プロローグ
処女作ですコメントが貰えると嬉しいです
そこは、剣と剣を激しくぶつかり合う音が鳴り響く、だが、そんな場で、向き合う二人の男女はとても清々しい顔でお互いを高めあう姿がある。
僕の家は古くからある古流剣術家で二人はその家の総師範であり師範代である、そんな両親が誇らしかった。
「静華、また腕を上げたな」
「いいえ、あなたにはまだまだよ」
そんなふうに言葉を交わし笑いあう、とても楽しそうである。
それから、数時間ほど、お互いが剣の稽古が終わり。
「今日は、ここまでにしようか」
「そうですね、真、しっかりとみていましたか」
「はい、母さん」
そう、今までずっと、基礎固めだけで、流派の技は、両親の稽古を見ての、見取り稽古だけであった。
「お前も、基礎がしっかりしてきたし、今年で8歳だから、明日から技の稽古をやっていくからな」
「はい」
次の日から、父さんとの、流派稽古があると教えてもらい、僕は、その日、次の日を楽しみにして過ごした。
父さんに、流派の稽古を教えてもらえるようになり、数か月がたち、僕も、8歳になり、日々の稽古も一生懸命頑張っていた。
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