第14話 ~選抜戦・決勝(ありえない結末)~
また長いです。そして意外な決着をどうぞ
「佐夜や。ちょっといいかの?」
「え、アルガド爺さん?何でここにいんの?」
「細かい事は良いんじゃ。それよりあの小僧の事なんじゃが………」
選抜戦第二試合が早々に終わり、決勝が早まってイング達の出番も早まり、再びグラウンドに向かう途中、出口付近に何故か佐夜の錬成術の師匠【アルガド】が居て、佐夜を呼び寄せて佐夜の耳に何かを言った。
ボソボソボソボソ……………………
「え? えええぇぇ───────!!?」
出場口付近に佐夜の驚愕した声が響いて、その近くの観客達がビクッてした。
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「ではこれより選抜戦、決勝を行います! まずは選手の紹介です───」
解説の人が興奮した声で場を仕切り始め、それに応える様に観客達も大いに盛り上がる。
「北門から来るのはー。我らが王国の『愛すべきどじっ娘姫様』エミリア様ぁ!!」
「「「「わああああああ!」」」」
「「「「姫、カッコイイ!」」」」
「「「「美しいです王女様!」」」」
「「「「ひーめ!ひーめ!どじっ娘!」」」」
「誰がどじっ娘ですか!」
解説の人とファンと思われる人達のどじっ娘コールにエミリア王女が吠える。
愛すべきと言っていたのにあっさり王女をスルーする解説の人は次の紹介をする。
「南門から来るのはまさかの下剋上!?チームランク最下位からの逆襲、チ~~ム、【アルケシス】!!」
「「「「うおおおおおおお!!!」」」」
観客席から応援するのはアルケシス同様、ランクの低いチーム達……だけではなく、上位チームの人達もアルケシスを応援していた。まあ決勝で行われる試合が1位VS最下位という前代未聞な戦いだ。
つまり、みんながみんな、イング達がどんな戦いをするのかに興味があるのだ。
それともう一つ、観客達を魅了するもう一人の選手─────────
「チーム【アルケシス】。まずは今年からのニューフェイス。麗しき美少女的存在にて王都内の人気が急上昇! しかしその正体は男!? いや、もう男性とか女性とかの性別を超えた存在と言えよう! サヤ・ミサト!!」
「「「「サヤがんばれー!!」」」」
「「「「サーヤ!サーヤ!」」」」
佐夜と交流のあった生徒やその他の観客達は純粋に応援する。が、
「え?あの娘、男の子なの!?」「ありえねぇー!」「うっわ、やっべぇ、すげぇ可愛い!」「生まれてくる性別間違ってるよ!」「ぺろぺろしたい………」「激しく同意!」「「「お、お姉さま(鼻血)」」」「おい、何かヤバイ奴らがいるぞ!?」
佐夜の存在を知らなかった人達は、佐夜を見て様々な反応を見せる。一部身の危険を感じる人達がいたが。
「あ、あはははは………」
そしてその反応を見て佐夜は乾いた笑いしか出ない。
その後にイング、タック、マナ、ノン、ロロと紹介され、続いて国王の式辞──「ちょっと待ったぁ!!」───の筈だったのだが、謎の待ったコール(超古いネタ)で闘技場のグラウンドに入って来た人物は何と………!(古い言い回し)
「「「「「「ニケ!?」」」」」」
右手にギブスを巻いたニケが何故か戦闘服を着て仲間の元へ来た。
「アタシも出るよ。決勝」
「「「「「「はぁ!?」」」」」」
怪我で棄権した筈のニケが出場すると言い出してみんなが驚く。
「おおっと!ここで準々決勝で腕を骨折し棄権を余儀なくされたニケ選手が出場すると言い出しているぞ? これは一体どういうことだ!?」
解説の人もニケの骨折の事は知っているので、何で出ると言っているのかが分からない。観客達もニケの腕を見る限り出るのは無理だろうと思っていた。
「ふんっ!!」
ピキピキ…………バカンッ!
