第1話頑張り屋な彼女
初めましての方、「幼馴染みが僕を放してくれない」を読んでくださった方初めましてユウキです。
今回の作品はなろうで二作品目の恋愛系小説です。
まだ題名は解明するかもですが、軽く説明すると無理してよく怪我をする幼馴染を応援する主人公の物語です。
この話は何というか、スポーツ×恋愛をモチーフに考えてはいます。
至らない点もあるかと思いますが、今出来る精一杯考えて書きましたので最後まで読んでいただけると幸いです。
「よし、少し休憩しようか」
水原英太は目の前の女の子に声を掛ける。
「まだいけるよ!!」
そう言って元気一杯の笑顔で椎名瑠奈は答える。
「駄目だ、休憩しろ」
流石にこれ以上は休憩しないと怪我の元になる。
「む~、大丈夫だって!!」
「そう言って前も膝痛めただろ、治ったとはいえ油断は駄目だよ」
「英太ちゃんは心配性すぎるんだって」
心配させてるのは何処のどいつだよ。
彼女は心配性だと言うが、そりゃ心配にもなる。
幼い頃から彼女を見てきているので、応援したいというのが本音だ。
才能も有り、努力家でもある彼女を僕は見てきている。
「心配にもなるさ、瑠奈が頑張ってるの知ってるんだから」
「そ、そうなんだ……えへへ……」
照れくさそうに頬を掻くとベンチに腰掛ける。
「ほい、水分補給もしっかりな」
「ありがと」
「膝の調子はどうだ?」
「大丈夫だよ、全然痛くない」
それはよかった。
彼女の調子はいいようだ。
後はストレッチと柔軟をしっかりすればいいだろう。
「少し休憩して膝の調子が良くなかったら言ってくれよ」
「ほ~い」
そうして休憩すると案の定、少し痛みが出ていたようだ。
運動中は気づかない事でも、少しの休憩した後に気づくことが多い。
「今日はここまでにしよう」
「え~!! まだやりたい!!」
「駄目だ、痛みが出てるんだろ。 身体が悲鳴をあげてる証拠だぞ」
「わかったよ」
そう言うと、二人でコートを整備し受付へ向かい鍵を渡し互いに更衣室で着替えに向かう。
「英太はいるか?」
ノック音と共に阪柳コーチが入ってくる。
このクラブのスタッフであり、彼女の所属するテニスクラブのコーチだ。
あれかな。
「はい、います」
「試合の課題をまとめといたぞ」
「ありがとうございます」
とはいっても、瑠奈は週一で練習に参加し、残りを自主練で使わせてもらっている。
「どんどん成長するな、あいつは」
「ですね、どんどん強くなっていきますね」
「あれで欲があれば、もっと上に行けるんだろうが」
彼の目には彼女がそう映っているようだ。
実際彼女は海外のプロを多数輩出しているスクールからスカウトが再三来ているが、皆と離れるのが嫌だという理由だけで断り続けている。
もったいない気もするが、彼女の決めた事に口を出す権利など誰にもない。
「まぁ、彼女にも考えがあるんでしょう」
「だな、それじゃ」
阪柳コーチはそう言うと出て行った。
ど、どうでしたでしょうか?
話的には違和感なく書いたつもりですが、おかしな点はなかったでしょうか?
無ければ幸いです。
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