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The Outcasts 外伝~An unidentified woman

カジノに限らない話であるが

アングラの世界では従業員の食事は店が用意することが多い。

いわゆる「賄い=まかない」と呼ばれるものだ。


自炊して職場に弁当を持参するような

生真面目な人間がいるような世界ではないというのもあるが

食事の買出しのための外出などで

あまり人間の出入りを多くしたくないというのもある。

看板も出していない雑居ビルのフロアに

頻繁に人が出入りしていれば怪しまれるからだ。


当然、出前を取るわけにもいかないから

アングラカジノにおいては客に食事を提供するためには

きちんとした厨房とコックを用意することになる。


カジノ遊びというのは基本的には

ある程度裕福というか遊び金のある層のするものだから

そういう人々にあまりいい加減な食事などを出すわけにも行かない。


そんなところをケチって良客を逃すのは

どう考えても割に合わない。


ただ、場合によっては

どうしても厨房の無い物件で営業せざるを得ないこともある。

急いでハコを移らないといけない時には

そういった点に目をつぶってでも

早く営業できる物件を見つけないといけないからだ。


そういう時は、予め寿司や弁当などを用意しておくことになる。

もちろんちゃんとした寿司屋の寿司だし

弁当も焼肉や鰻の専門店が作る1つ2000円はする弁当だ。


従業員の食事はどうするかというと

もっと安い弁当やその日に残ったものということになる。


とある時期に僕が働いていた店も

厨房のスペースが取れないような狭い店で

そういった形で客や従業員に食事を摂らせていた。


こんな世界とは言え、食べるものというのは意外に大事で

これが粗末だと従業員の不平不満が鬱積したりする。

上の人間や客ばかり良い物を食いやがって、などというところから

ヨコ(横領のことだ)を企まれることだってあるのだ。


だから、ある時期から従業員用の安弁当を用意するのを止める代わりに

その分を毎日個別に現金で支給するようにしていた。


大したものを食わせてやれないなら

せめて仕事が終わってから好きなものを食え、ということだ。


そして、客用の弁当が余ったら

それは自由に食わせてやっていた。


どれくらいの数の食事が出るかというのは

飲食店ではないカジノにおいてはなかなか計算が立たないので

どうしても用意した弁当のロスは出てくるわけだし

どうせ捨ててしまうのであれば

せめて有効に使いたいという思いがあった。


しばらくの間は、それでうまく回っていた。


食事代を支給してもらえるだけでなく

客が食べなかった高級弁当も残ればもらえるということになれば

むしろ得をしたと思う者も多いからだ。


ところが。


営業しているうちに、一つ厄介ごとが発生した。


カジノにはほとんど全ての場合において

「ケツ持ち」という存在がいる。

いわゆる「その筋」の連中だ。


店にその筋の人間が入ってくることを断るために

用心棒として一種の契約をしておく。

店に常駐はしないが、何かあったら駆けつけてくる。

これが彼らの「シノギ」になる。


大抵の場合は地元の組織になるのだけれど

歌舞伎町のような巨大繁華街には数多くの組織が入り込んでいて

そういう街ではオーナーサイドのつながりで決まる。


歌舞伎町にも地元の組織があるのだけれど

他の組織も「シノギ」はできる。

ただし地元の組織には話は通さないといけない。

これは関西方面の大手であっても同じであって

これを守らないと確実に揉める。


当時の僕がいた店も、もちろんケツ持ちはいた。

オーナーサイドが決めてきたところだったけれど

そこの人間がこんなことを言ってきたのだ。


「自分の舎弟が弁当屋をシノギでやっている。

ついてはおたくでも毎日何個か付き合いで注文して欲しい」


弁当屋がどれくらいのシノギになるのかは

明確な所はもちろん僕には分からないのだけれど

筋者が手を出すシノギには弁当屋がやけに多い。


誰でもできるというのと

思いの外、利益率がいいのかもしれない。


付き合いでもなんでも

毎日決まった個数が確実に注文されれば

