茜とキッド②
キッド、猫っぷりを発揮!!
茜ついていけるか!!
「フリートークです!」
「フリートークだ!」
「というわけで引き続き赤川茜!高校1年!身長155センチカッコ平均よりやや小さめカッコ閉じ!!引き続き猫ちゃんとトークしていくよー!だから寝ないでね猫ちゃん!!」
「わかったよしょうがないなお前は、そんなにキンキン騒ぐなって。どうも、ついに4回連続登場で現在皆勤賞のブラック・キッドだ、おそらくだか拙者とアカネは全く違う世界線からここに来てるようだな。」
「そうなの!?てっきり私はウライケブクロの住人だと思ってたよ!」
「それがどこかは分からないし、拙者も拙者の世界の国を全部知ってるわけじゃないが、それでも違う世界に住んでるってのはなんとなく分かる。特にその平和ボケした態度でな。」
「わたしそんなに呑気な顔してるかな…」
「いや、そういうことを言いたかったんじゃないんだ悪いな。なんていうか、警戒心を感じないんだよお前からは、それはお前が拙者のいる世界よりずっと平和な世界に生きてるからなんだなって感じてるだけだ。」
「そっか、わたしは全然気にして無いよ!むしろ猫ちゃんの方こそだいぶ過酷な世界から来てるみたいだけど、猫ちゃん自身は大丈夫なの?オシャレなマントみたいなの着てるくらいだから飼い主さんはいると思うけど、ちゃんと守ってくれてるの?」
「拙者の羽織ってるボロ布をマントと言える懐の深さにびっくりだよ。そして拙者は野良だ。この布もオシャレで着てるもんじゃない、この布のは武器を隠し持つためのカモフラージュだ。つまり、拙者の身は拙者で守っている。」
「えええーー!いきなり情報量が多いよう!猫ちゃん戦うの!?立ち上がっても私の身長の半分もないのに?」
「そうだ、それに拙者の存在力は大きさじゃ測れないぜぇ」
「うわぁ、猫ちゃんが今日1番の悪い笑顔してるぅ、、実はこの子も結構やばいのかも…?」
「そして拙者武器は持っているが基本人間に乗り移って戦う。乗り移る相手はその時次第でその時限りだ。」
「うわー!なんか人を使い捨てみたいに言ってるーー?!」
「そして拙者はそろそろあのブースの向こうでヘラヘラしているあのピエロ野郎を一発締めたい。」
「わたし使い捨てられるーーー!!!!」
自分よりやばい奴がいるとまともにならざるを得ないですよね。
でもまともにしてる側は基本聞き手になるからこそ、立場が変わると一気に深掘りできますね。