表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よくあるTL小説  作者: かなりあ
1章:冒頭
6/31

1-6

 少しして考えがまとまったらしく、クロウさんは顔を上げた。


「これだけ互いの常識が違うのなら、君の挙動不審さも得心が行く。」


「そんなふうに思われていたんですか…。」


 心外だわ。


「私としては、クロウさんの見た目は日本ではよくいる感じのだから、通じると思ったんです」


 つい目を細め、口を尖らせる。

 こんな美形は珍しいけど、髪とか目の色とかね。惚れ惚れするほどの艶は男性には珍しいかもだけど。


「この見た目が? 普通?」

「ああいえ、髪や目の色がですね」


 美形の自覚ありか。そりゃあるよね。幼い頃から片鱗ありそうだもん。


「まさか、“これ”が当たり前とは…。」


 しかし、クロウさんの驚きは収まらなかったようだ。どころか目を見開き、ここ一番の驚きようである。


「いやしかし、君の髪も黒ではないじゃないか。」

「…え?」


 え?

 いや私まだ染めたことないから自前の涅色のはず…。

 髪に手を入れ、梳くように一房視界に入れてみると…



「ええええええ!? なにこれぇ!?」



 それは見事な藤色になっていた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