表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある小さな物語  作者: どこぞのゴリラ
season2
19/23

season2 7話勇気の意味

────────現在


「『カーリー計画』?」

ひびきが聞き覚えの無い言葉に困惑する。

「あぁ…内容からするとシンは”国家転覆”を図っている。」

りょうたが物騒な単語を使う。

「あいつの目的は一体……!?」

「分からない……けど一つ分かっているのがシンは……全面戦争を起こすつもりだ……!」

「まじか…」

「場所は……俺たちの故郷まちだ」

「なんでだ?」

「俺らの”母校”の地下には強欲の罪アモンの魂が封印されているんだ」

「って事は…シンはそいつを取り込もうとしているってことか?」

「そういう事だ、この戦争には勝たなければいけない…!協力してくれるか…?」

「あぁ…当たり前だ…!」

「感謝する。」

────────

後日ひびきにはメールが送られた。戦争は遅くとも1か月後ということ。そして4日後作戦会議が行われることを。

(シン…何があいつをあそこまで変えた?りおの事か?それとも他になにか…)


────4日後


(まさか会議場所がここだなんてな…6年ぶりか…)

「おっ!ひびきじゃん!」

そこに現れたのはひできだった。

「ひでき!お前も参加するのか」

「まぁ、魔獣退治を手伝ったりしてたしな!それよりお前……警察官になれたんだってぇ?」

「まぁな、そういや俺はお前のユニークスキルを見たことねぇな」

「見せてなかったか?まぁ実践はシン達の奇襲でまともに出来なかったもんな。俺のユニークスキルは【稲妻ライトニング】!まぁ簡単に言うと電気だな」

そう言いながらひできは指元に電気を走らせる。

「電気か!なるほどな。いつか手合わせしてぇな」

「いつかな!んじゃ俺トイレでも行ってくるわ」

「おう」

(さて…俺も会議場所に向かうか…)


────


「みんな今日は来てくれてありがとう。改めて代表の佐藤りょうただ。よろしく。では早速本題に入ろう。俺たちはシンの『カーリー計画』を止めるために集まっている。」

「その『カーリー計画』ってどんなもんなんだ?」

ひできが問う。

「あぁ説明するさ。だが俺たちも計画の全貌をわかっている訳では無いんだ。少なくとも地下に眠る強欲の罪アモンの魂が狙いというのはわかっている。そしてそれを利用して国家転覆をしようとしているのもな。」

『!?』

全員が動揺しザワつく。

「だが俺らの目的はただ1つ!シンの計画を止める!ただそれだけだ!今日から2週間の間にシンはここを攻めに来る!」

「って事は今日来るかも……だよな?」

こうたがぽつんと呟く

(こうた達も来てたのか…)

ひびきの目線にはこうたの他に美月やおとがいた。

「ま、まぁ確かにそうだな!みんな気を引き締めて行こう────」

『!?』

外に膨大な魔力が出現したことに全員が気づく。

「まさかっ!嘘だろ!?」

────

「…………もう何回目かな…さてと……フゥ…戦争開始と行こうか」

校舎から離れたビルの屋上、シンが準備体操をしながら呟く。

「くっ…!こんなにも早く攻めてくるとは…!みんな準備を!今から俺たちは戦争を食い止める!!」

(始まるのか…戦争が…)

ひびきが唾を飲む。

「全員散らばれぇ!」

りょうたが叫ぶ。

『ぉぉお!!!』

全員が気合を入れる。

「あんたはどうする?」

伊藤がシンに質問する。

「俺はこのまま地下に向かう」

シンは母校の方に指を指す。


─────────


「美月!俺らも行こう!」

「えぇ」

こうた達は魔力を感じる方に向かいに住宅街を走る。

「────まさかあなた達に出くわすとは……」

「……!?くるみ!」

美月とこうたの前にくるみが立ちはだかる。

「悪いけどここから先は行かせる訳にはいかないの」

(……6年前とは全く違う……!魔力量が比べものにならないほどだ)

こうたが冷や汗をかく。

造形アイスメイク氷鎖アイスチェーン

無数の鎖がこうたを襲う。

「水刃!」

美月がむちのように水の刀を伸ばしこうたを守る。

「油断しないで!こうた!今のくるみは…本気で私たちを殺しに来てる!」

「もうあとには戻れないの。造形アイスメイク氷闊龍アイスドラゴン!」

くるみの後ろに巨大なドラゴンの姿が現れる。ドラゴンがこうたたちに襲いかかる。

「換装!五代目胡蝶蘭!」

こうたの両手に剣が現れる

「神速!」

こうたがドラゴンの腕を切り刻む。だが丈夫なドラゴンの鱗にこうたの斬撃を通さない。

「こいつ硬ぇ!!こんなのどうすれば……!」

「……さて、こうたはドラゴンに任せるとして…私の相手は貴方ね…美月」

くるみの標的は美月へと変わる

「……っ!」

美月は強く警戒する。

造形アイスメイク:白虎」

くるみが何倍も大きい虎を生成する。

「私は虎ってわけね……」

美月の首元に汗が垂れる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