ギルドマスター
「すみません マスター 今登録に貴族の子どもらしい子が来てますけどこのまま登録してもいいですか?」
「なんか訳ありか」
聞けばまだ6歳だというので部屋から出て2階の階段から受付を確認する
見れば付き添いに来てる人間は見覚えのある人物だったので呼んで来てもらう
少し高い待つと案内されて来た
「あら ギル坊っちゃん」
かなり昔の呼び方で名前を呼ばれて小っ恥ずかしい
「おいそれは辞めてくれよ
まあそれは後でいいか ご無沙汰してます いつもフレイム家からポーションを納品して頂きありがとうございます」
「顔も出せずに済まなかったよ 色々手一杯でね」
フレイム家での話しを聞かせてもらった
「ちょっとあの子の先行きが不安定なのでギルド登録したいんだよ」
「体調が良くないんだろう」
「やっぱり分かるんだね ここ数年色々衰え来てね…なんとか学園に入学するまでは持たせる積りだよ」
詳しく聞けば病気ではないらしいので打つ手がないらしい
若い頃に無理をしてきた人なのは知っていたのでこの年でこんなに元気なのが信じられないぐらいだ
「分かってるよ もう下で登録も終わってるだろ それよりマーサさんが育てるつもりか?」
「その予定だよ もし無理そうなら依頼出すからいい人紹介してくれるかい」
「数人宛はあるからいつでも言ってくれ」
下に向かい本人を見てみれば年の割にしっかりした子どもに見えた
まあ普通の貴族の子どもとして扱われて無いのは理解出来た
採取に行くというので送り出す
まだ明るいうちに帰って来て安心したが採取物の査定中に子どもが寝てしまった
マーサも見せてはいないが疲れてのが分かる
魔力が乱れている
そこで提案する




