表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/34

第34話

「いざ、尋常に……勝負!!」


 璃奈ちゃんは勢いよくボタンを押すが結果は、瑠奈は50連で全種類揃いという驚異的な豪運を引いたのに相対し、天井一回含め下半身のみしか引けなかった璃奈ちゃんの姿だった。

 欲のないとこうも運が良くなるものなんだなぁ~と思ってしまった。

 欲しい者の手には課金悪魔の囁き(課金)、恐ろしい。


「まだだ、まだ終わらんよ」


 某アニメの名言を言い放つと、チャリンっと甲高い音が流れる。

 課金したな。

  

「一万、これで駄目なら諦める!!」


 そうして目を血走らせながら、ガチャを引く。

 ガチャでそこまでなるか、普通。


「……しゃあ!!」


 そうして何度も引いていくと、何とか引き当てガッツポーズをする。

 この子、ギャンブルとかはまらないようにしっかり見とこう。


「……んんっ!! 姉さん、お揃いにしましょう」

「うんいいよ~」


 そう言って二人は着せ替えをする。

 

「可愛いね」

「だねぇ~、ねえ兄さん、写真撮ってよ」

「あぁ、いいぞ」


 このゲームは写真機能があり、写真を物として渡す事も可能なので撮ってあげる。

 

「もう少しくっ付いて、そうそう、それでポーズ取ってぇ~。いいよぉ~」


 そう言って何枚か写真を撮る。

 そうして撮り続け、二人に見せる。


「これとこれ、欲しい!!」

「私はこれとこれね」


 僕は「はいはい」と言って撮った写真を全部スマホのフォルダから二人に送る。

 瑠奈は嬉しそうに、璃奈ちゃんは満足そうに微笑んでいた。

 課金は駄目だという人間がいるが、この二人を見てそれを言う奴はいるだろうか?

 むしろ課金は善という奴の方が増えると思う。

 少なくともこの笑顔に僕は意見は言わない。

 そもそも課金が悪とは思わない。 

 だって趣味にお金を使うだけなのだ。

 自分の範囲で課金する程度なら問題はないと思う。

 

「それじゃ、満足した事だし鯨を討伐に行こうか」


 璃奈がそう言うとクジラ討伐の依頼を受ける。

 僕らは3人なので、上から2番目のクエストを受ける。

 4人ならいけるのだが、僕等ではVHが限界だろう。

 一度他の人とやっているのである程度対策は分かってるので、それを適切に行い彼女達に攻撃してもらい処理を済ます。


「素材、結構取れたねぇ~」


 ある程度の素材を手に入れ、錬成していく。

 順番的に僕の盾や拳、剣を作ってから二人の分を作ることにしている。 

 理由は僕等の中で僕のキャラが主に要となるからだ。

 そうして素材をかき集め僕に譲渡すると僕は作り続けるのだった。



 

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