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転生?私の睡眠なくなった先  作者: 小鳥 まどか
現代編
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電車の中

目を閉じながら考えている


一度戻るのもいいかも、いやその前に赤い場所も気になる。かといって直ぐに動けば子供が何かあるかもしれないし、うーん!何かいい方法ないかなぁ。やっぱりここにエブァン呼ぼうかなぁ。それもダメだよねぇ世界壊れそうだし。


そんな事を永遠と考えていると


(ピッピッピッピッピッピッピッ!)


アラームの音が聞こえる


「もうそんな時間」


起きる時間を迎えていた


いつもと同じ行動をし始める


食事に育児、片付け戸締りして、家を出る


体が重い


そう思いながら自転車をこぐ


今日は風が心地よいな


自転車をこぎながら風をきる


駅に到着し、ホームで電車が来るのを待っていた


背後に列が出来る


「まもなく3番線ホームに電車が参ります。黄色い線の内側に下がってお待ち下さい」


アナウンスが聞こえ電車がホームに入って来て扉が開く


乗り込んだ時


「君が帰えしてくれる人なんだってね」


思わず後ろを振り返る


誰も私を見ている人が居なかった


今とはたしかに聞こえた。帰すと言う言葉、でも不思議ではない。この世の中今の時間に帰る人もいるからだ


そのまま前を向くと


「そのまま聞いて下さい」


!?


小声で聞こえる


「貴方がある場所へ返してくれると聞き探しておりました。家まではわかりませんでしたがこの電車なのだと教えてもらいました」


「どおして私を知っているの?」


「写真を見せてもらいましたから」


「誰に?」


「昨日帰した彼女からです」


「その彼女が俺に教えてくれたのです。俺も彼女と同じ様に帰りたかったから、昨日俺に写真と場所を教えてくれて待っていたんです」


「そう、それなら帰すわ」


紙に書いて渡す


紙には23時のこの車両の中で


と書いてあった


いつも同じ場所だと奴に気づかれてしまう。電車の中でも大丈夫な様に万全をかせばいいでしょう。出来れば魔法とかバレずにどこで使用出来るようにしておきたい。家に帰ってやってみるかなぁ


「わかりました」


そう言うと男は電車を降りた


もしかしたら、刻印されるかもしれないからその対策も必要だよね


仕事場に着くと


上司に呼ばれる


「新人の彼女仕事を辞めると連絡が入ったよ」


「そうですか」


「きつく指導したのかね?」


「いえ、どちらかと言うと優しくです」


「そうか、もう少し見直しが必要か」


「多分ですが、新人に仕事の内容を渡す量の問題だと思います。何回かに分けて渡す方がわかりやすいのではないかと思います」


私ならこの分厚い資料渡されても困る。教える人も大変だ


昨日彼女が持っていた仕事の資料の暑さが10センチ程あるのだからたまったものではない。見れば分かるが、細かいところまで書かれていないのでそれを教える事なるわけで


「参考にさせてもらう」


「はい、もし可能なら一週間づつ分けるのもいいと思います」


「成る程、わかった」


「私はこれで失礼します。仕事が待っておりますので」


「構わない」


本当にこの上司は自分ベースで考えるから困る


仕事を始める


「真紀さん新人さんは?」


「やめちゃったよ」


実は彼女の魂を帰した後ひともんちゃくあった


数ヶ月の記憶がなかったのでそれを埋めるために魂の記憶から少しもらい補っていたのだ、そのおかげで自分にはこの仕事が向いていないと判断したようだ。


「そうなるよねぇ。あのマニュアルなんとかならないかなぁ」


「それ私もさっき言って来たところだよ」


「言ったの?」


「うん、言ったけどまずかったかなぁ?」


「あの上司くせものなんだよ」


「げ!あんまり関わらないから普通に言っちゃったよ」


「真紀さん辞めさせる事はないと思うけどあの上司の事だから何か仕掛けて来なければいいけど」


「でも、検討するみたいな感じで言って来たよ」


「うそだー、あの上司が、、、」


「何?訳あり?」


「また今度ね」


目が自分の後ろに向いているので会話を辞めて仕事に集中する


「何を話していたんだ?」


げ!いたのか


向きを変え後ろを振り返る


「真紀さん、そう言う事だから私も仕事に戻りますね」


上司の手前普段の口調がなくなり、そのまま仕事場に戻る


「はい、ここの書類に目を通してもらって意見を頂いておりました」


真紀さん上手い切り抜け!ガンバ!


