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赤ちゃん

ロウが自分の命と引き換えに守ったのは…

私とルーの赤ちゃんだろう。

予測だけど…私の赤ちゃん…死んじゃってたんじゃいかな?

傷跡は丁度子宮の上辺り…

傷は子宮を抜け…赤ちゃんの命を奪っていたんだと思う。

それに気付いたロウは…

私とルーの赤ちゃんの為に…自らの命を吹き込んだんだ…


ルーは凄く喜んで飛んだり跳ねたり。

私もそんなルーの様子を見て久しぶりに笑った。

そして二人できつく抱き合った…二人でお腹に手を当て…喜んだ。

正直嬉しかった…愛する人の赤ちゃんは無事にお腹に居る…

でも、それはロウの命を消してしまったという事実。


最初はしゃいでいたルーも、その事実に気付いた様子で…

私たち手を取りあって泣いた…ロウを思いながら…


月日は流れ半年。

季節は初夏を迎えていた。

あれからライオン達は何もしてこなかった。

そればかりか…メイドさん達の話によると…凄まじい罰が下ったみたい。

多分ルーがやったんだけど…怖くて一回も聞いてない。

ただ、ルーから危険は無くなったと聞いただけ。

私たちはロウの話をする事も無くなった。

思い出すと…辛いから。


私のお腹は大きくなり…現在妊娠7カ月。

獣人には専属の医師がいて、私は定期的に診察を受けていた。


「先生…赤ちゃんの様子はどうですか?」

私はモニターに映し出される、赤ちゃんの様子に釘づけだった。

「はい。順調でございます。」

医師はニコリと笑って答える。

お腹に付いたジェルを拭いて貰いながら、私は医師に尋ねた。

「先生?私のお腹って大きすぎませんか?」

まるで臨月の様に大きなお腹…7カ月ってもう少し小さい様な…

「いいえっ標準だと思います。」

「そっそうですか…」

医者がそう言うなら…でも本当に大きなお腹…もしかして…双子?


「先生…もしかして双子ですか?」

双子を妊娠すると通常より大きくなるって聞いた事があった様な…

「いえ?お腹に居られるのはお一人です。」

医師ははっきり断言する。

「そうですか…7カ月ってもう少し出てない様な気がしたので…」

従兄が赤ちゃんを産んだ時、私は何回かお腹を触らせてもらって…

従兄の臨月の時と今の私のお腹の大きさ…似てる。

私がその話をすると、医師は思ってもみない事を話し出した。

「王妃様・・・それは人間同士の結合の場合です。

 王妃様の赤ちゃんは、獣の長…王の子供です。

 普通猫族の妊娠期間は60日前後とされています。なので…王妃様と王とのお子様は…」

「妊娠期間が違うの?」

「はいっ大体8カ月で出産になります。」

「はっ8カ月??」

って事は…私既に臨月ですか?

「もしかして…もう生まれますか?」

「…?はいっ。多分あと1~2週間以内に。」

「うっうっそーー!!」

十月十日お腹に居ると思い込んでた私はビックリ!

赤ちゃんの物…何も買ってない!!やだぁ!!

私は診察を終えると、お昼寝中のルーを無理やり起こし買い物に出かける。


ルーは私の外出に必ず付いてきた。

あの日、ロウに不意を突かれ遅れてやってきたルー。

その事がルーを苦しめ、私の外出はルーの監視が無いと出来なくなっていた。

まぁ…デートみたいだから嬉しいんだけど…


私はルーの腕に巻き付きながら町を歩いた。

今日のルーはカジュアルな格好をしている所為かモデルさんみたい。

って…嫌がるルーに無理やり着せたんだけどね。


大きな百貨店…赤ちゃん用品が充実だと聞いてやって来た。

私はルーそっちのけで物色。

可愛い!!小さい!!全部欲しい!!

私はウキウキしながら手当たり次第に籠に商品を入れる。

多分…お金出したら相当な金額だけど…ココは獣人が経営する店。すなわち…

ぜーーぇんぶタダ!!

夢みたい!!

だって、皆一度は思うでしょ?デパートの商品を好きなだけ貰えたらって…

ちょっと気が咎めるけどね!


私は欲しい商品を選び終わるとルーに話しかけた。

「ねぇ!これ見て…って、居ない。」

後ろにいた筈のルーが居ない。

ルーを探しに店を歩きまわる…どっ何処に行ったの?


