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第59話 飢餓



 俺はミッドハルト。旅の剣士だ。

 胃痛がしているが、おそらくさっき食べたクッキーのせいだろう。

 くそ・・・・

 やなことばっかだぜ

 俺はそれでも明るい方向性を目指すために

 今後は散歩とかしていこうかと思っている

 誰のためでもなく・・・自分のために

 イェー

 それが俺の正義

 わかった?

 ジャスティスが俺。

 それが異世界チート。

 俺は敵を倒す。

 魔物を倒してお金をもらう。

 元気溌剌。


 ふう。

 だいぶお金がたまってきたので家を買った。

 静かな家だ。

 俺はそこに分身を残して適当に見繕ったハーレムを置いた。

 俺は旅を続けるからな。

 偉いだろ。

 俺は旅を続けた。


 歯磨き粉を買った。

 いい感じだ。歯を磨こう。

 だが眠気までは磨けない。

 永遠か。

 誇り高き気分か。

 どっちにしろ、手に入れたいなあ。

 昔は持っていたんだ。

 永遠の気分を・・・・・・・・


 どうしたらいいんだろうな。

 道ははっきり見通せるのに

 俺にはそれを渡る時間がない

 空腹というよりも、激しい飢餓が

 俺を苛む


 誰も助けてはくれないし、

 誰も役に立つような器じゃない

 俺だけが一等

 悲しいことに天才の不幸


 畜生、どうして

 だが、ゆこう

 たとえバラバラになっても

 俺はこの道をゆく

 真実は俺の中にだけある

 邪魔するやつはぶちのめす

 それだけだ


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