同僚の心の応援は聞こえるわけもなく2人の会話を聞かずにその場を去っていった


「どれどれ」


企画書に目を通している


「なるほど、ここをこうするのはどうだ?」


「わざわざありがとうございます」


「頑張るといい、その企画書の内容をもっと見直せば通るはずだ」


「はい」


企画書を返され訂正部分に指を刺される


「特にここだな」


「わかりました」


企画書を持ち仕事場に戻る


なんか上司に目をつけられたのかなぁ。変な事にならなければいいけど


そんな事がありながらも仕事を終える




電車のホーム


夕方通勤ラッシュに揉まれながら電車乗って帰宅した


あの電車だったわね


そう思いながら夕食の準備をしていた


「………てるの?」


「ママ!」


「あ!ごめん。なんだった?」


「ボーっとしてたけどどうしたの?」


「考え事よ」


「それはいいけどシンクすごい事になってるよ?」


見ると洗剤を大量に出して泡だらけになっていた


「泡だらけだよ」


「だからさっきから声掛けたのに返事しないんだもん」


「ごめんごめん」


急いで片付けをして続きを始めた



「ご飯できたわよ」


「はーい」


いつもの日常こんな風に異世界もなればいいのにと思いながら夕食を済ませて自室に戻る


布団に横になりながら、何かいい方法ないかしら。


「ママ、起きてる?」


「どうしたの?」


「あのね、すごろく買って欲しいんだけど?」


「なんで今更そんなの欲しいのよ」


「学校でレクリエーションを考えないといけなくて、すごろくしか思いつかなかったよ」


「他にもあるでしょう?簡単なのがいいんだよね」


「それなら人間すごろくにしたら?」


「ママ頭いい」


「すごろくやめてさぁ、ダンスとかあるでしょう?」


「踊りを覚えるのがめんどくさい」


「踊れたらかっこいいいいでしょう?」


「人間すごろくでいいや、元々やりたくてやった係でないし、本当は場所決めとかをしたかったんだよ」


「なんの行事なの?」


「え!ほらこないだ言っていた、部活の打ち上げだよ」


「あー、そういえば言っていたね」


「それで食事場所とレクリエーションを考えないと行けないんだけどその係が私だったんだけどくじ引きでレクリエーションに決まったんだよねぇ」


「成る程ね」


「ママありがとう。あとは大丈夫だよ、おやすみ」


子供が部屋に戻った。


そうか!いい方法があったわ


起き上がり机の引き出しを引いて探しだ出す


確か昔この辺にあったと、ここじゃないか。こっちの引き出し?ここでもない。えーと、どこだったからなぁ?


あそこ!襖を開ける


子供の小さい時に使っていたこの箱の中に探し物があった


これよ、これ


探し物が手に握られた


「それに全て刻印してしまえばいいのよ」


手にしていた物はサイコロだったこれなら発動するのが簡単に、そしてバレずに済む。


後は詠唱無しで出来るようにすればいいわけでしょ。頭で詠唱を思い浮かべるだけでいいようにすれば、もっと簡単いや、文字そのものを魔法陣に組み込めば詠唱どころか、魔力を込めるだけで発動するんじゃないかしら


物は試さないとね。近くにあったボールペンに刻印してみることにした


魔力で文字を書いて文字を紐状にし、それで魔法陣を書いていく。


書けた。後はこれをサイコロの大きさまで小さくして、そのまま刻印すれば出来上がり!


これで発動してみる。


おー出来てるよ。今度からこれで無唱で出来るようなるね


ペンの刻印を消して、サイコロに再度刻印を施す。


サイコロの目に合わせて色々刻印を施していった


1は魂を返すための刻印

2は究極魔法の防御の刻印

3は究極魔法の刻印特定の刻印

4は究極魔法の破壊の刻印

5は移動魔法の刻印

6は記憶操作の刻印


これで持ち歩けるし何かがない限りは魔力も使わないで居られるのはとてもいい。異世界なら、空気中に漂っているんだけど、ここはないもんね。節約節約!!