エスカレーターの前、人だかりが出来てる。何だろう…

私は後ろからつま先立ちで覗く…

エスカレーターの横に置かれた簡素なベンチ。

そこで足を組み目を瞑る男…

長く、光り輝く髪…整い過ぎる美しい顔…私の愛する人…

ルーはベンチで転寝をしていた。

硬そうなベンチで眠るルー…人形の様な美しい姿…

そりゃ皆見るよ。

「あの人…素敵ねー!」

「なになに?あの人ってモデル?芸能人?」

ヒソヒソ話が聞こえる。

「声かけなよー!」

「えーっ相手にされないよ…」

「大丈夫だよ!!ほら!!」

私の横に立っている美人の二人連れ。ルーを逆ナンしたいらしい。

「ちょっ…」

私が声を掛けると同時に二人は動きだした。

「あのーーっ何やってるんですか?」

一人の女が話しかける。

「……。」

ルーは完全にシカト。ふっふん!ザマー見ろ!!

でも諦めない二人は、自らの胸を強調してルーを覗きこむ。

「あのー、もし時間あったらお茶でもしませんか?」

もう乳首見えるんじゃないかしら…っと思う程の露出っぷり。

ルーは目を覚まし、二人の女を見る。

「うわー!すごくカッコイイ!!」

「起きても凄い素敵…」

「あの女…悔しいけど美人だし…ほらCMとか出てる人じゃない?」

周りの女性達がざわめく…

「あのーっこれからぁー。」

更に胸を強調して話しかける女…もう、やめてよーーー!!

「……臭い。」

ルーは低い声で言う。

「へっ」

聞き取れない女。

「…臭いからどっか行け…」

「うっ!!!!信じらんない!!この変態!!」

女は自分が臭いと言われ、怒ってどっかに行ってしまった…

香水…付けてたんだね。


ルーは自分の周りが人で一杯なのが気に食わないらしく、ムスッとしている。

でも…いきなりルーの表情が変わった。

「はじめ!!」

ルーは大きく私の名前を呼び、人をかき分け私も元に来る。

私の首筋に自分の鼻を擦りつけ、思いっきり私の匂いを吸い込む。

「なんかさぁ…臭いんだ。早く帰ろう?」

ルーは甘える声で私に言う。

「ちょっルー!離して…」

ルーは私を離そうとしなくて…

「いいなぁ…」

「羨ましい…」

「ブスの癖に…」

周りの女性達から妬みの声が聞こえる。

なんか、居心地悪い…

「はじめ…早く帰りたい。」

「…うん、帰ろうか?」

私はルーに商品を持ってもらって帰宅した。


帰って来てから、私は赤ちゃんの物をベットの上に広げた。

下着、洋服…色々ね。

全部可愛くて…何時までも眺めていたい…

うっとり眺めていると、ルーは全身裸で部屋に来た。

「はっはじめー…」

甘えた声を出すルー。

「どうしたの?」

「…まだ鼻に付いた匂いが取れない…」

ルーは鼻を頻りに擦りながら半べそをかいている。

「…ふふっお風呂でも入ってきたら?」

「…風呂位では落ちない。」

ルーは私に近づき、そっと押し倒した。

「ちょっルー?」

私とルーはあの日から体を繋げていなかった。

久しぶりに押し倒され…ちょっと興奮しちゃう。

「あっ赤ちゃん居るから…」

私は赤ちゃんが心配で…拒否してみた。でも…

「深く入れないから…医者も思いっきりしなければ大丈夫だと言っていた。」

「あっそんな事聞いたの?」

「うん、聞いた。ルーの…破裂しそうなんだ…」

猫って自分でしないのかしら…

あまりにしつこくお願いされて…私はOKの意味も含め、ルーの口にキスをした。

「はっはじめーーーぇ!」

ルーは私の名前を叫んで…熱いキスをする。


ルーは医者の言う事を守り、そっと優しく私を愛した。

長い事してなかったから、ルーはいつも以上に興奮しちゃって…

ルーは決してお腹に負担を掛けなかった。


「はっはじめぇーぇ…ルー…ルーはもう…」

なっなんて声出してるの?もう、超可愛いぃぃ!!

目なんかトロンとしちゃって…なんて可愛い旦那様!!!

