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『経信、宗通の任官をとどむると速記に記さるること』速記談2037

作者: 成城速記部

 藤原宗通卿は、まだ幼い無位無冠のとき、童殿上した。宗通卿は、白河上皇の近臣である俊家卿の嫡男であったので、官位を与えようとの評議が行われたが、源経信卿が、昔、宇治関白藤原頼通公の牛飼いが、童姿のときに土佐目に任じられたことがありました、と申し上げると、公卿一同お笑いになり、任官の沙汰はうやむやになった。そのときの速記録には、一同笑う、と書かれている。



教訓:昭和のころ、一流の新聞記者は、速記の技術を持っており、「笑い」の符号は、横棒のない「す」を三つ重ねたようなものだったとか。


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