時刻を確認し、サイコロの目5を上にして魔力を注ぐと移動出来た。場所は駅の前にあるトイレに移動した。もちろん誰も居ないか調べていた


駅に急いで向かうと例の男が目の前にいた。


駅のホームにはちらほらと人がいる程度


目線で合図をもらい、男の後ろに並ぶ


「本当に来てくれたんですね」


小声で話す男


「貴方がわたしを探していたのででしょ?」


「そうだ」


「誰に私の事を聞いたの?」


「答えられたら苦労などしていない」


「そうだったわね」


ピロリン、ピロリン、ピロピロリン♩


「2番線ホームに電車が参ります。黄色い線の内側に下がってお待ちください」


アナウンスが流れてくる


ホームに電車が入ってきてドアが開く


降りた人達を見送り続いて中に入る。男は隅の座席に座る。その隣が空いているのでそのまま私も続いて座る


手に握り締められたサイコロを指でなぞり3の目を上にして魔力を注ぐ


刻印の特定を行うと


サイコロを4の目に合わせ刻印を破壊した


小声で


「これで刻印は破壊しました」


「もう!」


「ふつうに話をしてもいいとは思いますが、それではバレる事も考え小声で話すのは継続します。それでよければスマホを握っている方の親指を立ててください」


指が上がる


「聞いてもいいかしら?」


「はい」


「貴方がここに来た理由」


「俺がここに来た理由は自分が死ぬ為」


「それがなんで帰ろうと?」


「俺の前に散々死んだ奴がいた、だから俺もそうなるのだと思った、それが目を覚ませばここだ。自分で死ぬ勇気がないから殺して貰おうとしたのに、ここにいるつもりはない、ただ死にたかっただけなのに」


「貴方はなんで死にたいの?」


「その理由がないと帰れないのか?」


「そうではないわ、でももし貴方の死にたい理由に私が手を貸せたらと思って」


「本当か!!」


辺りをキョロキョロして下を向く


「すまない」


「いいわよ」


「それで?」


「あの世界に俺はいらない、俺には何もないから。俺が1人死んでも泣く奴もいない。昔、俺にはひとりの妹がいた。唯一の肉親だ。その妹も殺された、憎くて悲しくて復習をしようと心に誓ったのに、余りの強さに俺では無理だと悟った。どうせ戦っても敵わないなら、死んで妹の所に行こうと考えたわけだが、そんな勇気も戦って死ぬ事も出来ずにいた、何をするわけでもなく生きていたある日俺の前に奴が現れた。奴は実験に協力しろと言ってきた。それで死ぬ事もあるともいわれたよ」


「奴とは?」


「奴の名?確か、カリドと言っていた」


また、一体何がしたいの?


「それでカリドについていったの?」


「話をしたのはその側にいた奴だ」


「カリドの側に誰かいたの?」


「ああ、イルという奴が俺をここに送り込んだ。もちろん側にはカリドという奴もいたがなぁ」


異世界に戻ってカリドの目的も調べないといけないかも、でもまだ川の向こう側は完成していないし、それからでもと思っていたのよねぇ


「教えてくれてありがとう」


「これから魂を戻すけど、その前にもし、死にたいのであれば、死んだと思ってやり直してみない?」


「はぁ?どういう事だ?」


「貴方の命は私が預かるって事。もし貴方が人生をやり直し出来るならしてみたいと思わない。それでも死にたいと願うなら、私が殺してあげると言っているの。いつでも死ねるなら、やってみる価値あると私は思うわ」


「妹はいないのだろう?」


「ええ、いくら私でも死んでしまったのを蘇らせる事は出来ない。もし私がその妹さんと同じ立場らなら、きっと私の分まで生きてと言うと思うわ」


「妹と同じ事をお前も言うのか」


「妹さんが何て言ったかはしらないけど、私は貴方を殺せると言う事よ。やり直してそれでもダメなら私が殺すだけ」


「だが」


「なら、素直に戻るのだけでいいのであれば直ぐにでも」


「ちょっと待ってくれ」


「何?」


「本当に殺してくれるんだな」


「ちゃんやり直してダメならね、それが約束いいえ、それを魂に刻印してあげる。もしダメならその刻印が発動するようにね」


「そんな事が」


「出来るわよ。貴方の魂は生きたがっている、私にはわかるの。魂が本当に殺して欲しいと願うなら私はそれを助けてあげるだけ。どうする?」


「わかった。やってくれ」


「それと忠告、戻った後体が衰えているから体が動くようになったら川の向こう側に行くのよ。貴方の体は自分の家に戻って監視をされているから、私の配下を迎えに行かせるわ」


