葵と楽土①
リレー形式が定番化しつつある今回は楽土くん相手に新たな女子高生が登場!
今度こそ歳上の余裕を見せる事ができるのか!
「フリートークです。」
「フリートーク…って結局なに?」
「こんにちは。そしてはじめまして。青山葵と申します。高校1年です。本日はよろしくお願いします。」
「お、おう、、今度はえらくかしこまった女子高生が来たな…。えっと、こんにちは。緑野楽土…です。よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。どうしましたか?表情が固いですよ。」
「いや前回とのギャップにね、正直かなり面くらってるところなのよ…ですよ。青山さんだっけ?前回来た女子高生は名前の通りちょい赤みがかった髪色だったけど、君はなんというか正統派黒髪ロングなんだね…ですね。」
「なんですかそのおかしな丁寧語は。お気になさらないでください。あなたは歳の差も考えずに女子高生に不埒な目を向けるえっちな方だとあーちゃんから聞いてます。」
「あれーーー……?おかしいな、なんか知らないところであらぬ風評被害を受けてない俺?あーちゃんってもしかして赤川さんのこと?」
「そうです。あーちゃんはとても可愛いんですから、男性がそういった目を向けるのはしょうがない事だとは思いますが。それでも、私の親友にそんな目を向けて、あまつさえ言葉による性的搾取をしたとあっては、私はあなたを許すわけにはいきません。」
「おいおいおいおい!まてまて!お前はお前で綺麗な顔して言う事可愛い割に真顔で性的搾取とか言っちゃうのね、どんなキャラしてんだよ!ていうか!俺は決して性的搾取はしていない!!頼むから誤解しないでくれよーー、こっからしばらくトークしていくんだろーー」
「大丈夫です。仕事に私情は挟みません。任された仕事はきちんとこなします。だから感情が乗らないよう事前に「初対面 トーク 定番」で調べてきましたから。」
「ネット世代だな〜まあそれは俺もたいして変わらないか。オッケー一旦乗ってみよう、雑談に花を咲かそうじゃない。」
「ではいきます…、今日はよく晴れた日和でしたね。」
「そうかぁ?ほんのり曇りじゃなかったか?なんならこの後軽く降りそうなくらいの?」
「え?あ、ちょっと待って下さい通信が…ふむふむ…。」
「おいー、この流れにデジャヴを感じるぞー、ていうか黒髪ストレートに隠れて見えてなかったけどお前も付けてるんかい俺が一生貰えないイヤモニをよ。」
「なるほど、お互い違う次元からやってきてるから天気の認識にはズレがある……と、了解しました、軌道修正します。
さて緑野先輩、えっと…好きな牛丼屋さんとかありますか?」
「ほらまたーーー!!!」
同じようでやはり違うお話しの住人な2人です。
茜と葵はクラスメイトでありバイト仲間です。
もう少しビジュアルにも触れてよりイメージしやすくなってもらいたいですね、頑張ります。
さて、次回は葵が頑張ってトークを回す!