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異世界無双禁止規定(ステージ オブ グラウンド)『緩』 ~歌姫神と称された少年のあれこれ~  作者: 浅葱
第8章 I WANNA THE WORLD ELEVEN
231/241

第18話 ~どこぞのアーケードでプレイした事のある様な?~

 今回も短め《・・》となります。


 後日(というか翌日?)、途中部分で追筆します。


マロン「え、私の出番は?」


 6/13 追筆済み


「ピギィッ!」

「プギャアッ!?」

 7面の敵っぽいイカやタコみたいな宇宙人(?)を同じく7面にある謎の重火器アイテム(?)の[H]や[R]を使って倒す。

 ちなみに前回で使用した[H]は『ヘビィ(重い)・マシンガン』を指しており、[R]は『ロケットランチャー』を指す。

 一見、そんなアイテムがあれば余裕にクリア出来そうな面と思われるが実はこの重火器アイテム、最後の一発(・・・・・)を使うと必ず暴発しデスる仕組みとなっている。故にそれを回避する為には最後の1発を使う前に同アイテムを取って弾を補充するか別のアイテムを取得するしかない。

 ……といってもどの道最後の1発でデスるのだが。

 ※:『最後の1発』とは敵に捕まりそうになった時用の自害弾と言われています。当然諸説ですが。


「お、新アイテムだ。[S]って描いてある」

「S……って事は多分『ショットガン』か?」

「んー『スリングショット』……かもしれないよ?」

「いや流石にあの相手にパチンコは無いだろ」

「『パチンコ』って言い方は古い様な……」

「ほっとけ」

 というかショットガンはショットガンで最後が怖いんだが………。


「ん? ちょっとアレ、もしかして捕虜か何かかな?」

「だろうな。NPCだとは思うが一応解放してやるか」

「では私が行きましょう」

 イカタコ軍団(笑)を蹴散らし、時に最後の1発をうっかり使ってしまいデスりながらも一行は先に進むと、前方に捕虜らしきNPCが後ろ手に縛られて拘束されている。ここは罠だと察知すればすぐに離脱できそうなリアが向かう事に。


『thank you!』

「……はい?」

 後ろ手に縛ってある縄を解いた瞬間、捕虜っぽい軍人のおっさんは敬礼しリアにメダルを渡しメダルを受けとったリアの頭上には『50000点』という数字が表記された。その『50000点』という謎の数字の意味が分からなくプチ混乱をするリアを余所に捕虜のおっさんはそのままどこかに走り去って行った。


「た、ただいまです……」

「乙~。見てたおー」

 謎の50000点を頭上に表記させたままリアが戻って来るとチャアが出迎え、半透明の50000点を触ってみるがスカスカする。どうやら触れない様だ。


「………どうやら捕虜の人間(NPC)を救出するとアイテムか何かを貰えるようだな」

「どうします? ここは分担して攻略しましょうか?」

「だな、多分だけどこの捕虜達の救出もきっとこの面の攻略に関わると俺の勘は言っている」

「分かりました。では青鬼・赤鬼面同様、マップ踏破組と捕虜救出組に別れましょう」

 そして通常通りの攻略に加え、完全攻略条件を踏まえた上の班分けに移る。


 


 ……いや、移ろうとしたその時、


『GGGGGGGGGWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!』

「「「「「「「っ!?」」」」」」」


 近くではない遠方の方で謎の雄叫びが木霊し、皆ビックリして雄叫びの方角を見るとそこには巨大な鳥と戦闘機が融合したかの様な奇妙な物体が上空に浮いている。しかしその謎の怪物はこちらではなく真下を見ている。



 真下?


 ブロロロロロロロロロr────────


 上空に漂う巨大な鳥(?)の真下には通常より一回り小さい戦車が上空にいる鳥(?)に向かって弾を撃ちながらこちらに向かって来ている。



「アレは……戦車、か?」

「にしてはやけに小さくね?」

「サイズ的に1人用だな」

「1人用の戦車ってあるか?」

「って呑気に眺めてないで退避しろ。アレ等がこっち来たら巻き込まれるぞ!」

 と、勇治郎の叱責に我に返った者達も急いで入り口まで退避する。




「[H]に[R]、[S]のアイテムに捕虜。そして1人用の戦車………って事は間違いない。この面はアレか!?」

「ああ、まさか現実でプレイする事になるなんてなっ」

 入り口まで走る道中、伊藤と嘉堂がこの面に関して何かの確信を持ったようだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ねぇシャル。ちょっといいかな?」

「何ですか?」

 ウェルダンにて一度ラスボスを倒し、完全クリアを目指す為に隠しアイテムを入手する手段として最初からみんなでステージに凸する中、リオがふと今まで思った事を思い出し、シャルルに声を掛ける。


「シャルってさ、さややとちゃんと会話した事、ある?」

「えっと…………無い……です」

「だよねぇ」

 リオの用件はシャルルと佐夜が会話した事が無い件についてだ。


 言わずもがなシャルルは元ゼリア軍で、前回のアンヴェ侵攻の失敗を取る形で軍を去った事になっている。(実際は東島に着いて来ただけ)