「「「「「「!?」」」」」」
ニケが右腕に力を入れると、ギブスが割れてニケの右手が出て来た。ニケは手をグッパグッパして、肩をグルグル回し、『骨折の怪我はもう痛くないよ』とアピールする。すかさず担当の医者や解説人、審判が確認し、ニケの決勝戦の参加を認めた。
「おいおい……本当に大丈夫なのかニケ?」
「「腕、本当に大丈夫?」」
イングと双子が駆け寄ってニケの腕をツンツンする。
「大丈夫。というかアタシが居ないとエミリア王女には勝てそうにないだろ?正直言って」
「まあな………」
ニケとイング。二人でエミリア王女の方を見る。正直言って、ニケを足しても勝てる気がしない相手だ。だったらまだニケがいないより、居た方がまだ勝機はある。
「…………どうでもいいですけど、早く始めてくれないかしら………」
「……そうじゃのう………」
置いてきぼりのエミリア王女と王様が愚痴る。
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「ん、こほん。では改めまして国王の式辞です。国王様どうぞ!」
「ん、ん。民の諸君よ─────────────」
ようやく王様の式辞が始まり、会場の皆は黙って王様の話を聞いている。
そんな中、佐夜が先ほどアルガド爺さんが言っていた事を思い出し、イングの方を見る。するとイングも佐夜の視線に気づく。
「ん? どうしたサヤ?」
「なあイング。身体の方は大丈夫か?さっきの試合で相当魔力を消費してたけど……」
王様が話しているのでコソコソ話す二人。見ようによってはイチャついている様にも見えなくもない。
「ああ、枯渇寸前まで消費したけど何とかな。一応医務室で魔力回復促進剤を飲ませてもらったけどまだ全然回復してねえよ」
「そ、そうか……」
「でも魔力が少しだけ回復すりゃ何とかなるさ。多分………」
「多分って……まさかお前………」
佐夜がイングに問い詰めようとした時、
「────────ではこれより決勝戦を行う。両チームとも。準備は良いか?」
「よろしいですわ!」
「は、はい!」
王様の話が終わり、イングとエミリア王女に話しかけられた事で佐夜の話が中断された。
(本当に大丈夫かなイングの奴。もし爺さんの言う通りになったらとしたら俺は……)
佐夜の思いつめた表情にイングを除いた5人が佐夜を見て首を傾げた。
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「では、決勝戦──────────開始!!」
わあああああああああああああ!!!
王様の掛け声によって最後の戦いが始まり、周りの観客達からは興奮の声が上がる。
そして、両チームが戦闘態勢に入り、
「はああああああ!!」
「っていきなりかよおい!?」
開始直後、イングがいきなり【カゼノコロモ】を発動させ、エミリア王女に特攻する。佐夜はイングがいきなりそれを発動させるとは思わなかったので、ついツッコんだ。
「っ!?」
いきなりの奇襲に驚きを見せつつも、冷静にガードする王女。その辺りは流石ランニング1位。
「ふっ!」
「っ! くっ!?」
それでも普通の状態では流石に押され始める王女。一方的に王女を押しているイングに観客達から歓声が沸く。特に王女と戦って負けた連中からの応援が激しい。
そのイングの奇襲が功を奏したのか、王女のジュエルが青から緑に変化する。
「っ!? 駄目だ、イングが危ない!」
しかしそんなイングのちょっとした変化に一目散に気付いた佐夜が駆け出す。
「え? おい、サヤ!?」
「ちょっとイングの様子がおかしいね」
「………多分魔力が回復しきってないからまた枯渇寸前?」
「「それってかなりヤバイんじゃない!?」」
「ああ、アタシらもイングの元に行くぞ!」
「おう!」「分かった……」「「うん!」」
遅れて残りの4人もイングの元に駆け出す。
「っ!? くそっ! 魔力がもたなかったか…………」
「どうやらその通りらしいですわね。まさかいきなり奇襲で、それも最上級補助(付加)魔法で突っ込んで来るとは思いもしませんでしたけど………!」
「ぐっ!? がはぁっ!!」
「少しだけヒヤッとしましたわっ」と王女言い、鍔競り合いから一転、イングを弾き飛ばし、背中から叩きつける。それだけでイングのジュエルが青から黄色にまで変化した。これは単純に王女からの弾き飛ばし&受け身の取り損ないからのダメージ追加によるもの。
「そして、これで貴方も終わりですわ!」
転がるイングに一瞬で詰め寄り、上段の構えから止めの一撃をかます。
「そうはさせないっ! っ痛ぅ!」
王女が剣を上段に構えた一瞬の間に佐夜がイングを拾って回避する。が、剣先が脇腹を掠めた。たったそれだけで佐夜のジュエルも黄色に変化した。これは単純に王女の攻撃力が高い事を示している。まともに食らったら1キルで戦闘不能だろう。
実際にそれを食らって1キル戦闘不能した観客席の生徒達は皆、震えが止まらない。
「さ、サヤ………?」
魔力が枯渇寸前で眩暈しながらも自分を庇った佐夜を見るイング。
「イング。………このバカ!!」
「っが!?」
至近距離で罵倒された事で更に意識が飛びそうになったイング。
「あれだけ皆に『無茶はするな』って言われてるのにお前ってやつは………!」
「す、すまない。でも────────」
「でもじゃない!」
「うっ!………ごめん」
「全く………。で、今皆がエミリア相手に必死に時間稼ぎをやってくれてる間に俺達は俺達でやる事があるぞ」
「? 何を─────」
───────────────────────────────────
イングは思った。まず、エミリア王女は回避能力が高いので、まともに魔法は当てられない。ならと接近戦に持ち込めば強力な一撃でやられる可能性が高い。ゆえにマナやニケをエミリア王女にぶつけても勝てない。勿論、佐夜、タック、ノンとロロを含んで乱戦に持ち込んだ所で勝機はそんなに上がらないと踏んでいた。
だから一か八かのカゼノコロモで奇襲を掛けた。3分は持たなくとも魔力が切れるまで攻めて、エミリア王女のジュエルを黄色か赤まで持って行けば後はみんなで何とかなると思っていたからだ。
しかし、実際は30秒も持たず、おまけに緑までしか削れていない。これではもう勝てないと思った。いくらみんなが束になって挑もうともだ。
でも、佐夜は時間稼ぎと言っていた。
つまりみんなはエミリア王女を倒すのが目的ではない?
