最強の軍 復活へ向けて②(古書館にて)
「ここか……」
地下へ降りてみると、そこには箱のようなものが置かれた部屋があった。
「本なんて見当たらないが?」
「すべてその箱の中です。箱に手を入れてみて下さい」
「今思ったんだが、その敬語やめてくんないかな?最初あった時の話し方でいいよ」
「わかりま…わかったわ」
早速箱に手を入れてみる。
すると体の中に記憶や情報が流れ混んでくるような感覚がした。
「この箱はこの国が建国される前からあったそうよ。作り方や仕組みはよくわかっていないみたい。とりあえず、調べたい事柄を頭に思い浮かべてみて」
とりあえず俺はこの世界の魔力のことを思い浮かべた。
「うおっ!」
頭の中にたくさん文字が浮かんでくる感じがした。
「今、あなたの頭の中に読めない文字が浮かんでいるはず。それを紙に書き写して、後で翻訳しながら読む。これがここの利用方法よ」
「………いや、読めるんだけど」
「へ?」
そういえばこの世界の言葉も何故か理解できている。
「この世界の言葉も何故かわかるようになっているから、俺はどんな文字でも読めるようになってるんじゃないか?」
「……! なら私は召喚陣の作り方、使い方を読み解く事に二年使ったけど、あなたがいれば他の古代魔法具を作るのには一か月で事足りるかも……!」
「古代魔法具?召喚陣のようなものが他にもあるのか?」
「ええ。古代の英知である魔法具は他にもあるわ。強力な兵器や、とても便利なものがたくさん!」
他国に対抗する手段はこれしかない!
「なら作ろうか。その強力な兵器とやらを!」