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この世界で俺は……  作者: ねこネコ猫
高校編
40/163

No39

三が日も明けて多くの社会人が仕事を始めており、街も通常営業に戻った今日この頃。俺はといえば本日は外回りです。といっても営業に行くわけではない。どこに行くかはまだ秘密だが、さっさと準備をして行こうか。


最初は警察だ。何の用事で行くのかって?覚えているか分からないが、俺は以前ストーカー被害にあっている。その一件以降定期的に警察に行き身の回りでおかしな事はないか?等を報告しに行っているのだ。立番の警察官に会釈をして中に入る、刑事課のある二階へと向かう。ドアの上に刑事課と書かれたプレートを確認した上でノックをして入室すると、すぐに近くにいた刑事さんに話しかけられた。

「あら、甲野君久しぶりね」

「お久しぶりです。お元気でしたか?」

「ええ。お陰様で。すぐに担当者を呼んでくるから応接室で待ってて」

「はい」

勝手知ったるなんとやらで、迷うことなく応接室に向かいソファに座って待っているとストーカー事件を担当した刑事さんともう一人女性が入室してきた。

「お待たせしてごめんなさいね」

「いえ。そんな事はありません」

二人がソファに座った所で刑事さんが口を開いた。

「最近変な事はおきてない?」

「そうですね。特にはないです。ただ、街でガラの悪い人達を見る事が多いので少し怖いですね」

「ああ。前にも話したことがあるけど、秋頃からそういった輩が悪さをしているんだ。我々としても何とかしようとしているんだが、中々成果が上がってなくてね。申し訳ない」

「刑事さんが謝る事じゃないですよ。俺もなるべく路地裏とか人通りが少ない場所には近づかないようにしています。他に何か気を付ける事とかありますか?」

「そうだね……。一人で夜外出するのは控えた方がいい。もし、絡まれたりしたら、すぐ逃げる事。無理に戦おうとか、説得しようとかはしてはいけないよ」

「分かりました。逃げるが勝ちってやつですね」

「そうだ。逃げるのは決して恥では無いし、むしろ正しい選択だからね」

「はい。ありがとうございます」

「よし。聞き取りはこんな所かな」

刑事さんがそういうと、ふっと力を抜いた顔でこう聞いてきた。

「年末年始はどうすごしたの?」

「えっと、家族やバイト先の人、あと学校の人たちと初詣に行きました。あとは、家でゴロゴロしてました」

「そうか。私はまだ初詣に行けてないんだ。仕事柄休みも不規則だし、年末年始だからって休めるわけでもないしね」

「そう聞くとかなりブラックですね」

「あははは。確かにそうだね。非番の時でもなにかあれば、すぐに駆け付けなきゃいけないし確かに大変だよ。でもね、私はこの仕事に誇りを持っているんだ。だから、辛くても大変でも頑張れるんだよ。市民の皆さんの安全を守る為にね」

そういってウインクする姿は凛々しくもあり、可愛らしくもあった。確かに安全なんて当たり前で気にもしていなかったけど、こうして日夜俺たちの為に頑張ってくれている人がいるから安全安心に暮らせている訳で、心から感謝します。他にもインフラや、交通機関など当たり前に使っているものも陰で一所懸命に頑張っている人がいるから成り立っているんだよな。感謝、感謝です。

「そういえば、うちの店で出してる冬限定メニューはもう食べましたか?」

「食べたよ。もうね、すっごい美味しかった!」

「ありがとうございます。俺も食べましたが、生クリームとチョコソースのマリアージュがヤバいですよね」

「分かる!甘さの中に溶け込む苦みが堪らないんだよ。生地に挟まれているフルーツも瑞々しくて美味しいし。パティシエさんは天才だと思ったね」

「天才なんて本人が聞いたら飛んで喜ぶと思いますよ」

「でも、それほど完成された一品だよ」

「先輩。私も食べてみたいので今度お店に連れて行ってください」

「あれ?行った事無かったっけ?」

「無いですよ。もう、先輩だけ美味しい物食べてズルイです」

「分かった、分かった。今度連れていくよ」

「絶対ですよ。忘れないで下さいね」

「ああ。任せなさい」

こうして、刑事さんと後輩の刑事さんが今度来店してくれる事になった。あざ~す!さてさて、用事も済んだのにいつまでもこうして雑談していたら悪いな。お仕事もあるだろうし、そろそろお暇しよう。

