表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

世界の秒針

8月15日 

Гありがとうございましたー」聞き覚えのある音が流れる

俺はドアを開けコンビニを出る。

レジ袋を持ちながら駆け足で家に向かう。

Гえぇーん えぇーん」

何だ?

電柱を曲がると少女が膝を地面につけて泣いていた

今は夜の12時ちょいだぞ?なぜ子供が一人で

その以前に何で泣いている?

Г君どうかし」少女に問いかけた。その時


熱い!熱い!腹が…

これ全部俺の血かよ!何が起きた?頭がもげる…


はっ!目が覚めたらそこは俺の家のベットだ。

腹の傷は?って無い!

Г夢か…」

ふとベットの近くにあるテレビを見る。

Г8月7日のニュース」8月7日?昨日は確か…8月14日だった気がするのだが…

時間が巻き戻った?

Гそんな訳無いよな?」

頭を抱え込む。

Гこれだ!」

カレンダーの15日目の所に赤く丸を書いて置いた。

これで15日、また巻き戻ればカレンダーには赤の丸が

残るはずだ。

それから日時が経過し

15日目がやって来た。

俺は夢かも分からない記憶をたどりコンビニに行き家に帰ろうとしたとき

Гうぇーん うぇーん」

またか…電柱を曲がるとそこには少女がいた。

Гそろそろか…」

少女にまずは話を聞こう。

Гどうしたの?」

Г……が来る」

Гえぇーと何が来るのかな?」

Г……………」

何がくるんだよ!


世界の秒針はここで止まった





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