 そしてゼリア軍は佐夜の親友(?)であるイングを1度殺した敵でもあり、佐夜はシャルルは愚か姉のベレッカでさえもまともに話した事は無い。一応ベレッカとシャルルから謝罪は受けたがそれ以降まともに会話した覚えがない。

 恐らく互いに気まずくなってお互い避けているのだろう。


「シャル。このウェルダンを完全攻略したらリオも一緒に付いて行ってあげるからさややとキチンとお喋りしようね♪」

「あ……はい!」

 そんな佐夜とシャルルの気持ちを思ってかリオは佐夜に会う為の口実にシャルルにキチンとした謝罪と仲良くなるために話題作りの話し合いをした。どうやらシャルルも佐夜とお話しがしたかった様だ。


「………といいますかリオ。今何気に死亡フラグ建てませんでした!?」

「気の所為、気の所為~~」

「あ、ちょっと、話が終ってません~~」

 さり気なく建てたフラグもあえなく看破されたリオは口笛を吹きながら皆の元へ歩き出し、シャルルも後を追った。





「はぁ、はぁ………リオ、カワユス。シャルルも良い………」

 その背後で楓がステルスストーキングしながら興奮していた。


「か、頭………」

「相変わらず家の領主は変態すぎる………」

「最早恒例儀式。あまり深く気にするな」

 で、そんな変態楓を見て部下達が皆ドン引きしていた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「「「「「『アイアン・スラッガーズ』?」」」」」

 入り口まで戻って来た一行はこの世界感に既視感から確信に至った伊藤と嘉堂による説明を受ける。


 アイアン・スラッガーズ|(仮名)※:世界によって名称が異なります。


 元々ゲームセンターに設置されていたアーケードゲームの1つで横スクロールのアクションシューティングゲームで戦場から市街地、更には宇宙にまでGOする当時のマニアにとっては堪らないゲームだ。

 基本はアイワナと同じハンドガン(キッド銃)と手榴弾(アイワナでは使用不可)。


 だがハンドガンだけでは火力不足として登場した強力な武器の

 [H]『ヘヴィ・マシンガン』

 [R]『ロケットランチャー』

 [S]『ショットガン』

 に加え、まだ見ていない

 [F]『フレイムショット|(火炎放射)』

 [L]『レーザー』

 が基本的な武器となる(その他にも便利なアイテムも存在)。


 で、このゲームのタイトルにもあるようにアイアン、つまり鋼鉄の戦車が小さくデフォルメされて使用できる。初回作は戦車だけなのだが『2』以降は『馬』や『飛行機』、『潜水艦』、そして『宇宙船』も乗り物として登場し、ファンの間ではどの乗り物が最強なのか議論が絶えない。作者としてはやはりメインの戦車押し。


 そしてアイアン・スラッガーズ|(仮名)最大の売りとして各ステージの奇妙なボスだ。先ほど見た鳥と飛行機が融合した有機生命体の他に巨大化した蟹、武道家のゴリラ、砂漠を走る宇宙船的な大和艦、映画で見たイン○ペンデンス的なアレなどアイワナとさほど変わらないパクリ具合も豊富で背景などにも何かの漫画などで見た様な物も存在する。


 とはいえこの世界は今アイワナ時空、アイアン|(略)要素があっても普通に進めばいいとは限らない。おそらく先ほどの捕虜が鍵となるのだろう。


「お、おい。誰かこっちに走ってくるぞ!?」

「誰かって………女、か?」

 情報を共有していると遠方から例のボスっぽい鳥(?)の爆撃を何とか避けながら軍人っぽい女の子がこちらに走って向かって来る。おそらくさっきの戦車に乗っていた操縦者だろう。


「いやよく見るとその後ろにもう1人いるぞ!?」

「しかも怪我してるっ」

 その後ろからは女の子の上司っぽい男が片腕を負傷し、庇いながらよろよろと走ってくる。



 ヒュルルルルr───────


 ドォ────────ン!!!


「DAAAAAAAAAAAAAAAAA!!?」



「「「「「「あ………」」」」」」

 だが無情にも鳥(?)は自身に融合した飛行機の兵器のミサイルを使い、男……には直撃しなかったがすぐ近くで爆発し男は吹っ飛ばされる。丁度ふっ飛ばされた先が入り口近くなのでその姿がよく分かる。


「コメさーん!?」

 すると後方の男がふっ飛ばされた事を悟った女の子はすぐさま男に駆け寄る。


 男は人差し指を前に指しながらうつ伏せに倒れており、女の子が駆け寄ってくるとこう言った。


「と、止まるんじゃ…ねぇぞ………(ガクリ)」


「こ、コメさーん!?」


物質界出身者達「「「「きぼうのはな~~」」」」


佐夜・美里「「………言うと思った」」

 部下の女の子には悪いけどそのセリフを言われたら歌わずにはいられないって。


 とはいえ、男は瀕死の重傷を負いながら不思議と死んではいなかった様なのでニケに入り口まで運んでもらったとさ。




マロン「遂にここでの出番も無くなりそうね……」

ハーマン「うむ。儚い出演だった」

剛「極端な絶望!?」


作者「いや、今回は時間が無かっただけだから。次はちゃんと前書きと後書きに出すから」

マロン「ホント!?」

作者「近い近い!?」


 次回も宜しくです。では。

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