音等静か(短歌集) -種類別版-
H30.3/24
ミスがあり、訂正
- 短歌 -
教室で
一人短歌を書いてれば
外の音等静かに奏で
ドングリの降る公園で
バス待つよ
頭に落ちるスリル感じて
風強く吹いて髪の毛乱れだす
服も激しく
波打つように
風邪気味の眼鏡っ子やら
燥いでる
悪化するけど大丈夫なの?
アヤちゃんよ
今何処で何してるかな
あの時逃げた恋は戻るか
引き摺ったような雲達
空に舞う
多種多様で暇無くしそう
大変だ!
女子が独りで泣いている…
僕如何すればいいんですか!?
飼い猫とたわむる事が
幸せだ
けれどホントはアレルギーなの...
「四コマを描こうかな」と
思うけど
まだ決まらないネタ、あらすじが!
僕は何の為に描くか考えた
・・・分からん
でもきっとある
外あんな晴れているのに
土砂降りな心抱える
僕一人居た
溜め息を一つ吐いても
独りの儘
体育館じゃ皆我忘れ
日没後
寂しく灯る電柱の照明当たり
憂鬱が増す
寂しくと灯る電柱の照明
僕とお揃い
お互い孤独
駐輪場の屋根で雀
チチチっと
鳴いてたけれど何でだろうな
生きるのが
辛くなりつい死を思う
この世の中は私に合うか
親友と
話し合うことが心が癒えてくるんだ
と自分思う
鳴かぬならモデルさせようホトトギス
と言いながらも
短歌にしちゃう
宿題を明日までやっていかないと
身には出てぬが
心に冷や汗
公園の
芝生黄色く染め変えて
秋の終りを静かに知らせ
太陽を沢山浴びた
のに寒い
そろそろ冬が近くと思う
頭痛来て
辛さにやる気失ってそうありながら
仕事進める
あんまりと
風呂の種類は多くないけどいい湯だよ
この「湯楽の里」
リクエスト
いつでも待っていますよ!
正直ネタが思いつかぬから
これからと毎日イラスト描こうぜ?
そういったって
ネタがないもん!
暇すぎて危ない絵を思い浮かぶ
嗚呼駄目だ駄目!
堪えろ自分!
日没に
手先足先凍えだす
霜月の風当たり震える
ボールペンのボタン押すも
引っ込まぬ
そろそろインク切れそう感じ
輸送機が通る轟き
外からと
ヘットフォン超しに響き和む
車通る度に揺らぐ
名の知らぬ黄色いお花
気持ちよく咲き
予定表見てて待てずに
歩いてく
寂しい道を一人が通る
キャップを指で飛ばしあう
友人ら
当たったらマジ痛そう思う
入学者選考の為
準備して生徒らみんな
忙しくやり
受験日を焦りに待った
弟は明日に胸張り
練習してる
夕方の田舎の駅は
ぞろぞろと帰る人多し
一時都会
静かなる
二十一時に窓見れば
家の明かりが蛍と化する
ワープロの資格取るため
早く起き
努力が強く眠けさ飛んで
予報では
一日晴れると言ってたけど朝見れば
灰色の空
駅前に新しくできる
コンビニを首長くして
日々待つオイラ
過ぎてゆく
車数えてバスを待つ
予定過ぎたが気配感じず
トラックが通る時風で踊りだす
枯葉ら舞って
隅の方行く
暗闇と
寂しさ同時やってきて
ブルーな心更に青くと
「本当にオラは世の中に居るべきか?」
答え分からず
日々を苦しむ
寝坊して親に頼み車で行く
嗚呼気まずいな
嗚呼すまないな
電柱に
カラス3匹止まってた
会議思えばすぐ飛び去った
弟が
スルメむしゃむしゃ食っている
嗚呼臭すぎて嫌で堪らぬ
犯罪を
批判する人に恨んだ僕よどうして
こんなになった…
幸せな日々を過ごした
けれどもよ
本当に僕このままでいいのが?
早起きをして空見れば
日の出が
夕焼けように風景赤く
絶対に
アンケートの結果2番だろ
と思い乍らずっと待ってる
「短歌の書きうつし嫌だ!」
と友人
1人だけなく二人三人と
冬なのに
すっかり赤く染まるモミジ
季節外れは神の気まぐれ?
学校の玄関に載る発表が
懐かしく思う
中3の頃
駅前で
折り畳み式キックボード乗りこなした
ヤングを見っけ!
やっぱりな
やはり2番目選ばれた…
別にいいけどなんか歯痒い
絶対に
「僕は普通の人じゃない!」
何せ色々変な所有り
青梅市の
バス停のベンチ座り込んで
僕軽く泣き黄昏眺め
生きている
喜び感じ込めれずに
先見えぬ程悲しき人生
教室の綺麗な床に
日が当たり
振り向く度に目を傷めだす
4コマを描く力さえ
湧き出なく
自ら決めたのに何故なんだ!!
「やりますねぇ!」
その言葉聞き
あの時の苦い思い出嫌々浮かぶ
- 自由律短歌 -
~五也短歌~
空で烏が
飛び乍ら鳴いては止めて
電柱で奴休む
瓦の屋根に
雀らが囀りあって
可愛くと会議かな
僕の両手に描かれてた
ますかけ線を見るたびに
胸躍る
昨日咲いた母子草
今毟られて
愚かさを身に締める
バスに揺られて
風景を飽きる程見る
それしかと何出来ぬ
短歌書き込み
寂しさに外眺めるも
静けさで癒せない
手先温め家向かう
寒い夜の中
全くと温まらぬ
コーラ一口飲み干して
パソコン開く
嗚呼コーラ空になる
去らば霜月
寂しくと心で手振る
嗚呼時が早く経つ
師走朔日
雲掛かり晩が夜中に
暗い中短歌書く
殺意襲われ耐えて耐え
手染めぬように
破裂する日を恐れ
窓眺めれば快晴の空がひょっこり
「今日は!」
叫びたい
一心走り続けたがバスには乗れず
水の泡
そう感じ
~上がり短歌~
日当て
僕は登校
元気よく
フェスタ来た来た
僕たちは忙しくと
客の為にと
~盛り短歌~
月が
昼間に照らしてる
何だが不思議
バス待った
黄昏
今だ来ぬ
バイク轟く
街道を響かせ
走る
~同音短歌~
アンケート取ったけど
なんか嫌
嗚呼自分理不尽だ
ふと気づく
僕の絵は自分しか描けないと
ふと気づく
不機嫌な弟よ
如何したの?
話しても何言わず
~凹み短歌~
手袋外す
ああ冷える
付けよう
夕焼けを
見過ぎて痛い瞳を
閉じてみる