表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ふたり。  作者: アリバイ
1/1

俺と、私で

「にゃあ、だめにゃ、わたしには旦那がいるにゃ、ぁ……っ、にゃめぇぇ!」


「ぐにゃにゃ、もう逃がさないにゃ! 俺様の股間で暴れるアンドロメダを貴様のブラックホールにビッグバンしてやるにゃ!」


「にゃめっ、そんにゃあぁぁぁっ! にゃ、ぁ……! 旦那のよりおっきい…………!」


「…………永久子さん、永久子さん。永久に子どもと書いて永久子さん、俺の部屋の窓から上半身を乗り出してお隣の中村さん宅の軒下を見下ろし、あげく近所中に響き渡るような声量で卑猥な言葉を並べて、何やってるんですか」


「人を永遠のロリみたいに言わないで。…………知りたい?」

「知りたいです。明日からどのようにご近所付き合いしたら良いかも知りたいです」


「あらあら知りたがりやさんね。でもね、女は秘密をドレス代わりに美しくなるものなの。だから女から秘密を奪うのは服を脱がすも同然よ」


「超良い女じゃん! こんな田舎町に居ちゃ駄目だよお前、歌舞伎町行けよ! で、何してるんですか」


「中村さん家の軒下で絶賛交尾中の猫にアフレコつけてるのよ」


「窓から落ちて頭をビッグバンしろ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