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桜花の剣と古の誓約  作者: 仲室日月奈
第四章 血の封印

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20/22

4-2

 龍神は役目を終えると、すぐに空の彼方へと飛びだってしまった。

 外が暗闇に覆われた中、長い回廊を慎重に歩く。下級悪魔はすべて霧散したのか、城内に気配はないようだった。


(睡蓮の剣があるとはいえ、女のエルヴァルトでは厳しいだろう。私が守らなければ)


 フラウディアは決意し、燭台を持って先を歩く彼の背に続く。

 城のあちこちには、時が止まって灰色に染められた者たちの姿があった。苦悩や驚きといった表情がその瞬間を如実に表しており、城全体に異様な静けさが広がっていた。不気味なほどのひっそりとした道を歩き、謁見の間へと入る。

 玉座の近くには精巧な石像が横たわっていた。王冠や豪奢なマント、ティアラや美しいドレス姿から察するに国王と王妃だろう。そして、ふたりを守ろうと腕を伸ばす護衛の者たちの鬼気迫る顔にフラウディアは釘付けとなった。


(そのときの状況が嫌でも伝わってくる……)


 話を聞いていたとはいえ、直視するのも辛い光景だった。視線を外そうとしたところで、ふと石英の塊が視界に映る。


(黒く変色している。もしかして、これが……)


 七色に光っていたはずの水晶は黒くよどんで、破片が無惨に散っていた。


「何でしょうか、あれ」


 エルヴァルトが前方を指差す。つられるようにして視線を向けると、この場所には不釣り合いの大きな檻があった。近づくと、猛獣を入れるような立派な檻には小柄な少女がうずくまって倒れていた。エルヴァルトが真っ先に駆け寄り、声をかける。


「フィーネ様! ご無事ですか!」

「……うう……」

「大聖堂におられるはずの聖女様が……どうして」

「エルヴァルト。とにかく檻から出そう」


 フラウディアが檻へと手を伸ばすや否や、バチィンと電気が走った。

 残ったのは、指先が痺れる感覚だけだった。


「あーそれ、壊すのは無理だよ?」


 若い少年の声が何の前触れもなく聞こえ、ふたりは勢いよく振り返った。

 そこには十二歳ほどの少年がひとりいた。黒曜石のような髪と瞳、全身黒尽くめの衣装はまるで闇と同化したような出で立ちだった。

 向けられてくるのは無邪気な笑顔。けれど、その瞳の奥に潜むのは深い闇だった。


「ようこそ、僕の城へ。歓迎はしないけど、ゆっくりしていくかい?」


 唇を歪めてせせら笑う少年に、エルヴァルトは冷めた目で問いかける。


「あの悪趣味な檻は何ですか」

「ああ、あれ? 僕の華麗なる復活を快く思わない人がいてね、ちょっとしたお仕置きだよ。こっちは世界進出を視野に入れてたのにさ、こんな城に閉じ込めようだなんて興が醒めるよね。それに君が必ず戻ってくるって言ってたから、見せしめも兼ねているけど」

「彼女は聖女としての務めを果たしたまでです」

「ていうかさ。君ってば、まだしぶとく生きてたんだね。あんなに痛めつけてあげたのに。本当に人間って図太いっていうか、死に損ないばっかりで面倒くさい生き物だなあ」


 やれやれ、と額に手をあてて困った素振りを見せる。

 フラウディアが踏みこむタイミングを計り兼ねていると、のんびりとした仕草で少年がぽんと手を打つ。


「そうそう。無謀にも僕に歯向かってきたご褒美はどうだった? 石化と違って三日後から効果が現れる呪いをあげるなんて、我ながら粋な計らいだと思うんだけど」

「……どうもこうも。最低ですね」

「あはは、気に入ってくれたみたいで何よりだよ」


 吐き捨てるように言ったエルヴァルトに満足したのか、楽しげそうな声が続く。


「それじゃ、暇つぶしに少しだけ遊んであげるよ。ああ、そういえば名乗るが遅れちゃったね。僕は中級悪魔、ローザックフォン・シェ・テルマ。さて、前口上はここまで――僕に歯向かう人間はぜんぶ滅んじゃえ!」


 途端に悪魔の周囲から冷気がもれだす。それはカーテンのようにふわりと広がり、たちまち氷の山ができあがる。自然物ではない山は形を変化させ、鋭く尖った凶器と化す。

 氷の切っ先がフラウディアたち目がけて襲いかかる。フラウディアはエルヴァルトをかばうように前に立ちはだかり、剣で食い止める。だが、想像以上の圧力に踏ん張っている片足が後ろへとひきずられる。

