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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

歯磨き

作者: ほうき星

※ゆっくり読んで頂けると幸いです

D氏はごく普通のサラリーマン。変わり者でも天才でもないごく普通の人間。

特別、目立つわけでもなく、影が薄いわけでもない。要は、どこにでもいる人間。

親は既に他界、兄弟もいない。独身で生活は自由。

ただ仕事は忙しく、寝て起きて通勤の繰り返し。


そんなD氏のストレス発散は、寝る前の歯磨きである。

歯磨きをしながら、モゴモゴと仕事の愚痴を、鏡の中の自分に言うのである。

誰が見ていれば、歯磨きをしながらでは言葉になっていないのでおかしく思うかもしれない。

誰も見ていないので、本人はそれで良いと思っている。何より、口の中もスッキリする。


歯ブラシにニュルリと歯磨き粉を載せる。

歯磨き粉は多過ぎ目が好きなのである。


おもむろに口の中にへ歯ブラシを入れる。


D氏は歯磨きを始める。十分に口の中が泡立ったら、愚痴の時間である。


「ン、ごごーぼ、ん、あから、いけばい」


D氏は歯磨きをしている。


「あがら、ん、いども、エッてんじゃン」


D氏は歯磨きをしている。


夜で手元は明るいが他は薄暗い。

鏡の中に白い長袖の服を着た女性が写り込んでいる。


D氏は気がつかずに歯磨きをしている。


鏡の中で白い長袖の服を着た女性は少しずつ近づいている。


D氏が何かを感じたと同時に彼女と目が合う。



白い服の女性は歯磨きをしている。

「ヌチャヌチャ・・・ニヤリ」

あなたと目が合った。


始めてみたところなので、テスト投稿です。

怪談ジャンルにチェックしましたが、

あまり怖くない、もしくは意味不明と思う方が多いと思います。

今後のジャンルは決めていません。

まだまだ未熟ですが、よろしくお願い致します。

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