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悪女の娘  作者: お茶の子
10/21

ギルド登録

次の日日の出と共に起き掃除と洗濯を終わらせる

少し暖かくなり日が長くなってきている

この3ヶ月で随分魔法が上達して早く終わる様になってしまった


「まあ もう終わらせたのですか」

とふふふと笑うマーサ

「だって冒険者ギルドに行くから…」

「では早く朝食を済ませましょうかね」

「はい」

食事を取りながらステータスの出し方やステータスの隠蔽のやり方を再度教えてもらう

自分のステータスはいつでも見られる

ただ鑑定を持ってる人は誰のステータスを見れる可能性があるので隠したい事は隠蔽の魔法で改ざんする事を実践して行った


アニー·フレイム

8歳 人族

レベル1

HP110/110

MP150/150

魔法適正 

生活魔法レベル5

火属性

土属性


スキル

毒耐性レベル3 身体強化レベル2

幸運レベル5


「生活魔法とスキルはこのままでもいいんですか」

「大丈夫です 生活魔法は自由に使う為にもこのままが都合がいいし 貴族は大体毒耐性を持ってますからね アニー様の場合は幸運があるので助かったと証明になります」

「そうなんですね」


変更前は

アニー·フレイム

8歳 人族

レベル1

HP110/110

MP350/350

魔法適正 

生活魔法レベル5

火属性

水属性

風属性

土属性

光属性


スキル

毒耐性レベル3 身体強化レベル2

幸運レベル5


適正魔法が多いと目をつけられやすいので減らしてMPも年の割には多いので減らした


冒険者ギルドへついたのは9時過ぎ人も出払っていて丁度いい時間だとマーサが教えてくれた

でも冒険者は掲示板の所にいるので早い時間は沢山いると思うと人が少なくて良かったと思った


マーサに連れられ冒険者登録と書かれた受付に向かう

マーサは受付の人に何かを見せて話し始め紙を渡されたので自分で名前と年を書いて受付の人に渡す

マーサと話しあい名前はアニーだけで家名は書いて居ない


「おねがいします」

「アニーちゃんね 8歳なのね 登録するので少しお待ち下さい」

「はい」


少し待つと受け付けの人が来て椅子のあるカウンターに案内してくれる

「アニーちゃんはここで登録ので続きになります それとギルドマスターがマーサさんにお話を伺いたいそうです」

「ではその間はアニー様をお願いしますね」

「はい お任せ下さい」

「アニー様少し離れますが大丈夫ですか」

「はい だいじょうぶです」

返事をするとマーサと別れ受付の人とカウンターで向かい合わせで座る

受付の人が自己紹介をしてくれた

受付のお姉さんはクリスさんで優し話しかけてくれた

それから水晶に手を翳してステータスと犯罪履歴が無いか確認してギルドカードを手渡される


「これに血を頂くか魔力を流してもらうのだけど…」

「はい まりょくをながします」

両手に挟んで魔力を流すとカードがキラリと一瞬光る

「出来たね これで他の人は使えなくなりました

ギルド登録のお金はマーサさんから頂いてるから

後紛失したとき…あっなくした時は再発行で金貨5枚かかるから無くさないように気をつけてね

この革紐はプレゼントさせて 首から下げてたら無くさなくなりますよ」

「ありがとうございます」

早速渡された革紐をギルドカードにある穴に通して結び首から下げる

クリスさんからギルドカードで出来ることを教えてもらう

ギルドカードは身分証明に使えるので町の外に出るときに通行料免除になること

ギルドのクエストを受ける事が出来ること

ギルドで採取物の買い取りをしてくれること

ギルドにお金を預ける事が出来ること

預けたお金は専用の魔導具を使いどこのギルドでも出し入れが出来ること

「とてもべんりてますね」

「そうなの また使いたい時は教えるからいつでも聞いてね」

「はいそのときはおねがいします」

 