食材のロス率というのは格段に減るからだ。


カジノ相手ということになれば

割高の価格設定で売ることが出来るので

ケツ持ちがこの手の弁当を持ち込むケースは非常に多く

業界では「ケツ持ちから買う弁当=ケツ弁」などという俗称まで存在している。


あるいは直接経営しないで

どこかの弁当屋に話をつけて

上乗せして持ってくるだけなのかもしれない。

いずれにしてもちょっとした小遣い稼ぎにはなるだろう。


ただし、味の方は保証できない。

というかはっきり言ってほとんどの場合、かなり不味い。


腐っているものなどはさすがに入ってはいないけれど

その辺のコンビニ弁当以下のものが倍以上の値段になるから

コストパフォーマンスとしては最低の部類だ。


もちろんこんなもの取りたくないのだけれど

こういう付き合いは上の方から持ってこられるので

断るに断れない。


このケツ弁を1日10個注文してくれ、というのを

何とか半分の5個に止めるのが精一杯の抵抗だった。


これで1日5000円、月に25日で12万強の経費増加だ。

客に出すのは論外だし、従業員も誰も手をつけないから

必然的に毎日残って捨てられるだけになる。


捨てると言っても、ゴミ捨て場に捨てれば済むわけではない。


ホームレスが漁るか、カラスや猫が食い散らかすからだ。

カジノから出るゴミは、一般的なゴミとは違って

使い捨てのカードが大量に入っている。


食い散らかされたゴミに混じって

ハートやスペードのマークがついたトランプが大量に散乱していれば

これは誰が見ても怪しいことこの上なくなる。


もちろん店の客入りの次第では忙しい時間帯はまちまちだから

ゴミの収集車が来る時間に合わせてゴミを出せるわけではない。


僕は頭を抱えた挙句

ようやく一つの解決方法を見つけた。



毎日残される「ケツ弁」。


これを僕は、近くにある公園に屯するホームレスに

自分が帰る時に持っていって差し入れすることにしたのだ。


どうせ漁られるのならこちらから持っていってやれば

彼らだって手間が省けるだろうし

こちらとしても食べ物を捨てるという罰当たりな行為から

幾分なりとも逃れることが出来る。


少し遠回りにはなるけれど

僕は毎日仕事が終わってから

公園まで弁当を運ぶのを日課にするようになった。


最初のうちは少し戸惑った。


普段はホームレスばかりに見えていた公園も

いざ弁当を差し入れしようとして見てみると

そこには実に多様な人々がいた。


見るからにホームレスだと分かる人ばかりではないのだ。


ホームレスに近い格好に見えるけれど

ベンチで新聞を読んでいたりする者もいれば

自転車まで持っているのに

寝床はダンボールハウスという者もいる。


雨が降ると、どこかに行ってしまうのか

一気に数が減る。

行き場の無い数人が青いビニールシートをめいめいにかぶって

植え込みの中などに寝転がっている。


ホームレスではない人に食べ残りの弁当などを差し出して

乞食扱いするのかと、変な揉め事になっては困る。

明らかにそれと分かる者にだけ渡すために

公園の中をうろうろと徘徊するハメになったこともあった。


その辺にほうっておいても良かったのだろうけれど

何となくそれでは捨てているのと同じように思えたのだ。

それではあまり変わらないではないか。


弁当を必要としている者に、手渡しで渡すことで

僕は僕なりに一種の善行をしているつもりになっていたのだ。


とは言え、ホームレスも常に独りでいるわけではない。

彼らには彼らの社会があるしコミュニティのようなものもある。

数人でまとまって生活しているようにも見える。


おそらくそれはその通りのはずで

それぞれが探してきた食物などを分け合うこともあるだろう。

僕が見た限りでも、どこかで拾ってきた酒瓶で

ちょっとした酒盛りのようなことをやっていることもあった。


「これさ、余り物で悪いけど良かったら食べてよ」


初めて僕がそう言いながら弁当を差し出した日、

彼らの表情に最初に浮かんだのは戸惑いの色だった。


「はぁ・・どうも」


そんな鈍い反応を見せながら

彼らは弁当をおずおずと受け取った。


けれど、毎日持っていっているうちに

彼らは僕の行動を把握するようになった。


(こいつは本当に余り物を持ってきてくれてるんだ)


