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Cotton*Candy  作者: クロト
3/3

ふたつ。

約束のケーキを食べに行きます。

今回で新しいキャラが出ます。



昨日、結局健斗はほぼ僕に課題をやらせやがった。

くっそ。あほうめ!

ケーキ高いヤツ奢らすしてやる、絶対に。

僕は妙にいきこんでからベランダに行った。

ミト「よっこい・・・しょっと」

僕の家は健斗の家の隣であり、部屋どうしが密接しているのだ

ベランダから行き帰りするのなんてそんな事は朝飯前。

いつものように僕はベランダから健斗の部屋のベランダに飛び移る。

が、しかし、いつもなら空いているはずの窓に鍵がかかっている

そのうえカーテンすら閉まっているのだ。

ミト「・・・ッチ」

━━━ドンドンドンドンドンドン!!!

とりあえず窓を叩く。

・・・反応無しか。

これは・・・絶対居留守だ。僕が来て「ケーキ食べに行こう!」と言うのを見越した居留守だ!

絶対諦めんぞ、僕は今タルトが食べたいんだ!暇なんだ!!

━━━ドンドンドンドンドンドンドンドン!!!

ミト「おい、ケントいるのは分かってるんだぞ、開けないとどうなるかわかってるだろうな!?」

━━━ドンドンドンドンドンドンd

ケント「あぁもう分かったから!ごめん開けるから!」

ミト「最初からそうしとけばいいものを」

窓叩きすぎて手が痛い(´・ω・`)

よっこいしょ・・・っと窓の柵を持ち、部屋に入る。

相変わらず質素な部屋だ。

ゲームの数は尋常じゃないが。

ミト「・・・で?なんで居留守したわけ?^^」

そう言った瞬間健斗の顔が青ざめる。

ケント「い、いや・・!」

ミト「ん?^^」

ケント「ごめんなさい・・・」

謝るのか・・・。面白くない・・・。

ケント「ベランダじゃなくて玄関から来てください」|(小声

何か聞こえたけど、無視。

ミト「ね、不二家のいちごタルトとミルクロールケーキ!約束でしょ!!」

ケント「なんで増えてんだよ!?」

ミト「・・増えてないよ?」

あれだけ僕に課題やらせたんだ、これくらいいいじゃないか。

ミト「ね、今から行こッ(*゜▽゜*)」

ケント「え!?今からなの!?俺今絶賛ゲーム中なんだけど!?」

知るもんかそんなもん。

《今から健斗の奢りでケーキ食べに行くよ!!空子もおいでっ》

と空子にメールする。

ミト「ケーキケーキ♪」

━━━━バンッ

クウコ「私も連れてってね!」

ケント「おまっ、なんで急に入ってくんだよいつも!!」

健斗は僕がいつも空子をメールで呼んでることに気づいていない。

クウコ「美兎ちゃんが居る所に私あり!ってね♪」

ミト「ねっ♪」

よし、行こう、今から行こう。すぐ行こう_(:3 」∠)_

ミト「じゃぁ、玄関で待ってるから、早く来てね」

そう言い残して部屋からベランダに移る。

クウコ「よし、健斗。行こう。」

ケント「・・・俺今金あるかな・・・」

ミト「んなもん知るか♡」





部屋に戻り、荷物を用意し、靴を履いて玄関に出た。

健斗と空子は個々でスマホをいじっている。

これでLINEとかやってたら異常だよねこの2人。

・・・やってないよね?

ミト「・・・2人でLINEとかしてないよね?」

一応聞いてみる。

ケント「・・・・。」

健斗は僕を無言で見てから、また液晶に目線を戻した。

ミト「・・・・え?」

クウコ「行こっか!!不二家に!」

ミト「ねえ!?2人でLINE会話とかしてないよね!?ね!?」

なんで無言なの!?

2人とも!!!





僕らの家と不二家は案外近いのだ。

店に入るとペコちゃんが出迎えてくれる。

店員「いらっしゃいませー」

店には美味しそうなケーキやらミルキーやらが並んでいる。

ミト「健斗!よろしくね♡」

クウコ「私のもね♡」

ケント「・・・・はぁ」

空子と僕はニコニコしながら待つ。

健斗は文句は多いがちゃんと買う義理堅いヤツだ。(そういう事にしといてあげよう)

店員「ありがとうございましたー」

会計を終えた健斗がこちらに向かってくる。

相変わらず目は死んでいるが。

ケント「・・・ほらよ」

ったく・・・高い・・・とつぶやきながら僕にケーキの袋を差し出す。

ミ・ク「「ありがとーーー!!!」」

ミト「これだけで課題がほぼ自力でやらずに住んでよかったね♪」

ケント「今もう自分でやれば良かったと絶賛後悔中だわ!」

クウコ「はよ帰ろ!そして食べよ!」

あーいちごタルトが楽しみ♪

帰るのがまちどうしいくらいです!

ミト「帰りにゆかりんの家いっておはぎ買って帰ろっか」

ケント「ケーキも食うのに!?」

ったりまえじゃん!ゆかりんの家のおはぎはマジで美味しいんで!

食べなきゃ損ですよ!?

ミト「とにかく帰りましょっ」

ペコちゃんの軽快で可愛らしい挨拶とともに店を出て

家までの帰路をたどる。




和風な和菓子屋の前に着くと

ユカリ「美兎ちゃぁああああああああああん!!!!」

ミト「うおう!?」

ゆかりんが盛大に飛びついてきた▼

美兎は健斗に押し付ける をした▼

ケント「え!?なんで俺!?」

クウコ「あははー♪」

ユカリ「おはぎ買ってく!?美味しいよ!!安くするよ!?おまけも付けるから!」

どんだけおはぎ買わせたいんだ(´・_・`)

いやまぁ買いに来たんだけどさ(´・_・`)

ミト「んー・・ならおはぎ3つ買う!」

ユカリ「毎度ありーっ!ちょっとあんこ多めにするね!!」

ケント「え、俺らの分?」

ミト「お会計は健斗払いね♡」

ケント「あ”ぁ!?」

ミ・ク「「ゆかりんまたね!」

ケントの威嚇は無視して先に帰ることにした。

ケント「・・はぁ」






それから健斗宅に到着し、健斗に紅茶を入れさせ、

まったりとケーキをほおばった

僕がいちごのタルトをほおばってる間、健斗はゲームに熱中だった。

さすがゲーム厨。

ミト「健斗食べないの?」

ケント「あ?俺、自分が食う分買ってねぇし」

ミト「何のために僕がわざわざロールケーキにしてやったと思ってんの?」

クウコ「嫁は優しいからねー」

ミト「婿も優しいけどねー」

一応3人で分けるつもりだったんだけど。

おはぎも買ったし(買わせたし)

ミト「いや、まぁいらないならいいけど」

そう言った瞬間死んだ目をカッっとさせ

ケント「食う!ってか金払ったの俺だけどありがとう!」

クウコ「どーいたしましてッ」

ミト「はよ食べよ、じゃないとケントの分寧音ちゃんに持って帰るぞ」



そんな感じで残り少ない春休みの1日は過ぎていった。




2学期まであと━━━━少し。






ちなみに私は不二家に行ったことはありません。

話にまとまり感がありません・・・文才が欲しいです(´・_・`)

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