次にランクについて教えてくれた

ギルドは10歳から登録が出来る

ランクは下からF E D C B A Sの順に昇格していく

Dランクで1人前の冒険者と認められるそうだ

そしてCランクからは指名依頼が受けられる様になるので稼げる様になるらしい

ランクでクエストを必ず達成させないと剥奪になると教えてもらった

Fランクは1週間に1回

Eランクは1月間に1回

Dランクは3ヶ月間に1回

Cランクは半年間に1回

Bランクからは制限なしになるらしい

それだけ難易度が高くなり依頼が長期化することも出てくるからだと教えてくれた

そして私はまだ8歳なので特例でGランクで登録してもらう事になったと聞いた

でも別に珍しいことではなく孤児院や貧しい家庭の子どもの登録は多いそうだ

しかし貴族ではあまり無いのでギルドマスターがマーサに話を聞いているらしい

「ステータスも確認させてもらったから大丈夫よ 心配しないでね」

「はい ありがとうございます」

それからまだ終わらなそうだからとお茶とお菓子を出してくれ2人で美味しく食べていたらマーサ達が戻って来た

「あ マーサおかえりなさい クリアさんにごちそうになってます」

「はいアニー様 良かったですね」

頷くと隣の大きい男の人が話かけてくる

「事情は聞いたぞ 俺はここギルドマスターでギルバートだ 1人で薬草集めが出来る様になったらFランクに上げてやるから頑張れよ それまでは1日置きでギルドの手伝いと冒険者になるための勉強だ」

「はい ギルバートさんがんばります」

「よし これでいいか」

とマーサを見て何かを確認した

「はい ありがとうございます よろしくお願い致します ですがギルドのお手伝いの日は午後からでも宜しいですか? 採取が出来るようになったらポーション作りもお教えしたいと思っております」

んーと一瞬考えたギルバートさんは

「いいぞ でもそれなら基礎トレーニングは家の方でやってくれ」

「大丈夫です 今でもそれなりにやっておりますので」

ふふふとマーサは得意げに見える

それにギルバートさんに本当かと聞かれたが練習は魔法だけしか記憶がないので首を傾げてしまった

「んーはしったりはします マーサとあそんでるので」

「ふふふ うちのお嬢様は何でも楽しめる方ですもの 掃除も洗濯も楽しんでいらっしゃるのよ」

「そんな訳あるわけないだろうが どうなんだ」

直接聞かれたので

「はい たのしいです マーサがたくさんおしえてくれるしおもしろい」

ギルバートさんは少し驚いた顔をした

今日はマーサと採取に出かける事になった

門を出る時にギルドカードを見せるのに少し緊張したが無事に済んだ

森までは走って1時間はかからないらしいので訓練のに為にも走って行くことになった

マーサは凄い 

走っても息切れ1つしない

頑張って森までついて行った

今日の服装は家に居るときにいているワンピースやメイド服ではなく動き易い長いボトムスに長袖となっている

腰には背負い込む袋3個分が入るポーチガーデンついている


ゼイゼイとなる息が落ち着くのを待ってくれる

落ち着くと森の中へ入って行く

この森の浅い場所はあまり魔獣も出て来ないので比較的安全らしい

絶対は無いので気をつける


「アニー様 この周りを注意深く感じてみて下さい ここの地図になります これを元に魔獣はいるか 人はいるか 後は薬草の場所を探索出来れば効率よく採取が出来るようになりますよ」

「はい」

注意深く周りを確認するがまだよく分からない

マーサの後をついていく

少し歩くと中庭で育てている薬草が自生している

なんとなくきっかけを掴んだ様に感じる

身につけていたポーチから麻袋と小さなナイフを取り出していつもの様にで土からでている茎を丁寧に切る

周りにある薬草は全て採取していく

薬草は全部採取しても根を残して魔力水を振りまいて置いと数日で育つので採取しても大丈夫

逆に魔力草は根も必要なので一定の間隔で残して全体の7割を採取していく

勿論採取した所には魔力水を撒くのを忘れない様にする

食べられるキノコや野草を教えてもらいながら採取方法も勉強になった

お昼はサンドイッチで軽く済ませすぐに再開する

探索も少しだけ分かる様になって来た

その日はギルドで買い取りの査定をして貰っている間に座ったまま寝てしまったらしい

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