「どうやって俺だとわかる?」


「ひみつ。ちゃんとわかるから大丈夫」


にっこり微笑んで電車を降りようとした


肩に手を置かれ


「どこにいく」


「ここ」


「次はーー駅次はーー駅お降りするお客様は足元にお気をつけてお降りください。次はーー駅」


アナウンスと同時に掲示板を指差す


「ここに降りるんですか?」


「そう」


ホームに電車がついてドアが開く


「いくわよ」


男の手を引き降りる


「一体なぜここなんです?」


降りた場所は山が見える駅に到着する。


話をしている間にいつのまにか海の見える駅まで進んでいた


2人は駅に降り、駅を出る。


海とはまた違う風景に心を奪われた


山には月が登り始め、空を見上げれば満点の星空が出迎えてくれた。


終電も終わり駅から出る


「こんな田舎町まで来てしまった」


「話に夢中になりすぎも良くないって事ね」


「いや、そもそも急行に乗っていたのを忘れたのがいけないんですけどね」


「それは一理あるわね」


駅から出ると商店街が見えるのだがシャッターが閉まっている状態だった


「それでこれから俺は帰れるんですよね」


「ええ、それじゃ始めるわよ」


サイコロの目を1にして魔力を込める


「ご迷惑かけたました」


「いいのよ、ちゃんと迎えに行かせるからね」


「はい」


魂に水晶のかけらを埋め込んだ


ふふふ、これならすぐに見つかるわね。それと学民がまた一人増えたわ。今度からこうやって増やすのもいいかもしれないわね


魂が異世界へ戻ったのを確認した


さてとこの男の事がわからないから頭の記憶を見ないとダメね


頭に手を当てて記憶をみる


げ!この男死ぬところだったの?勘弁してほしいな。原因は、、、成る程私が手を貸してもいいけど、それではダメよね。分からないように手を貸して自殺を食い止める方がいいかも。


魔法陣を起動し、男の家の近くまで移動した。


前回同様にしてと。男の体を揺する


「大丈夫ですか?」


「聞こえていますか?」


「ゔぅ!」


「起きて下さい」


「ゔぅゔぅゔぅ」


救急車を呼んだ。


この方がいいわね。


救急車が到着し、搬送されようとした時


「ついてきてもらえますか?」


救急隊が話しかける


「すいません、私も急いで帰りたいので」


「私この人を見つけただけですし、知り合いでもなんでもないんです」


「そうですか」


「わかりました」


救急車で搬送されていった


私も帰ろう


公園のトイレの中に入り魔法陣を起動し家に到着した


なんか疲れたな。でもサイコロを活用するのはうまくいったしよかった。


布団に体を横にする。


携帯に目をやり時間を見ると明け方の4時を迎える所だった


長く体を起こし過ぎたかも、体が妙に重く感じた


体のストレッチをして目を閉じる


異世界に行ってエブァンに言って置かないとダメだよね。でも今からだと少し時間が足らないかなぁ。


今日の夜にでも異世界へ行くことにして、体を休める事に専念する事にした


6時のアラームがなり目を開ける。


相変わらず眠る感覚はなく、ただ目を閉じていただけの苦痛な数時間を過ごしただけ。やっぱり異世界とは体の感覚が違うようね


体を起こし、朝食の準備をし子供を起こす


「起きなさい!」


「はーい」


子供か朝の支度をしている間に自分の支度も済ませる


「ママ、朝練あるから早く出るね」


「わかったわ」


急いで食事を済ませて子供が出て行く


「いってきまーす」


「いってらっしゃい」


勢いよく入り口ドアが閉まる


時間になるまで少し横になってから仕事に出かけた


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どうだったでしょか?感想をお待ち申し上げております。 これから先、主人公を取り巻く状況をお楽しみくださればと思います。読んでいただき誠に有難うございます
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