ルーは可愛く果てた。


「産まれたら…沢山しようね。」

私は震えるルーの頬に軽くチュッっとキスをした。


それから一週間、私は忙しく動き回り、赤ちゃんを迎える準備を整えた。

小さなベット…小さな下着、どれも小さくて可愛い。

それは幸せな時間だった。


「はじめー!」

ルーが走ってくる。

私は庭でお昼寝をしていたんだけど…気持ち良かったのに起こされた。

「なっ何?」

「こっこれ見ろ!」

そう言ってルーは一枚の写真を手渡した…

そこには一匹の猫が映っていた。

「これ…猫?」

全身が黒い猫。短めの毛が光っている。

猫にしては優しい眼差しでカメラを見ている。

「これ…誰だと思う?」

「……もしかして…ロウ?」

すぐ分かった。

長くたなびく尻尾。整った毛並み、長い髭…美しく気高い。

「見たかったな…」

ちょっとしんみり。

「一枚だけあったんだ。ロウの写真。」

ルーは愛しそうに見つめた。

そうだよね…ルーにとっては最後の肉親だもんね…

ルーだって寂しかったよね…

でも私が落ち込んで…ルー、辛いのに頑張って看病してくれたんだね…


少し肌寒くなって部屋に戻ろうと立ち上がった瞬間、股の間から温かい液体が流れた…

「えっな…に、これ…」

「!!!」

ルーの顔色が曇る。

ルーは私を抱え、寝室にそっと寝かせてくれた。

「すっすぐ医者を呼ぶ!!」

ルーは毛を逆立てながら走って行った。

もう、大丈夫なのに…

これは多分、破水したんだと思う。

もうすぐ赤ちゃんが生まれるって印。

医者から聞いていたから、私は比較的落ち着いていた。


「はじめーー!!」

ルーはゼエゼエ言いながら戻ってきた。ルーの片手に医者の白衣が見える。

「ルー…お医者さんは?」

「医者はここ…あれ?」

ルーは握っている白衣の中身が居ない事に気付く。

「ちょっちょっと待ってろ!!」

ルーは慌てて医者を探しに行った…何処に落としてきたの?


ルーがちゃんと医者を連れてきた頃、私のお腹が痛み出していた…

「うぅーっうぅーっいっ痛いっ。」

悶える私。

だって…凄く痛いんだもん。

「はじめ、大丈夫か?」

ルーは私の腰を優しく擦る。

「……っぷはっはぁはぁはぁ…うん、少し落ち着いた…」

ルーは私の側をウロウロ…落ち着きなく歩き回る。

「もう、少し落ち着い…って!痛ーい!!くぅ…ふうっうぁ…」

また陣痛の波が襲う。

陣痛の痛さに耐える時間は、何倍にも感じる。


陣痛が来るたび、ルーの方が苦しそうに息を止めていた。

なんか、ルーが産んでるみたい。

「くぅ…いっ痛っああっ!!」

何度も襲う陣痛の波…もう…死にたくなる。

この世の物とは思えない痛さ…下腹部が、かき回される感じがする。

そんな時間を、私は半日以上耐えていた。


「うーん、なかなか開かないですね…」

医者が私の股の間で喋る。

「陣痛の間隔はもう一分切ってるんですけど…おかしいな…」

医者は頭を捻る。

「先生!!心音下がってます!」

看護師が慌てて声を張り上げる。

ルーは看護師の様子から、只ならぬ事を感じ取り、私の手を強く握る。

お腹に付けたモニターが異常音を出す。

「……帝王切開で出しましょう…」

医者が決断を下す。

おっお腹切るの?うそぉ!

でも、もう陣痛に耐えられない…死ぬほど苦しい…

私は激しい陣痛で、なんだか意識が遠のく…


「!!先生!王妃の様子が!!」

自分でもヤバイって分かってたけど、遠のく意識は止められない。

自分が深い闇に落ちていく感じがした。

「はじめ!はじめ!しっかり!しっ…か…り…ぃ…」

遠のくルーの叫び声。

ごめん、ルー残して死んじゃうかも…


暗い闇の中、私は一筋の輝く光を見つけた。

あったかい…やさしい光…

私はその光の元へ飛んでいく…

は…じめ…はじめ…はじめ…

私を呼ぶ声…誰?

はじめ…はじめ…

……ロウ?ねぇ、ロウでしょ?

光は優しく私を包む。

そして、光はロウのシルエットに変わる。

ロウ…私を迎えに来たの?

ごめんね…せっかく守ってくれた命…もう、駄目になっちゃう…


ロウは私にキスをした…優しく、口を重ねる。

温かい…

ロウは私のお腹にもキス…

ロウの口が触れる所から、温かい何かが全身に広がる。

ロウ…あったかい。


ロウは私から離れ…何処かに飛んで行こうとしてる…

まっ待って!置いて行かないで!!

