No44
冬休みはとうに終わり、寒い中学校に通う毎日。幸い雪は薄っすら積もる日がたまにあるくらいなので、楽で助かる。東北・北海道等の雪がたくさん降る地域はやっぱり大変なんだろうか?雪綺麗だな~とかスキー場近くにあって羨ましいとか思うけど、住んでいる人にとってみれば雪は案外鬱陶しい存在なのかもしれない。とこんな感じで導入部分を書いてみたんだが、今回は冬ならではの話を書きたいと思う。しかも学校に関する事だ!まあ、気楽に読み流してくれたらOKよ。
学校=制服な訳だが、季節は冬。装いも変わるわけでして……。みんなPコートやダッフルコートを着てマフラーに手袋と防寒をしっかりしている。ここで注目したいのはマフラーだ。女の子がマフラーを巻くと髪がモフッてなる。このモフッが凄い好き!分かるかな?マフラーに押し出される形で髪がこう……、ポワッというかフワッというかそんな感じになるの。分からない人は女の子 マフラー 髪でグー〇ルで検索すれば画像が出てくるのでどうぞ。そして足元は基本ローファーで、雪が積もるよって天気予報がある日はショートブーツの人が増える。ローファーと言えばHAR〇TAだろう。もう定番中の定番。色は黒or茶があるが、個人的には黒で余計な飾りが無いタイプが一番好きだ。スニーカーとかはちょっと……、かな。別に悪いという訳では無いが、学生=ローファーっていうイメージがあってどうしてもね。首元、足元ときて次は上半身です。うちの学校はブレザータイプの制服なんだが、内側にセーターorカーディガンを着ている人が殆ど。かくいう俺もセーターを着ている。ここで注目したいのは袖の部分だ。ブレザーの袖口からセーターorカーディガンの袖が飛び出ていて手のひらの半ばまで覆っている着方をしているのをよく見る。所謂萌え袖というやつだ。おわかりいただけただろうか?ちっちゃい手を袖で覆い隠している姿の神々しさを!そんな子が人差し指でツンツンしながら呼びかけてくるんだぜ。『ねぇねぇ、今いいかな?』ツンツンって感じでさ。うひゃぁぁぁっ~~!!萌え萌え萌え~。今だけは俺を萌え豚と罵っても構わない!……ふぅ。少し取り乱したが、これは実話だ。結衣とか楓とかにされたんだけど、しばらくニヤニヤが止まらなくてマジで困ったよ。どうだ、羨ましいだろ?ウワハハハ~!こういった季節によって楽しめる要素があるのってマジで良いよね。ただ、ただね一つだけ由々しき問題があるわけよ。それは、冬になり大半の生徒がタイツになったのは前にもお伝えした通りだが、これによって一つの問題が浮上する。それはなにか?パンチラした際パンツが見えないんだよ。デニールが高いタイツを履いているからスカートの中は黒、暗闇、漆黒。パンツのパの字も無い。階段を登る時、前屈みになった時、突風が吹いた時等にパンチラしても(T_T)こんな感じですよ。毎日といっていいくらい美少女たちのパンツを見ていたのにそれが突然無くなった時の俺の気持ちが分かるか?いや分かるまい!あまりの悲しみ枕を濡らして日は幾晩も続いたんだ。これは決して萌え袖やマフラーWithモフ髪では代替できないんだよ。圧倒的絶望、悲しさ、希望の光は潰えてしまった…………。この世界は再び闇に覆われようとしていたその時、僅かな光が灯った。そう、まだ希望の光は消えてはいなかったのだ。極一部の生徒はストッキングを着用していたので、パンツは見える。俺たちのパンチラは生きていた!あぁ、私はいま歓喜に身を震わせている。神に感謝を捧げます。(パンツ神よ、サンキュー)
まあ、制服に関することはこれくらいかな。今まで話したことは無かったけど俺が通っている私立蒼律学園はかなりでかい。中高一貫校っていうのもあるけど、敷地とかだだっ広いし、建物も沢山あるし。ちなみにまだ、行った事の無い棟は沢山あります。一年次は使わないとかで二年、三年になると使えるらしい。いくら私立とはいえあまりにも金を掛け過ぎていると思うだろう。ここで学校関連について少しお話ししようか。小中高大は公立と私立に分かれている。(大学は国立もある)
