#0 用語集
話に出てくる用語でどんなものか作中に記されていないのがあるため
用語集を作りました。
話が進むにつれて更新されるでしょう
シャンバラの地図を投稿しました
用語集
・シャンバラ
地球と似た地形であるが、全くの別の異世界。魔法が使えるということが決定的な違いであるが、他には工業レベルが低いと、蒸気機関ではなく魔導機関により工業化が始まっている。
・オーレリシア大陸
地球で言うヨーロッパにあたるところ。古代最終戦争-ラグナロク-においてスルトが侵略した地域である
・アシーリス大陸
地球で言うアジアにあたるところ。東オーレリシア帝国、セールス・トルキスタン王朝、プトレマイオス共和国、ムガル連邦などの国が80%を領有している。しかし、帝国がセールス・トルキスタン王朝を滅ぼしたため、帝国が70%を領有している
・アーフカリア大陸
地球で言うアフリカ大陸にあたるところ。大陸の半分近くをプトレマイオス共和国が領有をしており、西の端っこはオーレリシア諸国連邦機構加盟国であるカルタゴの領土。
・ポートランド皇国
オーレリシア大陸中央部に位置する大国。どの国とも同盟を結ばず、連邦にも入らずに生き残った国家の一つ。軍事力は兵力としては帝国には及ばずとも、技術力でカバーをする。そして、情報戦にも長け、帝国のポートランド皇国包囲網にすぐさまに気付き、お気楽なサルデーニャ帝国と東オーレリシア帝国に長年脅かされてきたプトレマイオス共和国と同盟を結ぶことに成功。地方の管理などは、東部、中部、西部。その下が~地区。そして、その下に~地方。最後が~村となっている。
・東オーレリシア帝国
オーレリシア大陸東部からアシーリス大陸の半分以上を有する世界最大の面積と人口を持つ国家。軍事力も強大である。スルトである龍斗をうまく使ってオーレリシア大陸を取ろうとするが、ジークフリートが計画を龍斗に言ったため計画が発覚してしまい、帝国と完全に対立状態で、ポートランド皇国と友好国であるプトレマイオス共和国とサルデーニャ帝国がポートランド皇国との三か国相互安全保障条約を締結し、計画に支障が出た。また、ルーシア征教の発祥地でもある。通称帝国。
・西オーレリシア諸国連邦機構
オーレリシア大陸の西部諸国とアーフカリア大陸の西北に位置する国家の合わせて11カ国による連邦国家。東オーレリシア帝国やポートランド皇国、サルデーニャ帝国、プトレマイオス共和国と対立状態であったが、スカンディナヴィア連合王国を仲介役にして東オーレリシア帝国と友好条約を結び、同盟関係を結ぶ。通称連邦。
・スカンディナヴィア連合王国
オーレリシア大陸北部に位置するスカンディナヴィア半島の3カ国による連合王国。東オーレリシア帝国の圧力に屈服し保護国となる。軍事力はそこそこだが一枚岩でなく、統一性がない。通称連合。
・サルデーニャ帝国
オーレリシア大陸南部に位置する大国。国民は料理に芸術に宗教に文化にうるさいが、時間にはルーズ。待ち合わせ時間に1時間ぐらい遅れるのもしばしば。かなりお気楽な国民であるが、軍事力は比較的高く、連邦との過去6回にわたる戦争ですべて勝利している。ルーシア征教の基となったオーレリシア神教の発祥地である。
・プトレマイオス共和国
アーフカリア大陸の中央部から北に位置するシャンバラでは珍しい共和国。つい最近まで王政だったが、現在は民衆の反対で王政は廃止され、共和政に移った。しかし、国家がその間不安定な時に帝国に領土を奪われた苦い経験を持ちそれから、帝国を危険視している。軍事力としては帝国に匹敵する国家である。
・スルト
時たまシャンバラとは違う世界に飛来したMETベルトを中継地点としてシャンバラにやってきた異界からの失い人のことを指す。シャンバラではスルトは忌み嫌われる存在で、その理由は一万年前の古代最終戦争でスルト達がオーレリシア大陸に侵攻し破壊・略奪・強姦を繰り替えしたことから。元ネタは北欧神話のスルト。
・失い人
身体に大量のMETを浴びて身体強化され、周辺のMETが体内に蓄積されるようになった人のこと。そのみかえりに記憶という物を失うというデメリットがある。
・MET(魔法粒子)
異界語(ドイツ語)でMagisch Ein Teilchenの3語の頭文字をとってMETで意味は魔法粒子。METはシャンバラを覆う粒子状のものでシャンバラで自動に精製される。魔術師や魔導士はシャンバラで精製されたMETを使って仕事している。なお、自動的に生成されるようになったのは古代最終戦争のラグナロクにおいてスルトが放ったレーバテインによる炎だといわれている。なお、普段は見えないが魔法や錬金術を使った際に魔法粒子が集結した時に緑色の光を出す。
・METベルト
魔法粒子の集合地帯。
・MET送還機
シャンバラを覆うMETを伝って通信する機械。親機と子機でしか通信ができない。
・古代兵器
一万年前の古代最終戦争でスルトが使ったとされる兵器。その代物は地球で使われている現代兵器であり、また闇市では高値で取引される。取引された古代兵器は、各国政府直属の研究機関に売却される。
・ムスペル人