「では、今日はこれで失礼しますね」

「ああ。今日はありがとう。気を付けて帰ってね」

「はい。ありがとうございます」

お別れの挨拶を済ませた後は、次の目的地に向かって移動開始。



辿り着いた場所は広大な敷地に大きな建物が何棟も建ち並んでいる、場所だ。どこだか分かるかな?ヒントは誰しもが一度はお世話になる場所だ。……………………答えは病院でした~。この日記を読んでいる君は病気にでもなったのか?と思うかもしれないが、至って健康だ。ではなぜ来たのかと言うと男性は定期健診を受けなければならないんだ。あくまで()()であって強制ではない。なのでお上としてはなるべく受けるようにして下さいとやんわり勧めている。俺としては無料で健診を受けられるなんてラッキーとしか思っていないが、他の人は面倒だったりであまりこないらしい。そんな事を考えつつ受付を済ませて、男性外来に行き殆ど待つことなく医師が待つ部屋へと通された。

「こんにちは。どうぞお掛けになって下さい」

「はい」

「では、最初は問診から始めますね。どこか身体に不調などはありませんか?」

「ん~、そうですね……。腕を上げる際に少し痛みが走ります」

「それは、腕を上げる際必ず痛みますか?それとも、時々痛みますか?」

「必ず痛みが走ります」

「そうですか。ではどこまで上げると痛くなるか確認しますね」

そう言って先生が近づいてきた。説明が遅れたが、言うまでも無く女医さんだ。黒ストッキングに黒のスリットが入ったタイトスカート、上は白のブラウスに白衣を纏っている。顔は美人。キリッとした目元と口元の黒子(ほくろ)が印象的だ。口元の黒子はニーアオート〇タの〇Bをイメージしてもらえると分かりやすいだろう。2〇可愛いよね。あのお尻が最高にエロくて大好きです!あっ、ちなみに目元の黒子も好きよ。どっちが好きかは好みが分かれるが、俺は僅差で口元の黒子かな。おっと、話が逸れてしまったね。件の女医さんが俺の腕を持ち少しづつ上げていく。

「まだ、痛くはありませんか?」

「はい。まだ大丈夫です」

「では、もう少し上げますね」

「イタタタタ。痛いです」

「ここまで上げると痛みが出るんですね。分かりました」

そう言って腕を下ろした後、椅子に座りこちらを向いて口を開いた。

「五十肩になりかけているみたいですね。まだ初期段階なのと若いので暫く無理をしなければ治るでしょう」

「五十肩って俺みたいな若者でもなるんですね。てっきり年配の人がなるものだと思ってました」

「確かにそういうイメージがありますが、若い人でもなりますよ」

「そうなんですね。あの、痛みが出ない範囲で動かすのはOKですか?」

「う~ん。出来ればしない方がいいですが、難しいでしょ?」

「はい」

「じゃあ、痛くない範囲で動かしても大丈夫です。ただし、なるべく肩を動かさないようにはして下さいね。安静が一番の治療方法なので」

「分かりました」

こうして会話している最中も俺の頭の中は別の事を考えていた。椅子に座る女医さんは足を組んでいる。スラっと伸びる細くて綺麗な脚が目の前にあるのだ。さらに、さらにブラウスの胸元が開いていて話す際若干前屈みになるのでチラチラと谷間&ブラジャーが視界に入ってしまう。こんな状況で空返事をせずにしっかりと受け答えしている自分を褒めてやりたい。女医・おっぱいwith谷間・黒ストに包まれたおみ足!俺も若い健全な男だ。マイsonが元気爆発しそうになるのを止めるのに必死だよ。あ~、あの足でふみふみされてぇ~、柔らかそうなおっぱいに包まれたいとか妄想しつつ今夜のオカズは君に決めた!と心の中で叫んだ。夕飯のおかずじゃないよ?夜のオカズだぜ!グヘヘヘ。

