第五話~謎の人物~
「黒龍、準備しよう?」
[準備ですか?]
「そう、白い神様に復讐する」
[主・・・ ・・・ ・・・]
「夜と戦うのはやだけど、ずっと私の中で苦しんでた黒龍をほっとけない」
[ほんとにいいのですか?]
「うん」
side黒龍
ありがとう主、そしてごめんなさい
こころ優しいあなたを利用することをお許しください
しかしこうするしか方法がないのです、私の憎しみを晴らす方法がこれ以外にないのです
私はあなた様の体を、乗っ取らせていただきます
これもアイツヲコロスタメ、分かっていただけますよね?
~終~
~同時刻~
「白夜、手伝ってくれないか?」
[何をでしょう?]
「憎しみの連鎖を止める」
[・・・ ・・・ ・・・ ・・・]
「白夜?」
[オマエノカラダモラウゾ]
「なっ・・・びゃく・・・ ・・・」
・・・(ニヤッ
「ヤットテニイレタ、ニンゲンノカラダ」
side白夜
憎しみの連鎖を止める?ふざけないでください
私がどんな思いで、あなたを主にしたのか知らないくせに
ノットッテヤロウ
そうだ乗っ取ればいいんだ!
憎しみの連鎖を止めるなどそんなことさせない
待ってろすぐにお前をコロシニイクヨ
~終~
復讐を求める黒い神憎しみの連鎖を続けようとする白い神
さてさて強いのはどちらなのか
そして、乗っ取られた子供は・・・ ・・・
おっと、いけないいけない・・・俺としたことがこの話はまだ必要ないね
《彼》はどう動くのかな?
この物語の中にいるのにいないものとして扱われている
きっともう誰も《彼》のことを気にも止めてない
すべての現況である《彼》は・・・ ・・・ ・・・
あぁ、楽しみだな~
君ならこの物語をどう終わらせる?
happy end?それともbat end?
俺かい?俺はね・・・ ・・・
ふっふふあはははははっ
これを読んでいけばわかるさ、俺の求める end がね
ん?俺の名前?・・・ ・・・ ・・・
特にないな、あえて名乗るとしたら俺は【狂乱の崔者猫】・・・ ・・・
狂乱でも崔者猫でも好きに呼びなよ
おっと、おしゃべりが過ぎたね?俺の事を知りたいなら、この物語の end を見届けて、そして探し出しなよ
俺についての手がかりを・・・ ・・・
さぁ、物語の続きを始めよう
・・・ ・・・ ・・・キィーッ・・・ ・・・ ・・・パタンッ