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神創の剣舞  作者: ノア
3/5

強くなるため

空からの落下物の、被害で両親を亡くしてから数年がたち、世界中での状況が著しく変わっていった、あの時落ちてきた、落下物が原因で世界の環境を変えていったのだ。

 その落ちてきた物は、神々が、住んでいた世界、神界であった。

僕たちの世界は神々の世界が落ちてきた影響で環境が、変わり、地上界では、魔物などの、今まで見たことのない生物が出現するようになった、そのせいで、いろんな場所で、都市や町が、魔物に襲われていき、つぶれていった。

 人々は、魔物に対する、対抗手段を考えるがことごとく、失敗していった。

 神々は、地上界で起きていることを見て、自分たちの世界が原因で地上界の人々を苦しめているのは我々のせいだと考え、そして、神々は、話し合い、地上界の人々に魔物を倒せる力を与える(魔法)ことにした。

 神々が、魔法の力を与えて、数年がたち、人々は、魔法の力と、魔物がはびこる世界に戸惑いながらも、生活をしていた。

 それでも、人々の中には、変わってしまった世界に対する不安や恐怖があった。

 またも、神々は話し合い、考えた、どうしたら、人々、活気と明るさが戻るかを、そして、神々は、個人個人に、地上世界に、神殿を立てることにした、それで、信仰者を集うことにした。

 神々は信仰者の中から、優れた人を選び、その神殿の、代表にした、その代表になる優れた人というのは、信仰心が高い人、善人である、魔力質が良い、魔力量が多いなどから選ばれる。

 そのような神々の神殿が、できてからは、人々にも活気が戻ってきた。


 世界が活気になって行く中、孤児院で、暮らしている僕は、将来のことを考えながら、

今日も、朝稽古に精を出していた。

「はぁっ!はぁ!・・・・・・はぁっ!」

 僕が朝の稽古をしていると

「早いはね、真君」

藍華さんが起きてきたようだ。

「おはようございます、藍華さん」

「うん、おはよう」

「朝ごはん、作るから、稽古するのもほどほどにね」

「はい、あと少ししたら、上がります」

僕が返事をしたのを聞いて藍華さん孤児院に、入っていった。

 僕は、藍華さんが、孤児院に入ってから、少ししてから、僕も孤児院に戻ることにした。

 孤児院に入ると、藍華さんや愛音さんなどが、朝ごはんを、作っていた。

「ただ今戻りました」

「あ~、おかえり」

「お帰り、真、戻ったなら、小さい子を席に着くように言っといて」

「わかりました」

 僕は、孤児院のみんなでご飯を食べる部屋に、孤児院のみんな、集めて、座るように言って、座らせる。

「真君、みんなが座ったら、これ運んでくれない」

「わかりました、みんな、少し待ってね、今から朝ごはん運んでくるから」

「 「 「 「は~い!」 」 」 」

 みんなは、元気に返事をして、待ってくれた。

「さあ~!みんな、食べましょうか、いただきます」

「 「 「 「いただきます!」 」 」 」

「いただきます」

ご飯をみんなが食べていると、隣から、

「真さん、今日も朝から稽古ですか?」

「うん、そうだよ」

「そうですか、たまには、休まないと、体に悪いですよ」

「ありがとうございます、でもこれは、もう習慣みたいなものなのでやらないと、起きた気がしないですよ」

「・・・そうですか」

 紫苑さんはそんなことを言ってから

「どうしていつも、そんなに頑張るのですか」

「どうしてですか?」

「はい」

「そうですね・・・しいて言うなら、もうあんな思いをしたくないからですね」

「あんな?」

「はい、僕の両親が亡くなった時のような思いはしたくないです」

「あっ、ごめんなさい」

「大丈夫ですよ、もう乗り越えましたから」

「だから、僕がもし、僕が、同じようなことに出くわしたら、一人でも多く救えるようになりたいからです」

「そうですか、真さんは、立派ですな」

「そんなことないですよ」

「いえ、少なくても、私よりは、すごいですよ」

「いえ、そんなことは」

 そんなことを言い合いながら、朝ごはんを終えた。

 朝ごはんが終わってから、みんなが自分の仕事しているとき、僕は、院長の部屋にいた。

「院長、すみません、こんな時間に」

「いいさ、そんで何の用じゃ?」

「はい、今年で僕も15歳なので、もう成人です、なので旅に出てもいいですか」

「それはいいが、行くあてはあるのか?」

「いえ、ないですが、冒険者とした生活していきたいと思います。」

「そして、世界、開催されている神剣武闘会に出てみたいと思います」

「そうか、まあ、お前さんも、確かに、もう大人になる年じゃ、自分の歩く道は、自分決めるのもいいが、けして、無理はするよ、無理ただ思えば、いつでも戻ってきてもいいからな」

「ありがとうございます」

 僕は、そう言って、院長の部屋を出た。


「では、長い間、お世話になりました」

「いいさ、また、困ったことがあれば、帰ってきてもいいかな」

「はい」

 そして、僕が15歳になった日に、僕は、孤児院を出て、冒険者として旅に出ることになった。


遅くなり、申し訳ございません

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