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悪女の娘  作者: お茶の子
2/21

3歳

「ゴホゴホ」

季節の変わり目で体調を崩し熱を出してしまいベッドに引きこもり中 

頭には冷たいタオル 首には氷嚢が置かれている


あれからしっかり歩ける様になるまではお姉さん達が数人入れ替わりで遊んでくれて居たのだが2歳になる前に第一夫人のダイアナ様のご懐妊で忙しくなりマーサについてお手伝いをするようになった

お手伝いと言っていいのかは分からない

身体に引っ張られてるようで気がつくとベッドで寝ていたり絵本を読んでいたり花を詰んでいたり土で遊んでいたりする

この前は前日が雨で泥だんごを作るのに良さそうな水溜まりを発見し思う存分泥だんごを作って遊んでしまった

マーサにはとてもとても怒られてしまった

全身泥だらけで反省しました


「アニー様ご加減はいかがですか」

「だいじょうぶです」

「ではお食事とお薬ですよ」

「あい」

パンとスープを食べてさせてくれ最後に極苦の薬を飲んでそのまま寝てしまった


翌日には体調もよくなったのでマーサについてお手伝いをする

マーサはベッドにいて欲しいと言ってたが暇なのは嫌なので無理やりついて来た

強がってはいるが寂しい

マーサもわかっているので渋々了承してくれた

今からマーサはポーションを作るので薬草を取りに向かう

マーサやお母様と住んでいる別邸とお父様やダイアナ様が住んでいる本邸の間に薬草畑があるそうで初めて行くことが出来た


「アニー様こちらです」

「あい」

マーサが薬草の説明をしてくれた

薬草は葉と茎を使うそうで根は残して魔力水を与えるとまた芽を出すそうだ

「まりょくすい?」

「そうです 魔力水は水魔法が使える方は誰でも与えられます ただ質が悪いと薬草は育ちませんからアニー様は頑張って練習しなくてはいけませんよ」

「あい れんしゅうします」

微笑んで頭を撫でてくれる


小さい鋏で薬草を詰んでいく

籠いっぱいになったらマーサが魔力水をシャワーの様に振り撒いていく

採取した所以外も振りまいている

乾いていた土が水を撒いたことで小さな虹の様なものがキラキラして綺麗だった

「きれいです」

「お分かりになりますか?

薬草にも優しくするといいことがありますから大切をして下さいね」

「あい」

手を上げて返事をするとマーサは抱きしめて褒めてくれた


調理場ヘ移動しマーサが調合釜を準備している間にいつもの踏み台に登り薬草を綺麗に洗っていく

魔石のついた洗い場なので簡単に洗うことが出来た


「綺麗に洗えましたね 調合前に1つ薬草は苦いので先に塩を入れた湯に潜らせて灰汁を抜きます」

「あい」

鍋に湯を沸かし塩を入れる

沸騰したら薬草をさっと湯がく

あまり沢山湯がくとポーションは作れないらしい

水で粗熱をとってマーサと一緒に刻んでいく

「刃物を使う時は一緒の時だけですからね」

「あい」


刻んだ薬草と1度沸かして冷ました浄水を入れる

「あとは魔力を注ぎながら混ぜるだけです」

マーサの横に踏み台を移動させ見せてもらう

魔力を注ぎながらぐるぐる回していくと薬草がどんどん溶けていく

キラキラしてくると

「そろそろです」

マーサがそう言うとキラリと調合釜の中身が光る

「おお かんせいです」

ポーションの小瓶に小分けして封をしていく

マーサはゆっくり見せながら作業してくれるので楽しかった

最後に封をしていないポーションの半分を病み上がりなので飲むことになった

勿論半分はマーサが飲んでくれた

「にがくないです」

「そうです でもポーションは飲み過ぎるとだめですから気をつけて下さいね」

「あい」


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