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小さな魔王×社会人の俺=

作者:爽太郎
「私は、グレイディア王国の魔王…です」
冬馬の目の前にいる小さな女の子は、真剣な顔をしてそう言い放った。冬馬の自室のど真ん中で――。

突如部屋に出現した女の子、ナナルヴァ。出現された社会人、相原冬馬。
冬馬の、ただ働くだけの生き屍のような生活は、この日を境に大きく変貌していく…

「とりあえずごめん、仕事あるから」
「えっ」

はず。
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