 力が拮抗する中で力を振り絞り、氷の先端に細かい切りこみを入れていく。やがて小さく砕けた氷の破片が床に散らばる。

 フラウディアは白刃の切っ先を悪魔へ向け、言い放つ。


「私が相手になる」

「へえ。凛々しいお姉さんだね。手始めに、君の魂でも差し出してもらおうかな」


 悪魔は指をパチン、と鳴らした。警戒するフラウディアの足元に白いもやが立ちこめ、視界が雲の中に迷いこんだようにぼやける。かと思えば、見知った姿が次々に現れた。容姿や声色が同じ彼らは、皆一様に蔑むような視線と罵詈雑言を浴びせていく。


『もううんざり。いつも尻拭いされる身にもなってほしいわ』

『あなたなんて産まなければよかった』


 いくら耳を塞いでも彼らの声は一向にやまない。心の芯が折れそうになりながら、これは幻聴だと自分に言い聞かせる。だが耳元で囁く声は脳内に響き、胸をえぐる言葉の羅列に精神が侵されていく。心の中にあったわだかまりが触発され、何も考えられなくなる。

 フラウディアが幻の世界に囚われているのを見ていた悪魔はふふと笑う。


「さて、どんな悪夢を見ているのかな? 絶望をいっぱい味わうといいよ。そうしたら僕の気持ちが少しは分かるんじゃないかな」


 生気を失ったように立ち尽くすフラウディアの瞳は所在なげに床を見つめ、唇はわずかに震えている。その様子にエルヴァルトは声を荒らげた。


「彼女に何をしたんです!」

「よく聞いてくれたね。これは幻惑のリフレインって言って中級悪魔以上じゃないと使えない高等な術だよ」

「そんなことはどうでもいい。フラウディアをどうするつもりかと聞いています!」

「あーあ。しらける言い方だな。心が無になった彼女はもはや人形同然、つまりは僕の意のままなのに。この娘が今すぐどうなってもいいんだ」

「やめてください!」


 悲痛な面持ちで叫ぶと、悪魔は満足したように口の端をつりあげた。

 無邪気な言動の端々に見えるのは残酷な裏の顔。それを目の当たりにして、エルヴァルトは憤りを募らせていく。

 そんな彼の耳に聞こえたのは、感情をなくしたはずの声。


「……甘く見るな……」


 声の方向を見やると、フラウディアがおぼつかない足取りながら起き上がったところだった。エルヴァルトは傾きそうになる肩を抱きとめ、虚ろな瞳を覗きこむ。


「大丈夫ですか?」

「……平気、だ」


 声はかすれたものの、生気が戻った瞳で見返す。

 ほんのりと朱色に染まる頬にエルヴァルトがそっと触れる。その手をやんわりと掴み、フラウディアは悪魔へと向き直る。


「親しい人の姿形を借りても所詮、ただの幻だ。そのぐらいで私の心は惑わされない」

「ふうん? 普通は人間不信になって塞ぎ込むところだよ? 本当にもう、ますます惚れちゃいそうだよ。魂を奪うよりも、一緒に魔界に連れていきたいぐらいだね」

「そんなことは俺がさせません」


 断固として言い切るエルヴァルトに悪魔は可愛らしく小首を傾げる。


「でもどうするの? 君たちじゃ、僕に触れることすらできやしない。あと数分で君たちの目の前で多くの人間が死ぬ。……ああ、それとも石化されるのがお望みかな?」

「――逃げてください!」


 エルヴァルトの叫び声に反応するより早く、悪魔の指先から放たれたのは呪いの術式。頭では避けなければと思うのに、足がすくんで動けない。

 けれど石化の呪いがフラウディアの体に届く直前、光の障壁がそれを阻む。

 悪魔の舌打ちが聞こえてきて、一体誰が、と視線をさまよわせる。やがて檻の中から上体を起こした少女と目が合った。意識をなくしていた聖女が苦しげに微笑み、彼女が助けてくれたのだと悟る。

 悪魔はくるりと振り返り、聖女に冷たい笑いを投げかける。


「困った聖女様だねぇ」

「ああああっ」


 聖女の体は灰色に染まり、苦痛に歪む表情のまま石像のようになる。フラウディアは非道な仕打ちに、腸が煮えくり返る思いで睨みを利かす。エルヴァルトも同じく目尻を吊り上げた、そのとき。

 突如、ドォォンと地下深くから地響きのような振動が王城全体に伝わる。


「今度はなんだ……!?」


 振動と不快な耳鳴りはすぐにやんだが、嫌な予感が胸を突き抜けた。

 それは当たっていたらしく突然、悪魔が笑いだす。


「聖女の力による結界も滅びた今、下級悪魔もじきにこちらへ集結する。この世界はもう僕のものだ。いやー楽しみだ、泣きわめく人間どもの顔を見られると思うだけでわくわくしちゃうよ」


