茜と楽土③
女子高生とのジェネレーションギャップを感じる楽土!
年上としての体面を保つことはできるのか!
「フリートークです!」
「フリートーク…って結局なに?」
「引き続き赤川茜です!」
「緑野楽土です。やっと落ち着いたか女子高生。」
「はい、大変お見苦しいところをお見せしました…」
「いや、いいよ。 さて、今回で俺らの組み合わせでももう3回目、この辺でそろそろ区切りの着く話題で締めて行きたいところだな。」
「おやおや?緑野さんもしかして進行しようとしてくれてますか?」
「いいんだよいちいちそういところに突っ掛からなくて、ちょっとしっかりしなきゃなと思っただけだよ。それより、好きな牛丼の話しようぜ。」
「お〜、やり返されちゃいましたね。でも、へ〜そうなんですか、しっかりしようとしとくれてるんですね〜。せっかく頑張ってくれると言うなら、今回は頼りにさせて貰っちゃいますね、せ〜んぱい!」
「…………。」
「あれ?先輩もしかしてちょろ…」
「うっ、うるせぇ!!いきなり可愛い子ぶるんじゃねぇ!気色悪い!!」
「大人の余裕のカケラもないですね…。」
「そんな目で見るな!しきり直すぞ!ほら牛丼牛丼!ちなみに俺は高菜めんたいマヨ牛丼だ、シャキシャキしてしょっぱい高菜とほんのり塩辛いめんたいマヨの合わせ技でご飯がもう進む進む!!あれめっちゃ美味いから食べてみ!はい次どうぞ!」
「早口でしたね〜牛丼の話はもう結局しないのかと思いました。高菜めんたいですか〜確かに食べた事なかったです、先輩がそこまで推すのであれば今度食べてみようと思います!ちなみにわたしはカレ牛です!」
「わんぱくか!いやそもそも牛丼の話自体お前から出た話題だから振ったけどもよ?ちょっと女子力低めなんじゃないんですか女子高生?」
「なっ、何を言うんですか!あれはあくまで独り身男子大学生である先輩に合わせて話題をチョイスしただけであって!クラスではお化粧の話とかお洋服の話とかし〜ま〜す〜!」
「そうかぁ?お前骨格的に丸っこいし、何もしてなきゃもっと太っててもおかしくないのに妙に締まってるからな〜毎日ゴリッゴリに運動して腹いっぱいご飯を食べてそれ以外の時間は寝てるって生活しか想像できないんだよな〜…。」
「太っ…ゴリ……この人!慣れてきたら結構失礼です!!それにどこ見てるんですか!!これはハラスメントです!!そんな目でわたしを見ながらずっと正面に座ってたなんて!!偉いひとーーー!いたいけない女子高生が成人男性から性的搾取を受けてますーー!」
「あっ!ちょ!まてこのガキ!!!」
いっても茜も慣れたら失礼の部類なのでお互い様ですね。
次は新キャラ登場です。
自分で決めた締切ではあるけど、
毎日毎日、今日は本当に間に合わないっ…
って思ってもなんだかんだで間に合わせて今日まできてる!
執念!!