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茜と楽土①

今回は茜とまた別のキャラです。

ついに現実世界出身の2人組みななりました!

「フリートークです!」

「フリートーク…ってなに?」


「どうも〜赤川茜!高校1年!ちょっと赤みがかった髪色が特徴です!よろしくお願いします!」


「え?」


「ほら、挨拶ですよ!この目の前のマイクに向かってまずは自己紹介をお願いします!」


「え?誰に?どゆこと?俺何も聞いてないんだけど!」


「それは緑野さんがギリギリにブース入りするからです!わたしちょっと怒ってますよ!でも、まずは自己紹介です。」


「え〜何で俺知らないうちに女子高生の怒り買ってるの…。え〜っと、緑野楽土、大学3年の21歳です…これ、マジでどういう状況?ギリギリに来たも何も俺気づいたらここに座ってたみたいなもんよ!?」


「え、そうだったんですか!?…あちょっと待って下さいね通信が…ふむふむ…。」


「どうしたの急に、ていうかその片耳に着けてるイヤホンみたいなのは何?相槌打ってるけど何聞いてるの?」


「…ふむふむ。あ、これはイヤモニって言ってブースの向こうの人からの指示を聞いてます。」


「そう言う指示出しってさ、カンペとかもっと両方に分かるようにやらない?何でわざわざイヤモニ?そして俺それもらって無いんなけど!」


「今わたしも指示を聞いて理解しました。どうやら緑川さんの理解はそのまま進めていいそうです!改めてよろしくお願いします!」


「いやいやいやいや!おかしいから!気がついたらよく分からんラジオブースに座ってて?目の前には知らない女子高生がいて?ブースの外には知らない大人たちとっ………ピエロ?え何でピエロ?しかもインカムに向かって喋ってるのあいつ?もうなにがどうなっているんだよ!!!


「まあまあ」


「いや逆に…ええっーと、赤川さん?は何でこの状況を受け入れきれてるわけ!?」


「はい、赤川です!いや〜わたしも初めは戸惑いましたよ〜でもわたしは元々ー…あちょっと待って下さいね通信が…ふむふむ…。」


「やな予感がするよその流れ…。」


「…ふむふむ了解です。さて、好きな牛丼屋さんとかありますか?」


「全力で話逸らしにきたー!しかも逸らすの下手ー!」


「え、なんの話でしょう?」


「いや急にめっちゃ話題逸らしすぎだって!!どう言う事?赤川さんの身の上も俺聞いちゃいけないことあるの?」


「緑野さん!その発言は少しセクハラっぽいですよ!この会話は不特定多数の方に聞いていただいているのですからそういう発言は気をつけないと!炎上しちゃいますよ!」


「炎上って何が!?俺、情報収集が目的のSNSアカウントしか持ってないよ!?」


まーた自己紹介だけで終わってしまった…

次回は楽土の深掘りと見せかけて、茜回になるんだろうな〜

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