??? どゆこと?
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魔力の枯渇により思考力も低下しているせいか、ますます混乱して目がグルグルになっているイング。
そんなイングに佐夜は普通じゃ絶対ありえない行動を取った。
「サヤ。お前一体なn…んぐっ!?」
「んっ、んんっ、んー………」
イングが黙るのも無理はない。何故なら佐夜に『キス』されているからだ。グラウンドの中心で。それもかなり濃厚でディープなやつを、だ。
「な、ななななな………なぁ──────────!!?」
こちらの様子を見ていた王女が指をさして硬直して絶叫した。
「ん?王女の奴。何で固まって────うぇぇ!?」←しぇーのポーズで固まるタック
「「ひゃあああああ!!」」←両手で顔を隠すが指の間から覗いてる双子。
「……まさか二人の関係がここまで進んでいたとはね」←どこかズレてるニケ
「ニケ。ズレてるズレてる」←唯一佐夜の行動に理解しているマナ
王女が硬直してるチャンスだというのにも関わらず、仲間達もパニックになる。
そしてそれは会場全体にまで伝わる。
「おいおい……キス、しちゃってるよ」
「えぇ!? あの二人って男の子同士でしょ!?」
「わ、わあああああ………」
「やっべ……何か鼻血出た」
「何かこう………凄いもの見ちゃった系?」
「滾る……滾るわぁ!」←メモに何かを書く女子生徒
「あああああ!?お姉さまがぁ!?」
「あの野郎……なんて羨ましい事を………」
「…………………(大量の鼻血)」
「pすえthbcgふいdじゃrんwnふじこkrcz!!?」
会場内は最早、戦いを観戦している状況ではなく、何かこう……別のナニかを見ているようであった。
「ふふっ。これはこれで一興。中々興味深いのぅ~~」
王様でさえ二人のキスシーンをガン見している模様。心なしか顔が赤いような?
「ん……んん………ぷはぁ!」
「はぁはぁはぁ………。サヤ。お前、一体、俺に、何を、した、んだ?」
短くて長い(実際は2分くらい)キス(?)が終わり、息の整わない内に佐夜に問いかけるイング。その顔は超真っ赤で、色白で有名なエルフからしたらよく目立つ赤さだ。
「はぁはぁ。ん……。これは、魔力、供給、だよイング。」
キスをしてきた佐夜も息を整えながら真っ赤になって応える。二人とも凄い真っ赤。
「魔力…供給? っ!これは!?」
佐夜のキスによる魔力供給によって、イングの体内に魔力が溢れる。
実はこれこそ闘技場に入る前に佐夜がアルガドに言われた緊急処置である。魔力が枯渇したときの対処法として錬成師(一部例外在り)は己の体内の魔力を、魔力を分け与える対象者の魔力色に合わせ錬成し、接触して魔力を譲渡することが出来る。本来なら皮膚接触(手を握る)とかでも魔力供給は可能ではあるが、割と時間が掛かる。
そこでアルガドは一番手っ取り早い方法………すなわちキスなどの粘膜接種をすれば短時間で事を済ます事が出来ることを佐夜に伝えた時、佐夜が驚愕の声を上げていたのだ。
「と、ともかく、これでまた『カゼノコロモ』が使えるだろ?」
「あ、ああ。サヤのおかげでな」
「……………(真っ赤)」
「……………(真っ赤)」
流石に恥ずかしくなって相手を直視できず、互いに目を背ける二人。この何だか甘酸っぱい光景に、
「うっわー、甘いな~」
「うっ…砂糖吐きそう……」
「リア充死ねばいいのに………」
「激しく同意!」
「お前等、あれが羨ましいのか?男同士だぞ?」
「「「「「「(サヤが)可愛いければ問題なし!!」」」」」」
「………………」
観客達(男達)からはイングへの嫉妬が爆発。
「あの二人、照れちゃって可愛いね」
「う~ん。青春だね!」
「正直羨ましい………」
「何か物語に出てきそうな光景だわ」
「あそこだけ別世界じゃない………」
「お姉さまの唇を奪ったあの男(イングの方)……殺す!」
「「激しく同意!!」」
「………何か一部危ない娘達がいるわよ?」
女性達からは羨む視線を感じた。一部、イングへの殺気が混じっているが………。
「……………」「……………」
