詩 スイーツ
掲載日:2026/05/11
特別な日ではないが、家族がスイーツを買ってきた。
箱の中を覗くと、美しいドレスのような華やかな見た目。
どれを選ぼうか迷ってしまう。
どのモデルも魅力的で、キスされるのを待っている。
キラキラ、キラキラ。
自分の瞳も眩しく輝き出す。
皆、独り占めしたいが、それはルール違反なので、じっくり考える。
どのモデルと口の中で、デートしたいか。
考えること、しばしの時間。
迷った末に、1人のモデル、いや、スイーツを決める。
「これにする!!」
早速、皿とスプーンを持って来て、箱の中から取り出す。
わくわく、わくわく。
脅かさないように、そっとスプーンを使い、一口食べてみる。
みるみるうちに笑顔となり、頬に手を当てる。
幸せだと、オーラを明るくし、惜しむようにゆっくり食べていく。
出会ってくれて、ありがとう。