 その言葉を裏づけるように、辺りに魔の気が充満していく。地の底からうごめく声が聞こえ出し、異様な気配が足元から押し寄せてくるのを肌で感じる。

 早く決着をつけなければ、と焦る気持ちを抑え、フラウディアは細く息を吐く。けれど、身近な者を目の前で石化されたエルヴァルトはすでに片足を踏み出していた。


「よくもフィーネ様まで……ッ」

「! エルヴァルト、待て!」


 静止の声は怒りで我を忘れている彼には届かない。

 隙だらけの剣の振り方は当然のごとく、悪魔にかすりもしない。昼ならともかく、夜の彼にはあまりに分が悪い。単独で突っこむなど、自ら勝機を捨てたようなものだ。


「あはは、いい顔してる。それでこそ、実に遊びがいのある人種だよ」


 心底楽しいといった表情で悪魔はあざけ笑う。それがまたエルヴァルトの感情を逆撫でさせ、一層と彼の心を乱れさせる要因となる。

 怒りに任せた剣はとうとう弾かれ、少し離れた床に突き刺さる。

 無防備になった彼に追い討ちかけるように、短剣をかたどった無数の氷が彼の体に目がけて放たれる。身ひとつで避けるが、いくつかは手足をかすめて体勢が崩れ、最後の一本がざくりと突き刺さった。


「……エルヴァルト、血が!」

「このぐらい平気です」


 エルヴァルトは目線を悪魔へ向けたまま言い捨て、腕にめりこんだ氷の短剣を無造作に放り投げた。けれど、腕からはぽたぽたと赤い液体が滴り落ちている。


(これ以上、無理をさせるわけにはいかない)


 フラウディアは顎を引き、無謀にも正面から切りこんだ。しかし行く手を塞ぐように氷の壁が攻撃を防ぐ。悪魔は不敵な笑みを浮かべるだけで、いくら剣を叩きつけても手応えはない。なかなか砕ける気配のない壁におとなしく数歩下がった。


(だったら……)


 助走をつけ、悪魔の背丈ほどある氷の障壁を飛び越える。宙を舞うフラウディアに氷の矢が行く手を塞いだが、剣で弾き飛ばす。悪魔の体を押さえつけ、馬乗りになる。それから渾身の力を込め、心臓を剣で貫いた。

 ところが返ってくるのはうめき声どころか、鼻で笑う気配だった。


「ふん、そんなもので僕が死ぬとでも思ってるの? 侮られたものだね、まったく」

「剣が効かない……?」


 人間であれば絶命しているはずだ。貫いた箇所を注視すると、傷口はみるみるうちに塞がっていく。

 そうかと思えば刺さっていた剣は弾かれ、悪魔が手を掲げた途端にフラウディアの体は風圧で壁際まで吹き飛んだ。体の半分が壁にのめりこみ、腕から力が抜けた。


「大丈夫ですか!?」


 膝を崩し、助け起こそうとするエルヴァルトにフラウディアは手で制した。

 床に突いた剣を支えにしながら、のろのろと体を起こす。


「……問題ない」

「無茶しないでください」

「こんなときまで君は相変わらずだな」


 彼らしい言葉を聞き、フラウディアは自然と笑みがこぼれる。聖女のことで血が上っていた彼に冷静さが戻り、少しだけ安心した。

 エルヴァルトは悪魔から視線をそらさず、フラウディアの耳元で囁く。


「あなたの力を貸してくれませんか? 今の俺では、ひとりでこの剣を扱いきれない」

「無論だ」


 フラウディアは鬼気迫る雰囲気を感じとり、抜き身の剣を鞘に収めた。


「一体、何の相談だい? 剣をしまうなんて気でも狂った?」


 軽い挑発には乗らず、じりじりと間合いを詰める。

 先に仕掛けてきたのは悪魔のほうだった。無数の鋭く尖った氷柱がふたりに襲いかかる。

 身を翻して攻撃を避け、エルヴァルトは両手で重い剣を一振りする。左右にある明かり取りの窓を突き破り、外から集められた水が渦となって剣の真上に集結していく。


「……何をするつもり?」


 怪訝な顔で尋ねる声に返事はない。

 エルヴァルトが剣の切っ先を向けた瞬間、水の塊が牙をむく。襲いかかった渦は悪魔の体をすっぽり覆い、球状へと変化する。水の檻に閉じ込められ、苦しそうにもがく姿に勝機を確信したときだった。

