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悪女の娘  作者: お茶の子
13/21

Gランクの仕事2

クリスさんはGランクの仕事を教えてくれた

「Gランクは10歳未満の子ども達の仕事だからアニーちゃんにやってもらったギルド内の掃除とか片付けなんかの雑用だったり町の中での草取りとかお使いが多いの」

「そうなんですね」

Fランクにも町の中での雑用のクエストがあるらしい


「初日からこんなに早く終わらせる子は初めてよ」

ととても褒めてもらえた

午後は予定通り森に行くことになるから気をつけるよと心配もしてくれた

縛る紐の事を聞くと一巻きプレゼントしてもらえることになった

「ギルド内の売店にもおいてあるから次からはそこで買うといいわよ」

売店には冒険者がよく使う物が置いてあるらしく麻袋や簡単に使える魔導具があると教えてもらった


休憩時間が終わるとクリスさんと別れギルバート産もと森に向かう

門を出ると

「きのうはしってもりまでいったのではしっていいですか?」

「勿論だ ついて行くから自分のペースで走るんだぞ」

「はい」

街道を真っ直ぐだったので迷うことは無さそうなのでいつも通りに走っていく

ギルバートさんは偶にこちらを見てスピードを合わせてくれる


「そろそろ森に入るぞ」

「はい」

スピードを落として森に入る

「滅多に魔獣は出ないが気をつけるんだぞ」

「はい」

森を歩きながら探索を始める

昨日とは別の方向へ入っていく

少し歩くと薬草を見つけたので採取する

10本集めるとクリスさんにもらった紐で縛っていく

魔力水を撒くとギルバートさんに呼ばれる

「これ癒し茸だ ハイポーションの材料になるやつだ

こっちは痺れ茸食べると痺れるやつ 痺れ薬の材料な これは食べれる 生茸」

「はい」

ギルバートさんがナイフで切る

「茸類は少し残すと同じ所に生えてくるからな」

「はい」

周りを見回し見つけた茸を採取していく

勿論麻袋は別々に入れていく

昨日マーサにも教えてもらってはいたが再確認出来て良かった

探索に何か変な感じものが引っかかる

「ん?こっちかな」

大木を回り込んでみると大人の腕の大きさの白いペラペラしたのもを見つける

「なんだろこれ へんなかんじですよね…」

後ろから

「ホワイトスネークの抜け殻か…いいもん見つけたな」

「ほわいとすねーく」

「そうだ 別にホワイトスネークはEランクの魔獣で強くないが縁起がいいと人気なんだ高値で買い取るぞ」

ホワイトスネークは隠れるのが上手いようでなかなか見つからないらしいので抜け殻を見つけるのはとても幸運なことなんだそうだ

麻袋に入れてポーチにしまっておく

それから薬草と魔力草を集めてギルドに戻った

帰りも走ってだ


「ありがとうございました」

ギルバートさんにお礼を言うと

「おう 後1週間は同行するが以降は1人で森に行ってもいい事にしょうと思う だから1週間頑張れよ」

「はい おねがいします」

頭をポンポンとして買い取りカウンターに連れて行かれた

買い取りカウンターにはクリスさんがいた

「アニーちゃんお疲れ様 お帰りなさい」

「はい ただいまかえりました」

「買い取りを頼む アニーここの籠出すんだ」

頷いてポーチから薬草と魔力草の入った麻袋2袋ずつと癒やし茸や痺れ茸とホワイトスネークの抜け殻を麻袋に入れたまま出す

「あら沢山採取してきたのね」

「よしアニーは飯に行くぞ」

「え」

ギルバートさんが歩き出すのでクリスさんに頭を下げてついていく

朝掃除した食堂に連れて行かれた

「ここに座ってろ」

椅子を用意してくれたので頑張って座る

大人用の椅子なので高いのだ

なんとか座ると至る所が汚れているのでクリーンを発動させる

「よしきれいになった」 

見られていたのかギルバートさんが後ろから

「生活魔法だが凄いな やっぱりマーサが教えてくれるのか」

「はい でもまだまだれんしゅうしないと…」

「俺にもクリーンかけてくれ」

と近づいていてくれたのでクリーンをギルバートさんに発動させる

「おお その年できちんと使えてるな それより無詠唱か…」


すぐにトレイを持ったおじさんが来て食事を出してくれた

お礼を言うとおじさんが名前を教えてくれたベアーズさんというらしい

持って来てくれた食事も出来たてで美味しそう

コッコのステーキとスープとパン

「さあ 食べろ マーサの分は持ち帰れるように頼んであるからな」

「ありがとうございます いただきます」

具だくさんのスープで野菜がゴロゴロしていて食べごたえがありパンは少し温かくてふわふわ

コッコのステーキは切り分けてくれたので食べやすかった 

なんとか全部食べたがお腹いっぱい過ぎてもう水も飲めないぐらいだ

でもゆっくりしてしまうとまた昨日みたいに寝てしまいそうなので動き始める

「ごちそうさまでした」

「よし片付けたら買い取りカウンターに来いよ」

返事をして椅子を降りる

トレイを返しにいく

「おいしかったです ありがとうございました」

「おう そこの袋は持ち帰り用だから持って行けよ」

「はい ありがとうございます」

ポーチにしまって買い取りカウンターに行くとクリスさんとギルバートさんが待っていてくれた

持ち帰り用ので食事を受け取ったこととお金はどうしたらいいのか聞いたら職割で安いので必要ないと言われてしまった 

「アニーちゃんお仕事頑張ってくれたからご褒美よ これ預かった麻袋ね」

「そうだ ギルドの下働きの間は金は取らないぞ 冒険者として活動始めたらきちんと払ってもらうからな」

「ありがとうございます もっとおてつだいがんばります」

「十分よね マスター」 

「そうだな まだ子どもなんだから無理しなくていいぞ」

「でもがんばります」

麻袋を綺麗にしていくポーチに直していると

ギルバートさんから明日の予定を聞かされる

今日と同じく9時に来たら掃除 

終わり次第訓練場で走りギルバートさんかトリスタンさんに体術か剣術を教えてもらう事になる

もし忙しくて手が足りない時は1人で魔法の練習になる

で11時から素材の片付け

休憩をして森に行く事になった


「はい わかりました」

「皆が褒めてたぞ 良く頑張った」

「え」

「仕事が丁寧で早かったもの 明日も待ってるわね」

「ありがとうございます またあしたよろしくおねがいします」

「よし帰るぞ」

ギルバートさんが送ってくれるようだ

返事をしてついて行く

帰ったらすぐお風呂に入れられてしまった

なんとか髪と体を洗いお湯に入ってほぉとしたらいつも間にか寝てしまっていたらしい

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