↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/15

全ての始まり4

僕が校長室から教室に戻るとちょうど授業が始まった。

しかし、僕は授業など全く頭に入って来なかった。

理由は簡単だ。遥を校長に取られたからだ。

いつも、心の支えになってくれていた遥が僕の目の前から消えた。

「あんた!早く私の目の前から消えてよ!」

あれは堪えたな。

あんなに遥に睨まれるなんて。しかも、あの形相はただ事じゃなかった。

今までの遥からは考えられなかった。

僕は頬を全力でつねった。これは悪い夢だと思ったからだ。

しかし、現実は甘くはなかった。

ただ頬が痛いだけだった。

これは夢ではなく現実だった。

理解したくないけど現実なのだ。


僕は授業が終わるとすぐに帰ろうとした。

今は何もする気が起きず、ただ帰って休みたかったのだ。

僕は帰ろうと靴箱で靴を取り出した時に何が靴箱から落ちた。

それは手紙だった。

そして、その手紙には 徹へ と書かれていた。

僕はその手紙を持って公園に行った。


桜公園。

この公園はその名前の通りに4月になると桜の花が綺麗に咲く事で地元では有名な公園だ。

また、僕たちがデートの最後にキスをした場所だ。

デートでここ来たときは幸せで希望で胸が一杯だったが、今は絶望で胸が張り裂けそうだ。

僕はベンチに座り、手紙を読んだ。



徹へ。これを読んでる頃には私は変わっているかもしれませんね。これを書いている私は今、おかしな事になっています。校長先生に気持ちが奪われそうなんです。何かの呪いのような無理矢理私の気持ちが書き換えられているようで気味が悪いです。もし、校長先生に私の心が奪われても何とか私を信じてください。私はあなたの事がいつでも大好きですから。 あなたの彼女、遥より。


僕は手紙を読んだら、いつの間にか泣いていた。

遥は僕の事を嫌いになった訳ではない。

それなのに僕は遥の事を嫌いになりそうになっていた。

僕は最低だな。

それに、僕には校長から遥を取り戻す手段が無い。

僕は弱い。

もっと力が欲しい。

あいつから遥を取り戻す力を。

いや違う。あいつに絶望を与えてやれる程の力が欲しい。

僕がそう想っていると、辺りが暗くなり周りには人どころかカラスさえもいなくなっていた。

そして、僕は何か寒気を感じていた。

何が僕の近くに来ているのを感じたのだ。

すると、地面には何かの模様が浮かび上がり、そこから一人の女の人が現れた。

その人は黒い髪に真っ赤な瞳をしていて背中にはコウモリのような黒い羽を生やしていた。

そして、その人は言った。

凍るような声で言ったのだ。

「あなた、私と契約して復讐しない?」


感想出来ればお願いします。

作者はどんな感じか分からず手探り状態なので

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。