戦闘とは別世界に居るような感覚に陥る二人は、互いをチラチラ見ながら様子を窺っている。
しかし、そんな時間も長くは続かない。何故なら──────
「い、い、いい加減に……なさ─────い!!」
「「うわっ!?」」
いつの間にか後ろに立っていたエミリア王女が叫び、二人がビクッとなった。ちなみに仲間のみんなも近くまで来てて、ジト目でこちらを見ている。
「はぁはぁはぁ………。今は戦闘中、しかも決勝の舞台なのですわよ! だというのに全く貴方達は本当にもう………」
全力で叫んだ後、額に手を付いて溜息を付く王女。
佐夜とイングの二人がようやく気が付いて周りを見れば皆が皆、闘技場内の全ての人全員が『こちらを見ていた』。
二人のキスシーンから、照れ合う所まで。全部だ。
「あ……あ、あ、あわわわわわ…………」
「……………………」
佐夜は顔が真っ赤になり、イングは硬直して石になった。王女と仲間の皆は相変わらずジト目で見てくる始末。
最早この状況。試合どころではなくなってしまった。その結果。
「え~。まことに残念ではありますが……この決勝戦は無効。つまり没収試合とさせていただきます」
「「はぁ!?」」
「いや、当たり前だろ……」
「この状況。もう試合どころじゃない………」
「ほら見なよ。観客席たちの色めき合う光景をさ」
解説の人が会場内の皆に『没収試合』を告げ、佐夜とイングが驚きの声を上げる。
しかし、あまり聞きなれない単語に皆、首を傾げ、慌てた解説の人がその内容告げる。
没収試合:(簡単に説明すると)反則系などのトラブルを起こして試合どころではなくなった場合、トラブルを起こしたチームを問答無用で敗北させる事。
「しかし、チームアルケシスは『反則』はしていない為、敗北にはならず、勝敗……つまり、優勝者は王様自ら決める事になりました!」
闘技場内のみんな(当事者達も含む)は『どういうこと?』的な感じで頭に?マークを浮かべる。意味が解らない。
「ん、ん。こほん。本来戦いとは歴史の物語そのものと言って過言ではなく、この選抜戦もまた物語の1ページに等しく、人と人が戦って勝敗を決めるのだが、結末はいつも勝者と敗者に分かれ、勝者は全てを得え喝采を浴びるが、敗者は身も心もボロボロになる上に何も得る事が無い事も多い……」
王様は一度言葉を区切り、続きを言う。
「選抜戦だけに関わらず他国との戦争を含め、そんな光景が永遠に続いてきた。しかし、歴史=物語ならば生き死にや、傷つけ合う事ではなく、こんな決着もあるのではないかと私は先ほどの光景に感動を覚えたのだ!」
そういって王様はイングと佐夜、二人を指して言った。
「愛する者のピンチを救う為に駆け付けキスをする。専門家は『魔力供給の為』だと言ってはいたがそんなのは関係あらず。『戦闘中にキスをし、皆にその光景を見せ、闘争の士気を無くす』それは争いを無くすという点では実に有効だと私は判断した。もし他国との戦争で互いの士気を下げ、犠牲者が減らす事が出来るならば、これはその士気下げる事の出来るヒントとなろう。よって─────」
王様はもう一回言葉を区切り、最後の言葉を繰り出す。
「この選抜戦。優勝者は『イング』と『サヤ』の両名とする!!」
わあああああああああああ!!!
王様の宣言に観客席は大いに沸いた。キスをして戦闘が終わる。一見すると物凄く下らない結末なのだが、士気を下げ、『戦争どころではなくなる』という点では大いに評価された為、このような結末になった。
「「な………なんじゃそりゃああああ!!?」」
しかし、当事者である二人には不本意な結果に絶叫した。
そりゃそうだ。せっかくエミリア王女対策でイングに魔力を供給したのにも関わらず、その意味が無くなってしまったからだ。これには佐夜の対策の詰めが甘かった為起きたトラブルで、イングにキスをする前に周りのみんなに見られない様、防御壁でも張って見られなくすればこんな結末にはならなかったに違いない。
そういう意味ではこの試合、佐夜が勝手に決着を付けてしまったと言う事になる。
本当に一体何だったのだろうか。この茶番劇は…………
変な終わり方をした選抜戦。これからどうなるやら………