ここまでは前世と同じだが、ある一点が全く違っている。私立校の経営母体は財閥・企業なんだ。規模としては財閥は世界に名だたる有名どころで、企業はコングロマリットが殆ど。なので潤沢な資金を武器にしてこれでもかと金を掛けた学校を設立するわけだ。当然理由もあって、優秀な人材を育てる、発掘して自社に取り込むという面と男性を多数入学させることによって広告塔にするという面がある。一部を除いてやはり男性が入学しているというのは強力な武器になる。そうなると入学希望者が増える為、より広い範囲でより良い人材を見つけて育てられる可能性が高まる。財閥・企業が学校経営に参画する理由はそんな生々しい事情があったりする。けど、個人的には嫌いじゃない。企業は金儲けが一番大事だし、経済を回す為にもどんどん金を突っ込んで欲しい。まあ、うちの学校が滅茶苦茶豪華というか設備が整っているのにはそんな訳があった訳ですよ。だってさ学食とかプロの料理人が作っているし、更衣室も男子専用があったりプールとか凄いんだぜ。制服も高校生だとまだ成長期なのでサイズが合わなくなったら無料でサイズが合ったのに交換してくれるし、至れり尽くせりだぜ。とここまで良い所を書いてきたが、当然入学には厳しい試験と審査を通らないといけない。真白さんが通っている有名お嬢様学校程ではないけどかなり厳しい。入学金やらなにやらもべらぼうに高いしね。
その点公立校はかなり……、というかほぼ誰でも入学できる。経済事情に問題があったり、学力的に難しい人は公立に通う事になるというのが一般的だ。環境も言い方が悪いが、よろしくない。教師もあまりやる気がなく質も悪い、生徒も素行が悪かったり問題を起こしたりと言った感じ。ここまで話して分かったと思うが、この世界は生まれや本人の能力によって明確な差が生まれる環境だという事が。学力面で言えば韓国ぐらい競争が激しいし、生まれに関しては某国くらい差がある。だが!だが、男であれば例え超貧乏家庭で、本人の学力が底辺であっても私立校に入学できるし将来も明るい。この話を聞いた時はおったまげた。そんなバカな話があってたまるかとね。だが、今ならなるほどねと理解は出来る。男子が生まれた場合、0歳~二十歳まで男性特別給付金が支給されその額なんと月二十万円。さらに色々な手当てや優遇措置があるので先程例に出したような家庭でも十分やっていけるのだ。二十歳までとはいえ毎月二十万円も支給して国の財政が持つのか?と思うが、なにせこの国は潤っている。前世の日本みたいに常に赤字を抱えているなんて事はなく、貿易や最先端技術の開発、その他諸々でウハウハらしい。こう聞くとバブルなんじゃない?と思ってしまうが、ずっと昔からこの国は成長を続けているのでこれが当たり前らしい。もはや世界のパワーバランスは当の昔に崩れていて日本一強状態がずーーっと続いている。移住希望者や他国の難民なんかも大勢押し寄せるが、アホみたいに厳しい審査を潜り抜けなければいけない上、永住権を取得しても問題を起こせば即没収という厳しい処罰が待っている。それでも後を絶たないという事をニュースでみてビックリしてしまったよ。んでだ、先程でた男性特別給付金だが俺も貰っている。母さんからは好きに使いなさいと言われているんだが、小遣いも貰っているしバイトもしているしで使い道が無いのが現状。というかさ、小遣いもバイト代も金額がおかしいんだよね。高校生の小遣いって月数千円くらいだろ?俺月五万もらっているんだけど……。バイト代も週三日・夕方~二十一時まで働いて月十万越え。トータル月三十五万弱もらっている事になる。……あのさ~、この金額って前世の俺の給料とほぼ同じなんですけど……。毎日早朝から深夜まで働いて、休日も働いて生きた屍状態でなんとか乗り切った末に手に入れた給料と同額が高校生で手に入るって……。ざけんなぁーーー!!ああ、確かに母親は会社経営をしているし、この世界は男性を超優遇するけどさ……、いくらんでもおかしいだろ。中身がオッサンの俺だから金銭感覚が狂わなくてすんでるけど、普通の高校生ならおかしくなってるぜ。でそのまま大人になると浪費癖がついたクソな人間になるのは確定な訳で。そんなんでいいのか?間違っていると思わないのか?この国のトップ層はなにを考えているんだろう。思わずはぁ~と溜息を漏らしてしまう。んっ?俺?俺は必要な物だけ買ってあとは全額貯金ですよ。リスクヘッジで資産を分散して運用したいんだが、高校生では無理なので銀行に貯金です。月に使うお金は三千円くらいかな。節約家ってわけではなくてこう……、物欲があまりないんだよね。必要なら買うけど特に必要じゃなければびた一文使わない感じ。とまあ、冒頭で書いた冬ならではの話は最初のみで中盤~終わりまでは関係ない事を書き綴ってしまったが、今まであまり書いて無かったお国事情やら学校に関することを書けたので満足かな。次はどんな事を書こうかな~?