 淡い期待を打ちのめすように、水の渦はいずこかへ消えてしまう。


「最後の悪あがきも残念だったね。こんな攻撃、僕には通じないよ」

「――でしたら、これならどうです?」


 エルヴァルトは悪魔の背後に回りこみ、横にいるフラウディアへ目配せする。

 水攻めの隙をついて後ろを取ることに成功し、ふたりはお互いの手を重ね、睡蓮の剣を背中から突き刺した。

 心臓を一突きされ、余裕綽々だった悪魔の表情が一変する。


「な……にッ」


 先ほどフラウディアが貫いたときは何事もなかったのに、悪魔は金切り声をあげて身をよじった。顔を必死に震わせ、許しを請うような視線がさまよう。

 エルヴァルトの右腕からの血がぽたぽたと睡蓮の剣に伝い落ち、それが激痛を与えているようだった。それに反応してか、剣が妖しく濃紅に光りだす。

 剣から放たれた光の帯が悪魔の体をぐるりと拘束し、締めつけていく。

 少年の姿がぼやけ、禍々しい姿が暴かれる。ギョロリと動く瞳孔は獣のそれ。頭と胴体は獅子、脚は鷹で背中には大きく広げられた漆黒の翼。

 異形の姿に変わった悪魔は、やがて声にならない叫びを最後にこつ然と消えた。

 睡蓮の剣は沈黙を取り戻しており、光も完全に消えていた。


「倒した……のか?」


 その問いに、エルヴァルトは剣をしまいながら静かな声音で答えた。


「いえ、おそらく再び封印されたのでしょう。俺に流れるシャルロイド王家の血が鍵になったのではないかと」

「そうか。……傷口は大丈夫か」

「はい。このぐらい大したことではありません」


 きびきびと答える口調は平静を装っていたが、息遣いは少し荒い。

 フラウディアは無言で自分の服の裾を引きちぎり、鮮血がしたたる腕をきつく縛った。その瞬間、彼の眉根がきつく歪められたが止血を優先した。

 結び目を固く締め、フラウディアは一息をつく。


「これでいいだろう」

「……ありがとうございます」

 神妙な顔でエルヴァルトが頭を下げたときだった。


 精巧な石像のごとく固まっていた人々の体が次々に光り出した。


「……っ!」


 突然襲ったまぶしさに目をつぶる。だが視界を覆いつくす強い光はふっと消え、こわごわと瞼を開く。

 光っていた体は皆、元の肌色を取り戻し、床に崩れ落ちていた。すぐに駆け寄り、呼吸を確かめたのはエルヴァルトだった。心配そうに彼らの様子を見守るフラウディアと目が合うと、彼は安心させるように力強く頷いた。


「どうやら気を失っているだけのようです」


 聖女の檻もいつの間にか消え、彼女も石化から回復していた。


「そうか、よかった。これでエルヴァルトも……」


 そこでフラウディアは憂いを帯びた横顔を見てしまい、言葉を詰まらせた。エルヴァルトはゆっくりと起き上がり、静かに言った。


「理由は分かりませんが、見ての通り俺の姿は女性のままです。もしかしたら、この呪いはもともと解けないものなのかもしれません」

「そんな! 悪魔は封印したし、他の皆も助かったのに!」


 声を荒らげて抗議するが、彼は首を左右に振るだけだった。憤りをぶつける先が分からず、フラウディアは拳を強く握りしめた。


「エルヴァルトだけ元に戻らないなんて、あんまりじゃないか……」


 ここまで力を合わせて、目的のひとつは達した。だのに、これでは何のために頑張ってきたのか。そう自分に問いかけ、フラウディアは己の非力さに歯噛みした。


(所詮、私には剣を振るうことしか……)


 剣では彼を救うことはできない。呪術の知識もない自分では彼の力になれない。

 里の皆を助けるため、ひとりだけ残った母親の姿がエルヴァルトと重なる。胸にざわつくこの苦しみを彼だけに背負わせていいのか。そこでふと、ある考えが頭をかすめた。

 厄介な呪いをかけた者ならば当然、何らかの方法を知っているのではないか。

 しかしその甘い考えをさえぎるように強い口調で名を呼ばれ、フラウディアは我に返る。目の前には眉根を寄せ、厳しい眼差しを向けたエルヴァルトがいた。


「よく聞いてください。俺にとって重要なのは王族と仲間の命を救うことです。俺は今、生きてあなたの前にいます。もうこれで充分ですよ。……だから間違っても、封印した悪魔を再び解き放つとか考えないでください」


 簡単に心を見透かされて目を見開く。驚きつつも何とか声を絞り出す。


「どうして、私の考えることが分かったんだ?」

「あなたの顔を見ていたら分かります。短い間でしたが、共に旅してきた仲ですから。さあ、フラウディア。皆を運ぶのを手伝ってくれませんか?」


 エルヴァルトは膝を折り、すっと手を差し伸べた。

 今優先すべきことは自分を責めることではない。倒れた人たちを一刻も早くベッドに運び、休ませることだ。そのことに気がつき、フラウディアは自分の手を重ねた。

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