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プロローグ
「二次元異動」
リストラされた僕は、その能力を使って「首コレ」を始めたんだ。
そんな僕を待ち受けていたのは、想像を容易に超える物語だったんだ!
「はい。きみクビね。」
そういわれた途端、僕の何かが目覚めた。
その後の記憶はさっぱりだ。気が付くと、僕は二次元にいた。そうだ。家にまっすぐ帰って寝たんだった。
主人公は眠ると「二次元異動」という能力が発動する。それは誰もが憧れる、二次元にいける!能力だった。
何しに来たんだっけ。思い出せない。まあいい。気晴らしに散策しよう。ここはどこだ。
「二次元」という抽象的な表現なのは、どの二次元へ行けるのかがランダムだからだ。候補は、主人公が見たことのあるもの。果てしなく多いが、見ればすぐわかるはずだ。
ふと視界に入ったのは金髪の―――。
これから、主人公を待ち受けているのはどんな物語なのでしょう?
私にもわかりません。楽しみながら、楽しませながら書いていきたいと思います。
ではまた次回。