表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『泥の粥なんて食べられませんわ! 処刑寸前の悪役令嬢、伝説のフライパンで監獄を美食の聖地に作り変える』 〜冷酷な看守長様は、わたくしのプリンに胃袋も心も奪われたようです〜

作者:月雅
最終エピソード掲載日:2025/12/20
「お前のような悪女には、この泥の粥こそが相応しい」

冤罪によって婚約破棄され、最果ての『奈落監獄』へとぶち込まれた公爵令嬢リリアーヌ。
明日をも知れぬ処刑を待つ彼女の前に差し出されたのは、異臭を放つ灰色の粥だった。

だが、彼らは知らなかった。
リリアーヌの中身が、食に命を懸けた「前世の三つ星シェフ」であることを。

「……ふざけないで。わたくしの誇りが、こんな汚物を食事と認めるわけがありませんわ!」

激昂した彼女が覚醒させたのは、伝説の聖調理具『女神の竈(ヘスティア・キッチン)』。
魔力を封じる監獄で、リリアーヌは至高の黄金プリンを、禁断のガーリックステーキを、そして胃袋を掴んで離さない極上カレーを次々と作り出す。

「……足りない。これだけでは、全く足りない。もっと俺を、お前の味で満たしてくれ」

かつて「氷の死神」と恐れられた冷徹な看守長ギルバートは、彼女の料理で呪いから救われ、いつしか重度の「溺愛ストーカー」へと豹変。囚人たちも看守も、彼女の飯のために命を懸ける「美食の軍勢」と化していく。

一方、真の聖女であるリリアーヌを追い出した王国は、深刻な食糧難と不味すぎる宮廷料理で崩壊の危機に瀕していた。
今さら「戻ってきてくれ」と泣きつかれてももう遅い。

わたくしは今、世界で一番甘い監獄で、愛する旦那様を餌付けするのに忙しいんですもの。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