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悪女の娘  作者: お茶の子
20/21

ポーション作り

ゴブリン討伐が無事に終わってから休みを1日増やしてポーション作りを本格的に教えてもらうことになった

ゴブリン討伐ではマーサにポーション納品依頼で大変だったからだと思う

しかしポーション類が充実していたので怪我をすぐ治療出来て良かったと参加してた冒険者が言ってのをギルドで耳にしていた

ポーションを買い取りしてもらうには下級薬師の資格を取得しないと行けないそうだ

下級薬師は民間でも神殿で試験を受ける事が出来る

条件はポーション マナポーション 毒消しを一定の品質で作れる事

マーサは上級薬師の資格を持っているので見習いにしてもらいポーション マナポーション 毒消しを作る練習をする事がギルバートさんとマーサで話し合って決まった


マーサの上級薬師は学園に入学して薬学の授業を受けて合格を貰い試験を受けないと資格は貰えないそうだ

見習いは半額程度で買い取りしてもらえるのでギルバートさんからギルドで買い取りしてもらえるから沢山作れと言われてしまった


「さあ ポーションを作って下さいませ」

マーサの手伝いはいつもしているので思い出しながら薬草を綺麗に洗って 塩を入れた少し茹で灰汁を抜き冷水であら熱を取り刻んで調合釜に浄水と一緒に入れてかき混ぜながら魔力を流す

一瞬光ると

「良く出来てますよ」

「ありがとうございます」

瓶に移し封をしていく

マナポーションと毒消しは質が良くなかったが出来たのでマーサからは合格と言ってもらえた

そのうち日は作れるだけ作った

「これだけ作れれば次の試験で合格出来ると思いますよ」

「はい 頑張って合格します」


それからは週に1度ポーション類をギルドに納品する仕事が増えた

マーサもギルドから依頼があるので一緒に納品していたのだが薬師の試験が近づくとマーサは少しずつ寝込む事が増えて来た

寝込む時はギルバートさんにお願いしてお休みさせてもらってる


「マーサはどうだ」

「ギルバートさん マーサは今寝てます やっと熱が下りました」

「そうか カーラに診てもらったか?」

「はい 今までの疲れが出てきてるそうです もう年も年だって言われました」

「そうだろうな そういえばクリスとかが寂しがってるぞ キキがお前のクリーンが無いと無理って言ってたぞ」

頭に手を当てて教えてくれる

ギルドの人達は皆良い人達で本当に有り難い

「そう言ってもらえると嬉しいですね マーサが元気になったらまたお願いしますと伝えて下さい あポーションとマナポーションは出来てます」

「本当か もらって行くわ 支払いはカードに入金しとくからな」

隣の部屋から木箱を持ってきてギルバートさんに渡す

「おう それよりここにはやっぱりマーサと2人だけか?」

「そうなんですよ 本邸の人は信用出来ないって言うので…執事ゼーロンさんは定期的に食材を持って来たり生活費やマーサのお給料持って来てくれますけどね」

「そうか…試験はいつだ?」

「明後日です でも今回は諦めようと思います マーサが心配ですから」

うーんと唸って

「嫌 明後日受けて来い その日はこっちに信用出来るやつを連れてくる きちんと試験を受けた方がマーサも安心するだろうからな」

「えでも…」



次の日にアリーナさんが別邸に訪れた

「アニーちゃん」

「どうしたんですか」

「明日マーサさんのお世話をさせてもらうわ」

「いいんですか」

「ええ 勿論よ 心配だろうけどきちんと試験を受けるのよ」

「はい ありがとうございます」


マーサのお世話しているときに話せるときに試験の事を伝えると

「頑張って来て下さいませ」

と言ってくれたので頑張った

無事合格出来たのだった




【誤字報告ありがとうございます!】

沢山直して頂いて感謝です!

間違えててお恥ずかしいですm(__)m

本当にありがとうございます!

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