そういう認識が出来ていったのか

彼らはやがて僕に礼や挨拶をするようになった。


「いただきます」

「お疲れ様です」


彼らのその言葉は

ほんの少しだけ、僕を心地よくさせてくれた。

切った張ったの世界に生きていると

誰かに純粋に喜んでもらえることはそう多くないからだ。


そして、だんだんと公園内のホームレスの様子を把握して行くにつれて

僕はある一人のホームレスに目を留めた。



そのホームレスは老人と言ってもいいくらいの

一際小柄な女性だった。


あまり他のホームレスとは交流がないのか、

その老女は独りでいることが多かったけれど

毎日弁当を配って回るのがだんだん面倒になったのもあって

僕は持っている弁当を、彼女にまとめて渡すようになった。


「これさ、みんなで分けて」


僕がそう言って弁当の袋を差し出すと

彼女も最初のうちは怪訝そうな顔をしたけれど

やがて同じように僕に礼や挨拶をするようになった。


僕が彼女を選んだのは

老女が独りで食べ物を手に入れて行くのは大変だろうというのもあったし

小柄な女性であれば、独り占めなどをすることもないだろうと踏んだのもあった。

弁当というのはそう日持ちのするものではないから

5つも溜め込んでいても食べきれるものではない。


実際のところ、それによって彼女がホームレスの世界の中で

どういう存在になっていったのかは僕には分からない。


僕はただ弁当を運んで立ち去るだけで

会話のようなことは全くしなかったし

渡した後振り返ることさえもしなかった。


けれど、僕が渡した弁当を

彼女が周囲のホームレスに配っていることははっきりしていた。


他のホームレスは相変わらず

僕が通りがかるたびに挨拶をしてきたし

彼女が周囲のホームレスの輪の中にいることも多くなっていたからだ。


彼らは、僕が何者で

どんな理由で弁当を持ってきているかには

まず関心が無かっただろう。


僕は何も尋ねられなかったし

僕も何も尋ねなかった。

精神的な交流などというものは皆無だった。


別の場所で顔を合わせても

彼らは僕に気付かないだろうし

僕も彼らに気付かないだろう。


仕事が終わった時刻に弁当を持ち公園に行って帰る、

その繰り返しは半年以上続いた。


僕は新店舗に移ることになり

上の人間がどこかから連れてきた代わりの責任者に引継ぎをした。

弁当のことも単なる食べ残しの問題だけではなく

一応セキュリティの一つとして引き継いだ。


新しい責任者がちゃんと行っていたのかは分からない。


大して会話をしたわけでは無いけれど

僕よりも幾つか年下の彼は

子供が生まれたばかりだと聞いたから

誰か下っ端に持っていかせていたのかもしれないし

あるいは面倒臭がってそのまま捨ててしまっていたかもしれない。


セキュリティという部分は

放置しても何もなければ問題にはならない。

何か事件があって初めてああしておけば良かったと思うだけだ。


だから、別の店に移った僕は

そこまで口を挟むつもりも無かったし

現実的にそんな暇も無かった。


僕にとってはもう過ぎたことだった。


ところが、その店の話は、思わぬ形でまた僕に関わってきた。


僕が移って一ヶ月もしないうちに、その店が摘発されたのだ。


そしてそれだけでなく

その新しい責任者が、既に一度執行猶予付きの判決を受けていて

まだその猶予期間中であることが分かったのだ。


通常、カジノで摘発された場合

従業員は「賭博開帳図利(またはその幇助)」の罪に問われる。

刑法186条2項に規定されている刑で3月以上5年以下の懲役が法定刑だが

初犯の場合はほとんど執行猶予を何年か付けてもらえる。


(ちなみに客は常習賭博の罪に問われるが

これはだいたい罰金刑で済む)


