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隣は特等席  作者: どうざんどうざん
終わりの始まり
1/5

底辺から最底辺へ

ジリリリリリリリリ…!!!!



朝8時、目覚まし時計のけたたましい音が1kの部屋全体に響き渡る。




『ん…』




それをめんどくさそうに止めると部屋は急に静かになる。




30秒ほど布団の中でぼーっとしてから、青年はだるそうに起き上がる。




絵に描いたような煎餅布団を雑に畳み、毎朝の日課であるセブンスターに火をつける。




やめたほうがいいのに…




そんな声が聞こえてくる気がした

が、やめれない。

そんなもんだ。




そして、歯を磨き、液体歯磨きで口臭予防をする。




『さぁ、仕事行きますか』




独り言をボソっと呟き着なれたパーカーとジーンズに着替えて外に出た。



少し寒い春の朝だった。





徒歩で行ける距離だが、めんどくさい。そう思いボロボロのリード90にまたがり乾いた2ストエンジンの音が春の朝をコーティングする。



5分前に吸ったが、バイクに乗るや否やまたもやセブンスターに火をつける。




それを加えながらバイクのアクセルを捻る。


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