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よくあるTL小説  作者: かなりあ
2章:要塞での生活
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2-4

 仕事中、ベッドシーツを整えながら、アレッタ先輩に色々質問してみた。


「さっきの魔法、とってもきれいでした。ギルバートさんが魔法はみんな使えるって言ってたけど、どんな感じなんですか?」

「使い方にもよるけど、さっきみたいにものを動かすとかなら、動かしているイメージを具体的に持って、それを伝えるっていう感じ。」

「へぇ〜!」


 魔法のない世界で生れ育った私としては、やっぱり憧れがあるんだよね。私にも使えたりしないかな? よそ者だからだめかなあ…?


 シーツは整え終わって、次はお部屋の掃除を開始する。あまり荒くやると埃が立っちゃうから、静かにやらないとね。

 先輩が床を掃き、より高いところまで届きやすい私が水拭きの任を任された。


「そういえば、ギルバートさんは神様の加護がどうとかとも言ってましたね」

「私は加護が弱いから、簡単なものしか使えないの」

「強い弱いがあるんですか?」

「ある。特に強い人は『神の愛し子』と言われていて、声を聞くことができるらしい。そして、強力な魔法が使える。例えば、ギルバート様は武の神様の愛し子よ。」

「だから、騎士のお仕事をされているんですね」

「理由の一つではあるでしょうね」

「…?」


 なんだろう。なんだか曖昧な返し…。


 と、ここで棚や机の拭き掃除も滞りなく終わった。先輩の方に視線を移すと、あちらも終わったらしい。


 一箇所一箇所はそこまで目立つ汚れはないけれど、何箇所も拭いてると雑巾も汚くなってくる。それはつまり、汚れを洗い落としてるバケツの水も汚くなるわけで…。


「先輩、水変えてきますね」


 井戸の場所は自信ないけど、魔法できれいにすることのできない私には、新しいのを汲んでくる以外に方法がない。


「結構です。魔法できれいにするから、ちょっと待って」

「はい。」


 先程のように呪文を唱えてから、空のバケツに汚れを移していく。

 一通りは人間の手でやって、ちょっと不便なところを魔法で補う、っていう使い方がスタンダードなのね。たしかにこれは便利だわ。





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