き、現場に緊張が走る。


「おい一体何が起きた!?」

「……分からない。だけどこれほどの悲鳴を上げるんだ。多分ヤバい物が出て来たんだろうな」

 コメゾウが近くにいたルルセナに問うがルルセナもその答えを持っていない。すると1人の男性メンバーがこちらに走ってくる。……いや、状況からするに逃げて来たんだろう。凄い形相をしている。


「おい、大丈夫か!? 一体向こうで何があった?」

 その必死の形相で逃げて来る男をやすしが捕まえ話を聞く。


「に、逃げろ! で、出た。奴がまた出たんだ!」

「奴? おい奴って─────」


 ♪♪♪~~~♪~♪~~♪♪~~~~♪♪♪♪~~~~~~(BGM)


「き、来たっ。こっちに来やがったぁ!?」

「あ、おい!?」

 奴について聞こうとしたやすしだが、流れて来た妙に軽快なBGMに恐怖を抱いている男はやすしの手を逃れ逃走した。


「……何かどっかで聞いた事ある様なメロディなんだけど?」

「奇遇だな。私もそう思っていたところだ」

 逃げて来た男には恐怖しかないBGMだが佐夜達にはそれほど恐怖は感じない。つまり佐夜以外の男が奴の対象となるこのメロディの主はあいつしかいない。




(BGM後)「や・ら・な・い・か♂」


 そう、男大好き【阿部さん】のご登場。


「「「「「「ぎゃあああああああああああああああ出たぁ───!?」」」」」」

 その阿部さんの恐怖を知る協会の男性メンバーは皆、恐怖で混乱し一斉に逃走した。それほど阿部さんへの恐怖トラウマは大きいらしい。


「あんだこいつ? 敵か? ……敵か」

 やって来た半裸の男にやすしは最初、敵かどうか迷ったが、こちらの野郎共が一斉に逃げ出した事でやすしは少し前に手に入れた『S』のショットガンを阿部さんに向ける。


「やぁーっはぁー!!」


 ダラララララララララr───────


「っ!?」

 すると突然、何時の間に手に入れていたのか、『H』のヘヴィマシンガンを乱射する阿部さんにやすしは咄嗟に『引力』と『斥力』を同時に使って高速移動し、マシンガンの射線から逃れる。


「「「「「ぎゃああああああああああ!?」」」」」

 だがやすしの後ろにいた連中はマシンガンの餌食になってしまう。


「ら、ラン○ーかあいつ!?」

 ギリギリで避けたやすしはその躊躇の無さに戦慄する。


・ら・な・い・か♂」

「そっちの『る』かい!」

 てっきりまた男の尻を狙う『る』方だと思っていたが殺し合う方の『る』に佐夜はツッコんだ。だとすればこの場合、男だけでなく女も普通に危ない。


「敵なら殺られる前に殺るだけよ!」

「「「「おう!」」」」

「あ、馬鹿待て!」

 尻を狙われる事が無い奴だと分かれば例えデスってでも阿部さんを殺す、と今まで尻を狙われ続けたこの場に残った協会男性メンバー(勿論佐夜は除く)は今までの恨みを晴らさんと言わんばかりに一斉に襲い掛かる。


 だが、

「うほっ、良いはぁと

「「「「「ゑ!?Σ(゜□ ゜|||)」」」」」

 ネタとして阿部さんを知る勇治郎の静止も叶わず、阿部さんに接近した男達は呆気なく阿部さんの阿修羅像みたいに増えた腕に捕まり、



 ・・・・・・・・・・・・・・・。



 


 -暗転-



 ア───────────────♂♂





 ・・・・・・・・・・・・・・・。


「「「「「「無茶しやがって………」」」」」」

 阿部さんに掴まってナニか(・・・)された連中を愁いつつ皆は大きく溜息を付いた。



マロン「うぬんっ! はよ9章に移りなさい!」

剛「うわ復活した!?」

作者「無駄に元気が有り余ってるなぁ」


ではまた次の日曜に。

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