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ただ日記を書いて、飯を食らう者  作者: 真空パック
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今日の朝ごはんは久しぶりにアジの塩焼きを食べた。

初めて嘘をついたのはいつだっただろうか。

記憶にはないが、恐らく初めてついた嘘はほんの些細な内容だったんだろうと思う。

そうやって些細な嘘を繰り返してるうちに、いつの間にか戻れないところにまでやってきてしまった。

嘘つきは泥棒の始まりという諺があるが、意味として【平気で嘘をつけるような人は盗みも悪いと思わなくなるという例え】と記述されていた。

これを見た時、ふと疑問に思ったことがある。

世の中にいる大抵の人間は平気で嘘をついているが、その中でも盗みをおこなっているのはごく一部だろう。

ならここでの【泥棒】とは一体何を指しているのか、自分自身に置き換えて考えてみた。

私は小中高と何不自由なく生活を送っていたが、大学生の時に嘘によって大きな過ちを起こした。

そしてその結果、親に対して物凄く迷惑をかけてしまった。

最終的に親も許してくれたが、あの時ついた嘘のせいで親が私に費やした20年以上の時を奪った。

そこには時間やお金、感情など様々なものがあったのだろう。

私はあの時ついた嘘で親から一体何を盗んでしまったのか、今考えても答えは出ないままである。


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