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◆1

「悠一、準備は良い?」

スピーカー越しに女性の声が響く。

「あぁ、いつでも」

応える声に反応して、HUDヘッドアップディスプレイに光が点った。

少し窮屈に感じられるヘルメットの中で【悠一】と呼ばれた青年は真剣な表情でディスプレイを見つめている。

中央には青い点滅。

斜め後方からは、赤い点滅が青い点滅へと一直線に向かってきている。

「頑張ってね」

スピーカーから再び女性の声。

「ありがとう、美菜子さん」

優しい声色でスピーカーに返事をして、悠一は軽く深呼吸する。

そして次の句は力強く告げた。

「ハッチを開けて!」

モーターの駆動音と共にゆっくりとその空間に光が入ってくる。

そこは輸送機(C-130ハーキュリーズ)の格納庫。

銀色の足がしっかりと床を踏みしめ、そして立ち上がる。

全身が銀に輝く、人型のパワードスーツだ。

「ブルーアイズ、出る」

パワードスーツから悠一の声が響く。

スーツの、人間で言うと顔にあたる部分の一カ所が、青い輝きを点す。

ブルーアイズ…その名前に相応しく、青い瞳がパワードスーツに出来上がり、精悍な面構えにも感じられる。

パワードスーツは勢いよく機外に飛び出すと、眼下に広がる雲海へと吸い込まれていった。

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