腐男子佐木の妄想記②※
またやってしまいました…。反省してます。
もしモブA佐木君が腐男子だったらネタ第二弾。今回はBL妄想に加え近親相姦表現が出てきます。ちょっと濃厚なキスシーンあり。ガチではないが妄想がガチ過ぎる件…。
苦手な方は全力でバックしてください。
「お兄がいけないんだ。オレがこんなにお兄を想ってるのにあいつのことばっかり気にして!」
総司は呆然と上から見下ろしてくる弟の姿を見つめた。
「好きなんだ。ずっと。お兄の事だけが。」
その言葉に総司は困惑の表情を浮かべる。総司にとって雅はとても大切な弟だ。それ以上にもそれ以下にも想ったことはなかった。
「雅。お前何言って…。」
近付いてくる可愛い弟の顔。総司はそこから逃れようともがくも、ベッドに押し倒された躰は勿論、頭上で一まとめに掴まれている手もその拘束から逃れることは出来なかった。
真剣味を帯びたその瞳がこれが冗談や戯れではないことを総司に知らせる。総司は知らず生唾を飲み込みギュッと堅く瞳を閉じた。その唇はまず瞼に、次いで鼻先、頬とまるで壊れ物を扱うように優しく触れると、今度は唇の端にそっと触れた。
「愛してるよ。お兄。」
唇の上で紡がれる言葉。触れるだけだった接吻けは次第に強く押しつけられ、舌が這うようにして堅く閉じられた総司の唇をなぞった。総司はイヤイヤをするように顔を左右に振りそこから必死に逃れようとする。
どのくらいの時間そうしていただろうか。実際のところそれは一分にも満たない時間だったかもしれない。だが総司にとっては数十分にも数時間にも感じられる時間がすぎ、やがて諦めたようにそこから離れた唇に総司は詰めていた息を吐き出した。
しかしそれも束の間、その時を待っていたかの様に再び押しつけられる唇。安堵のため少し弛んでいた唇の隙間からヌルりとした異物が進入する。それは歯列をなぞり、上顎を舐め上げ、縮こまる舌をからめ取る。混じり合う二人の唾液は口の端から流れ出し総司の頬を伝った。
やがて名残惜しげに離れる唇。総司の頬はほんのりと上気し、ただ無言で荒い呼吸を繰り返す。有るか無いかの弱々しい抵抗は雅の雄をさらに煽るばかりだ。
そして徐に首筋に埋められる顔。総司を拘束していない左手がTシャツの下に潜り込む。総司の躰がビクリと強張った。
「ずっとお兄だけ見てた。だからお兄もオレだけを見て。」
耳元で囁かれたその声に総司はゾクリと躰を震わせた。
いや。オレしか見れない躰にしてあげる。
兄に聞こえるか聞こえないかの声でそう呟くと弟はうっそりと微笑んだ。
ヤンデレ萌えぇぇぇぇ!しっかり者世話焼き男前弟攻めの親近相姦ラブぷめぇぇぇぇ!
ハッ!すっかり取り乱してしまった。皆様どうも。あなたの腐男子、佐木優です☆
ずっと雅ちゃんの事を邪魔だと思っていたオレですが、オレは目覚めました。雅ちゃんが女の子だと思うからいけないんだ!じゃあTSさせちゃえ☆と言うことでさせてみましたTS。そうしたら……なっなんということでしょう。素晴らしい腐ネタに早変わり。
これ程までに美味しいネタがあったとは。雅…恐ろしい子。
さて、何故オレがこんな胸アツ展開を妄想しているかというと、目の前で繰り広げられている相澤兄妹+αのやり取りに触発されたからだ。それは雅ちゃんが総司の元に弁当を持ってきたことから始まった。
弁当を掲げ持つ雅ちゃん、周囲を牽制しつつ雅ちゃんの元に急ぐ総司、それを目ざとく見つめる城戸。この段階でオレは一緒に弁当を食ってるツレに気付かれないよう携帯を取り出す。そして始まった腐心をくすぐる雅ちゃんVS城戸の睨みあい。
普通に見れば好きな子を見つめる城戸とそれを嫌がる雅ちゃん。そしてかわいい妹を護る総司という構図だ。今までであれば、また邪魔しやがって!雅ちゃん(ギリィ)となる展開だが今のオレは一味違う!コレも立派な腐ネタに化けさせることが出来るのだ!オレの腐ったフィルターを通すとこうだ。オレの腐魂を見よ!!
総司の肩に触れ雅ちゃん(男)を挑発する城戸とそれに嫉妬し城戸を睨みつける雅ちゃん(男)。そして何故か険悪な雰囲気におろおろする総司。最終的に総司が城戸をかばうように間に割って入り勝ち誇った表情を浮かべる城戸。それにイライラを爆発させた雅ちゃんはその夜、両親が寝静まってから総司の部屋を訪ね何も知らない総司を押し倒す。困惑する総司に自分の思いを伝え…アーーッ(冒頭へ続く)
あぁっ!なんてすばらしいネタなんだ!雅ちゃんグッジョブ!いい笑顔で雅ちゃんに親指を立てたいところだがここは我慢だ。今はこの妄想を忘れないうちに携帯にメモらねば!オレはグフグフと不気味な笑いが漏れているのにも気付かず超高速で指を動かす。ちなみにツレはその間ずっと少し離れた位置から俺を眺めていた。
そしてオレはまだ気付いていなかった。彼らの動向を熱く見つめる俺を見て我がクラスの腐女子の方々が仲のいい幼馴染の二人に嫉妬して(ギリィ)となる俺。という城戸×総司←オレな妄想を繰り広げていることに。ゾクリと背筋に奔る寒気。
風邪…かな?
オレは右手を額に当て自分の熱を測るのだった。
ちなみにこのシーンはヒロインな兄シリーズ②ヒロインな兄の事情の第1話。兄といじめっ子のワンシーンから妄想してます。




