全年齢なろうにおける寝取られ・ざまぁものの見解と自分の考え
序盤がただの愚痴になってる...
作者様及び作品に大して悪意があるわけではございません
ただ、そう思ってしまい衝動で書いてしまいました
初投稿です
読み専の自分が、最近ある作品を読み、全年齢なろうにおいての寝取られについて思ったことを書こうと思います
まず初めに、ある作品について愚痴をこぼしています。興味のない方はスクロールしていただけると幸いです。
新しい作品を探している時、ファンタジーもの、戦記もので見つけたそれは評価の高い作品で、話数もあり、読んでみようと思いました。
作品には「寝取られ」タグがあり、それでも読んでみようと決め読みました。
後悔しました。1話1話が読み終わったあと、ため息のでるような気分の沈む話でした(タグにも胸糞注意がありました。気づかなかったorz)50話近く、主人公があまり幸せになっていないのも印象的でした。
(これは感想欄も荒れてるな)と思い、見るとやはり否定的な意見がありました。
また、その作者様の活動報告を見ると、やたらと作品の設定を出しており、その中で作者様が設定を練っていて、主人公や登場人物達を描いているのは分かりました。
ただ、じゃあ寝取られを主題に置くなよ!と言いたい。なるほど、作者様は絶望を乗り越える主人公を書きたいのかもしれない、じゃあそれに寝取られは相応しくないだろ...他でも主人公の悲惨な演出の仕方はあっただろ、と思ってしまいました。
また、あるランキングに載った寝取られ作品は完結までに、あまりの感想の批評の多さに感想欄を閉じていました。作者様も影響を受けてしまい、活動報告で筆を折るところだった、と語っていました。その作品は自分も読んでみたのですが、賛否両論のある終わり方で、やはり、読者として、望んだ終わり方ではなかったなと思いました。
この件をふまえて、なろうでの寝取られ作品についての見解と自分の考えを書いていこうと思います。
自分はよく「ざまぁ・復讐」ものというものを読みます
結論から言ってしまえば「ざまぁ・復讐」ものを読む理由は、”簡単にカタルシスを得られる”の一言に尽きます。こういう方は自分を含め、一定数いると思います。
「ざまぁ」ものに対して低俗だと思われる人もいるでしょうが、自分もその通りだと思います笑
ですが、なろうにおいて一定数の読者を集めるジャンルなのだと思います。
ここでいう「ざまぁ」ものは沢山ありますが、今回、自分が言及したいのは「寝取られざまぁ」ものについてです。
ランキングを見る方は多い思いますが、タグに「寝取られ」、「NTR」を含む作品が上がっているのを度々見かけます。その多くに「ざまぁ」タグが含まれています。
なぜ2つがよくセットになっているのだと思いますか?
それは、やはり”簡単にカタルシスを得られるから”だと思います。
主人公にとって、寝取られた相手、寝取った相手を明確な敵としてイメージしやすく、その上、相手側をクズな性格にすることによって主人公の正義性を際立たせ、ざまぁ・復讐に繋げやすいからです。
しかし、R15までを対象とした寝取られ・寝取られざまぁ作品を書くのは、読者を集めやすいというメリットよりもデメリットの方が多くなってしまうと考えています。
自分が思いつくだけのデメリットを挙げていくと、
1つ目に、話が広げにくい
物語の主題が「寝取られ」だから、その問題が解決してしまえばそれで終わりになります。言わば一本道の話になりがちです。
2つ目は、題材として重いものを扱うため、話が暗くなりがちで、読む方も書く方も大変ではないでしょうか。
寝取られものでエタる作者も多いと思います。
3つ目は、作者が大変な部分なんですが、感想欄が荒れやすい、ヘイトコントロールが大変だったりします。(そういう部分でも、作者が読者に批評されやすく、エタりやすいジャンルなのだと思います。)
そして、最大のデメリットが、話数が増えるごとに読者が減ります。
これが上記で書いた主人公の人間的成長と寝取られが合わない最大の理由だと思っています。
寝取られもの、寝取られざまぁものを書く場合、物語の起承転結において「寝取られ」が主題として起に確定してしまいます。そこで、もし、承の部分(寝取った相手にいいようにやられている部分)が長かった場合、読者は毎回、もやもやして読むと思います。
R18小説なら、そこで興奮する場面だと思うのですが、全年齢なろうでは、ただの胸糞悪い部分でしか無くなってしまいます。(もちろん、そういうエピソードも大事かもしれませんが、数十話も続けば、読むのが辛くなってきます)
作者が主人公の成長、思い悩む姿を見てほしいと書いても、カタルシスを求めに来る読者は予想と違った展開に不快感を覚えてしまい、読む気力を無くしていくのだと思います。
寝取られざまぁものを読む時、話が大抵バッドエンドから始まっているため、多くの読者が望んでいる終わり方は「主人公にとってのハッピーエンド」だと思っています(違う人がいたらごめんなさい)
ハッピーエンドまでの程遠い道を、どれだけの読者が耐えられるでしょうか?
もちろん、生々しい部分が好きだ、苦労あってのハッピーエンドだという方も多くいると思います。
ただ、やはり多くは簡単にカタルシスを得るために作品を読み、「寝取られ」と「ざまぁ」を紐付け、早く主人公に幸せになって欲しいと、スッキリしたいと思ってしまうのです(自分もそう思ってます)
最後に、これから寝取られざまぁものを読もうと思っている読者へ
完結済み、話数の少ないものをオススメします。
探せば沢山あるので
これから寝取られものを書こうと思っている作者へ
主題として書かない方がいいと思います
物語の章としてなら、まだ絡めやすいと思います(それでも、寝取られ展開は賛否両論が出てしまうことが多々あります)
それなら、主人公の至らない部分を出して、章を通して人間的成長を書きやすくなるのでは、と思います。
そして...こういう寝取られを主題にした作品は読まない方が精神衛生上よろしいと思います(ここまで語ってきておいて)
もっと明るい作品を読みましょう!
ベタベタのラブコメとか、ほのぼのファンタジーとかね
初投稿で至らない文章だとおもいますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
賛否両論あると思いますが、感想があればなんでもお書き下さい。
衝動的に書いてしまい、書きたいことの半分ほどしか書けませんでした
自分の考えや言葉を文章に起こすのは難しいですね
少しずつ改稿していこうと思います