風俗営業法の営業許可を取ろうが

パチンコの換金で行われている「三店方式」を使おうが

摘発を免れることはできない。


三店方式を取ることで違法性が阻却されるわけではないことくらいは

業界関係者であれば誰でも知っていることだし

そのリスクを承知の上で、やっていることでもある。


パチンコの問題を争点に挙げて最高裁まで争えば

もしかしたらまた別の見解が示されるかもしれないが

カジノ業界でそんなことを個人的にする人間は皆無だ。


初犯であれば数年程度の執行猶予がつくのに

それ以上の歳月と数千万に上るであろう裁判費用を費やしてまで

負けるであろう裁判を争うのは馬鹿らしいからだ。


だから摘発を受けて執行猶予をもらったら

その時点でカジノの世界からは足を洗うのが普通だ。


けれど、中にはそうそう捕まらないだろうとたかをくくるのか

あるいは他に稼ぐ当てがないからなのか

執行猶予中であるにも関わらず

またカジノの世界に戻ってきてしまう者がいる。


昔のように額に入れ墨を入れられることもないわけで

そんなことは本人が言わないと分からないから

捕まってみて初めて周囲は知ることになる。


その時も、その男をあまり知らない僕らは


「あいつ弁当持ち(執行猶予中のことだ)だったんだ・・・」


などと驚いていた。


頭を抱えたのは上層部だった。

良く確認しておけばと言っても後の祭りだ。


この手の商売には必ず店に名義人がいる。

摘発された時にはその人間が主犯ということで

金主まで累が及ばないようになっているし

名義人になる人間もそれを承知の上でなる。


そしてそれ以外に摘発の現場にいた黒服やディーラーは

その幇助という共犯になる。


主犯であっても初犯であれば執行猶予が付くことが確実だし

ましてそれが幇助であれば

起訴猶予で済むことさえ考えられる。


けれど執行猶予中ということになれば話は別だ。


執行猶予中の再犯は執行猶予が取り消されるわけで

ほぼ間違いなく「お勤め」になる。


それ自体は本人の責任だけれど

どうせお勤めなら、ということでべらべら謳われてしまえば

他の人間にも影響してくることになる。


だから、そういう気を起こさないように

何とかしてやるから、という姿勢は見せないといけない。


上層部は私選の弁護士を用意し

本人にもきちんと接見させた。


弁護士が現場の実情に疎いというのと

上層部が法律関係に疎いという両方があって

接見から弁護士が戻ってくると

僕もその場に呼ばれた。


話題は当然その執行猶予中の男の話になる。


弁護士が言うのは、状況は非常に厳しいが

何とか情状酌量の余地があるという方向で持っていかないといけないということで

本人に幼い子供がいることなどを主張してみようとのことだった。


「まぁでもねえ・・・小さな子供がいるなら

なんでさっさと足を洗わなかったんだと言われてしまえばそれまでだしね・・」


弁護士はそう言うと腕組みをしながら


「表彰を受けてるとか何かボランティアをしたとか寄付をしたとかあればね、

まだだいぶ情状面が違うんだけど・・」


とつぶやいた。


その時、僕の脳裏にあることが蘇った。


「ホームレスに弁当の差し入れをしていたとかは

そういう奉仕活動とか善行みたいなものに入りますか?」


そう、僕が思い出したのは

ついこの間まで僕が毎日のように

公園まで持っていっていたケツ弁のことだった。


「どういうこと?」


弁護士が尋ねてくる。

僕は店で注文して余っていた弁当を

少なくともつい先月まではホームレスに差し入れていたことを説明した。


「うん、それ押してみよう。

その公園にまだホームレスいるかな?」


僕は弁護士を連れてその公園に行き

僕が弁当を渡していた老婆を見つけた。

もちろん途中で弁当をいくつか買って、だ。


僕は老婆に近づき弁当を差し出しながら言った。


「おばちゃん、ちょっと話あるんだけどさ・・」


公園の植え込みの陰にビニールシートを敷き

そこにぼんやりと座っていた老婆は

のろのろと鈍い動作で僕を見上げた。


「とりあえずこれみんなで分けて食べてよ」


僕はそう言って弁当を渡すと、弁護士に後を託し、

少し離れたところで弁護士と老婆のやり取りを見ていた。


実を言うと、それ以降の詳しい話は僕は知らない。


おそらく弁護士はいくらかの金を老婆に握らせ

弁当を差し入れしてもらっていたことを証言させたのだろう。


要するに、こういうことだ。


「被告は金を稼ぎたいという短絡的な思考の元、

悪いことだとは知りながら賭博開帳の幇助を行っていた。

がしかし、良心の呵責もあって

ホームレスという社会的弱者に差し入れも行っていた。

このように社会貢献の意識もある被告には、更正の余地は十分ある」


住所不定、無職の人間の証言が

どれくらい有効なものとして扱われるかも僕には分からない。

あの老婆が証言したのか、

あるいは金で釣られた他の誰かが証言台に立ったのかも知らない。


がしかし、裁判においては

目に見えるものがあればそれは効果を持つ。


例えば、精神的苦痛に対してはその苦痛を金銭に換算して

示談という目に見える結果を出すことで情状面を酌量してもらえるし

警察や消防から表彰された経歴があれば

遵法精神や社会貢献の意識がある人間としてまた酌量される。


それがその人間の本質かどうかは関係ないのだ。


だから、執行猶予中の再犯であっても

実際にはまだ救いようがある、と主張することで

裁判官の心証を良くしようとしたわけだ。


もちろんそれだけでは足りないだろう。

今後の職や生活の基礎をどうしていくか、という点で

きちんとした見通しのようなものを見せる。


知り合いに面倒を見てもらう予定ということにして

その知り合いにもまた証言してもらう。


本人も反省して更正しようとしているし

自分が責任を持って監督指導していくから

どうか寛大な~


とやるわけだ。


とはいえ、僕は裁判の傍聴に行ったわけでもないから

実際にどういう主張をし、どういう流れで裁判が進んだのかも知らないし

訊こうとも思わなかった。


僕が知っているのは、

結果として、本人に「ダブル執行猶予」という

少し珍しい温情判決が下ったことだけだ。


程なくして、僕はその世界から足を洗った。


僕は、自分がいる世界が

自分の利益になるものを全て利用する世界で

自分がその世界で生きる住人だということも

もちろん理解していた。


ただ、なんとなく

そろそろ潮時なんじゃないかと

自分が、利用できるものを全て利用し尽す前に

そうせざるを得ない立場になる前に

幸運が続いている間に、離れておくべきだろうと

実を言うと、僕はそのとき感じたのだ。


時々思い返す。


あの老婆は、今どうしているんだろうかと。

食べるものを手に入れることは出来ているんだろうかと。

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