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俺の魔法…

説明回です。

すいません。


美女がなんか世界がどーのって言ってる…


「ふふふふふふふふ!」


なんか怖い!

「あ…あの…」

俺は恐る恐る声をかける。

「はっ!………ゴホン!

ごめんなさい驚かせてしまって…

あなたを召喚した、アサマニア王国の姫

レインと申します。どうかよろしく。

あなたのお名前は?」


さっきまでのことが気になるが…

とりあえず名前を教えるか。

「鷹田 恵です。よろしく。」


「タカダ ケイね。よろしく。」


「ケイと呼んでください。さっきの世界がどーのっていう話なんですか?」



「あなたは召喚された英雄なのです。

私が自分で4歳から研究を重ね編み出した「召喚陣」というモノにいろいろと供物を捧げて召喚しました。」

レインはドヤ顔で言った。


…しかし…

何言ってんのか訳ワカメ…

「召喚陣とは?」


「企業秘密です」


なん…だと…

「魔法みたいなモノですか?」


「いえ、魔法とは、また別なのですよ」


……ん?ということは!

「この世界には魔法があるんですか?」


「はい」


ならば! もしや!

「僕は魔法使えますか?」


「はい」


よし!

ケイは心の中でガッツポーズした。

「して魔法とはどう使うんですか?」


「魔法とは自分が魔力というものを自覚した時、初めて発現します。あなたからは相当な魔力を感じるので、すごい魔法使いになりそうですね」


ん?

「これが魔力ですか?」

ケイは体の中に循環している力を感じとった。


「へ?まさか、もう魔力の感じをつかんでしまったのですか?」


「?」


「しまったーーー!!!!!!」


「??!!??」

レインが急に大声を出して、絶望していた。


「な、何か?」


するとレイン姫は説明した。

「魔法は、魔力を自覚した時、初めて発現します。そして、初めて発動する魔法は、その時一番印象に残っているものの影響を強く受けます。そしてそれ以外の魔法は一生使えません。あなたには火を見せまくって最強の火魔法使いにしようとしたのに……ブツブツ…私の計画が…」


最後の方聞き取れなかったがつまり、

①もう俺の魔法は発現している。

➁その魔法とは、一番印象に残っているもの、つまりレイン姫である。

③俺は、その魔法しか使えない。

ということだ。


かっこいい魔法使えるようになりたかったな。

………俺の魔法って……






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