古代最終戦争をおこした張本人スルトの末裔とされる人々。ただ単にオーレリシア人と髪の毛の色が違うだけでそれ以外に違いはない。元ネタは北欧神話の巨人の一族であるムスペル。
・魔導機関
周辺のMETを集めてそれをさらに放出することによって強力なエネルギーを生み出すことのできる機関。召喚石・封印石を魔術師・魔導士を使わずにできることや、魔導機関車などの乗り物を生み出し、そして、魔法粒子革命という工業化時代を開いた。魔導機関を作動するには魔法粒子が結晶化した魔粒石が必要。
・召喚石・封印石
どちらとも魔法粒子の結晶化された物で分類すれば魔粒石にあたる。封印石は召喚石に比べて粒子濃度が濃い物で召喚石は粒子濃度が薄い。また封印石はモンスターを封印した石で、召喚石は召喚石の記憶にあるモンスターを召喚させることができる。
・正規軍
ここではポートランド皇国の正規軍について説明する。ポートランド皇国の正規軍は主に海軍、陸軍の二つとプラスアルファで上空軍の3つに分けられる。そして、陸軍は国境警備軍と近衛師団の二つに分けられる。国境警備軍はポートランド皇国と他の国との国境を警備する軍隊であり、近衛師団は首都ウィーンペストを守るための部隊である。海軍はその名の通り海の軍隊で、多数の戦闘艦艇や警備艦艇を保有しており、戦力、練度、共に帝国に互角、もしくはそれ以上と言われている。上空軍はつい最近出来たばかりの新しい軍隊で、飛行船・飛行艇を使う少数の軍隊であり、人数は陸軍の20分の一の2万人。上空軍のみで帝国と直接対決したら速攻で負けるといわれている。
・警軍
陸軍の9割が国境警備軍で、1割が近衛師団。そのため本土では色々なところがガラ空き。そうならないため治安維持が目的とされ作られた準軍事組織。部隊の管理は~部を師団。~地区を連隊。~地方を大隊。~村を中隊。
・自警軍
国家国民総動員法が発令されたときに緊急創設される軍隊。自警軍とギルド公社のソルジャーが主軸となり、そのほかに特定の条件に当てはまる国民を強制入隊させる。主に村の防衛や、足りない正規軍の補助など。
・特殊作戦情報部
首都を守る正規軍近衛師団の中でも選りすぐりの部隊。総メンバーは57人。隊長はエーリッヒ・フォン・ザクセン。メンバーすべてが30歳以下で、理由は過酷な任務が多いため、若い人間の方が頭の回転が速く、戦闘においての行動がいいとのこと。
・ギルド公社
ポートランド皇国最大の企業。魔導機関や、海運業、PMC、魔導機関車、軍需生産品、日用品等の市場を独占している。ギルド公社に働いている物はギルドメンバーと呼ばれ、PMC的存在であるギルド公社傭兵部門に所属している物はソルジャーと呼ばれ、15の階級に分かれていて、一番下は2等兵。一番上は大将。
・ギルドメンバー
ギルド公社で働いている人すべてを指す。もしくは、ギルドに加入している人。ギルドメンバーの中でも傭兵部門に加入している人たちをソルジャーという(受付とかは別)
・ルーシア征教
主に東オーレリシア帝国に信者が多い宗教。内容はオーディンを崇め、反スルト・ムスペル人。元はオーレリシア神教が分岐して出来た宗教で、オーレリシア神教との根本的な違いはオーレリシア神教はオーディンを崇め、そして、日ごろの生活を見直し、オーディンはオーディンがしたように自分を他人のために尽くすことを望んでいる。ルーシア征教は、人々すべてが生まれながら平等の立場を持ち、誰か一人が頂点に立つことは許されない。貴族等の支配階級制度を断ち切り、新たな秩序を作り出すことがオーディンの望みであるということ。このような平等という思想はプトレマイオス共和国とムガル連邦以外に無く、他の国では崇拝者は異教徒とされ死刑になる。しかし、ルーシア征教の教徒は常日頃戦闘訓練に励み、正規軍兵士ですら太刀打ちできないためギルドへと任務が回されることが多い。そもそも皇帝陛下が絶対の東オーレリシア帝国でルーシア征教が禁教ではないのが不思議。
・錬金術師
METを使っていろいろなものを作り出す人。錬金術師は最低限精錬術が使えないと錬金術師は名乗れなく、精錬術はMETで鉱石を作り出すこと。トップクラスの錬金術師が扱えるといわれる生成術は2つ以上の物質が組み合わされた武器や、雑貨品、さまざまなものを作り出すことができる。生成術を使いバスターソードを生成し、龍斗を追い込んだジークフリートは高度な技術をもつ錬金術師だと考察される。
・魔術師・魔導士
おもにMETを使って魔法を使う人たち。魔術師は高レベルの魔法を使える人。魔導士は呪文を唱えなくても魔法を使える人。
・ヴァルキューレ
かつて古代最終戦争―ラグナロク―の際にスルトの放ったレーバテインの炎によってオーディンを残し死んでしまったアインヘルヤルを天上の宮殿ヴァルハラへ向かいいれたのがオーディンの娘スクルドと呼ばれるヴァルキューレ。ヴァルハラに向かいいれた時空には緑色に発光する道ができたという。
これらは神話であるため作り話であるが、天上の宮殿ヴァルハラに向かいいれることができたというのは神の力をもつということの裏付けであり、またヴァルハラに向かいいれた時空に緑色に発光する道ができたのは、ヴァルキューレの力を解放すると、ヴァルキューレに向けて全世界のMETが集まるためである。見た目はオーロラ的な感じ。