最低の事を考えているとどうやら次の検査が始まるらしい。女医さんと看護師さんに案内されて色々な機材が置いてある部屋へとやってきた。ここは、心肺の検査をする場所らしい。前にも来た事が……あったかな?何か月も前のことだし覚えてないや。さていよいよ検査開始です。

「まずは上着を脱いでもらってもいいですか?」

「分かりました」

(おもむろ)に上着に手を掛けてガバッと擬音がつきそうな勢いで脱ぎ捨てる。実に男らしい感じで脱いだ訳だが、女医さんと看護師さんの反応は至って普通。キャッとか言って恥ずかしがるのを期待したが残念無念。

「では検査を始めますね。計測に少し時間がかかるのでそのままでお待ちください」

「分かりました」

ペタペタと機械を付けられたまま、しばらく待機と相成った。


another view point


「甲野君いい身体してたね」

「うん。見た目は細いというか華奢なのに筋肉もしっかりあったしね」

「そうそう。お腹とか割れてなかった?」

「割れてた~。すごい固そうだったし、少し触りたいかも」

「あんた、もし触ったらお縄だよ」

「大丈夫!そんな間違いは……、多分犯さないから……、多分」

「なんでそんな自信ないの?ホントに駄目だからね。それにこうして男性の上半身裸姿を見れる機会なんて滅多にないんだからこれだけでも、この仕事をしてて良かったって思うよ~」

「それな。ホンマにありがたややで。健診に来る男性が少ないなか甲野君はかならず来てくれるし、マジで神だよ。甲野神」

「なんで、似非(えせ)関西弁使ったの?あと、後半の部分は全面的に納得だね。もうね、何回彼にお世話になった事か」

「夜の方で?」

「当然。ていうかさ、彼の裸を見てお世話にならない人なんていないでしょ」

「確かに」

「はぁ。くだらない話をしてないで仕事をしなさい」

「そういう先生だって、彼が来る日は気合入れているじゃないですか~」

「それは……、あれよ。身だしなみよ」

「へ~。胸元のボタンをいつもより二つ、三つ多く開けているのも、丈が短めのスカートを穿いているのも身だしなみですか~。へ~、ほ~」

「うっ、うるさいわよ。さぁ、仕事仕事」


another view pointEND


計測も終わったようで機械を外してもらって、服を着た後は次の検査が待っている。何気に色々とやるんだよね。結構大変だけど頑張りますか。


ようやく全ての検査が終わった頃には空が藍色へと変わりつつあった。エントランスまで、担当してくれた女医さんと看護師さんと共に行きお礼を言った後病院を後にした。別れる際手を振りながら『気を付けて帰ってね』なんて温かい言葉も貰えて本当にこの人たちが担当で良かったって心から思ったよ。詳しい検査結果は後日分かるとの事だが、なんにせよ健康第一でこれからも過ごすとしよう。あっ、そうだ。一つだけ言い忘れていたことがあった。看護師さんなんだが、ナース服がスカートタイプなんだ。でだよ、こうしゃがむ時にピタッと生地がお尻に張り付く訳よ。するとどうでしょう!パンツが透けて見えるんです!ナース服って生地が薄いのか知らんけど、パンツの色とかラインとか結構しっかり分かるんよね。うわっ、エロいパンツ穿いてんなぁ~とか、紫とか、赤とかセクシーさを前面に押し出したパンツだったりが見えてもう、ハッスルマッスルですよ。これもオカズとして美味しく頂きます。病院最高~~!!

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