ロウは静かに微笑んで…消えた。

嫌!また私の前から居なくなるなんて!!嫌!



私は目を覚ます。

ピッピッっという機械の音が耳に入ってくる。

うっすら目を開けると、涙でグショグショのルーの顔。

王の威厳なんか、まったく感じない。

「ルー…。」

声を掛ける。

ルーは黙って、私の手を握る。

「あのね…ロウに会った。」

「グスっグスっ…ロッロウに?」

「うん、お腹にキスして…居なくなった…」

「…そうか…」

「うん、夢でも見たんだと思う。」

「……はじめ、夢じゃないよ…。」

「…へっ?」

「はじめが意識を無くした途端、赤ちゃんの心音が落ち着いたんだ。」

「……そっか…ロウが…ッ痛!!痛い!!」

再び始まる陣痛…もう限界…

それに、なんか違う感覚が…おっお腹に力が…勝手に…

「失礼します。」

医者は私の膣の中に指を入れて内診する。

「…おぉ、嘘みたいだ…王妃、急に全開になりました。王妃様!いきんでください!!」

私は医者が陣痛に合わせて、思いっきり力を込める。

「ううううううううっぷはっはぁはぁはぁ…」

また陣痛を待って力む。

「くぅぅぅぅぅ…いっ痛っ」

ルーも一緒になって力入れるから、白い肌が真っ赤になってる。

「はい、次で出ますよ!最後です。はい!いきんで!!!」

医者は指示を出す。

「くうううううっっっっっ。」

思いっきり力を入れた。

「…っはいっ!王妃、力抜いて下さい。頭が見えました。」

私は何かが股に挟まっているのが分かった…

「今から出ますよ!はいっ両手も出まし…た…。」

医者が言葉を飲み込む。

「ギャーギャーギャーォギャー!!」

大きな声で赤ちゃんが泣く…私とルーの愛の証…

「先生?」

赤ちゃんの処置を黙って行う医者…普通おめでとうとか、性別とか…なんで黙ってるの?

もしかして…赤ちゃん、危ないの?

赤ちゃんの処置を黙って見守るルー…

「ねぇ、ルー…赤ちゃん無事?」

私の問いに、ルーは笑って頷いた。


「王妃様、男の赤ちゃんでございます。」

白いおくるみで巻かれた赤ちゃん…今は落ち着いて眠ってる。

私は小さなわが子を胸に抱いた。

温かい…小さい…

なんて可愛いんだろう…

ルーに赤ちゃんを見せる。

ルーは赤ちゃんを大事そうに受け取って…クンクン臭いを嗅ぎ始めた。

「ルッルー?」

ビックリして声も出ない。

ルーは赤ちゃんの匂いをスーっと吸いこむと、急に顔をニヤーっとだらしなくする。

「はじめ…可愛いなぁ…」

もうウットリした顔で赤ちゃんを離さない。

「ぷっルーってば…ほらっ!赤ちゃん返して!!お乳あげないと!!」

私は赤ちゃんをルーから取り上げる。ルーは不満そう。

「…早く抱かせろ。」

「ちょっ今まで抱いてたでしょ?もうっふふっ。」

ルーの様子が嬉しかった。こんなに喜ぶなんて…

私は赤ちゃんを太ももに起き、自分のおっぱいを出す。

赤ちゃんを再び抱いて自分の乳房に…その時、信じられない物が視界に入る。


「なっなんで…」

はだけた赤ちゃんのお包みから飛び出した物は…尻尾だった。

獣人の赤ちゃんだし、不思議では無いんだけど…

その尻尾は黒く輝いていた…

「えっ何で…」

顔が青ざめる。その尻尾はどう見てもルーに似ていない。

むしろ…ロウにそっくりだった。

まるで、ロウと私の赤ちゃんみたい。

でっでも…私とロウは挿入まで…してないよね?

「ルッルー…なっなんで…尻尾…黒…」

だから皆黙ってたんだ…漸く理解した。

「ねぇ、この子はルーの子供だよ?わっ私、ルーとしか…信じて!!!」

ルーの手を握って話す。お願い…信じて…


「分かっておる。」

ルーは優しい声で言う。

「この子は、ちゃんとルーの子供だ。」

「…うん、ルーしか私…」

私は優しいルーの言葉が…涙が出てくる。

「はじめ…ちゃんとルーの遺伝子を受け継いでるよ。ほら…」

ルーは赤ちゃんを抱いて、私の鼻に近づける。

「嗅いでみろ。」

??嗅いでも良い匂いしか分かんない。

「…そうか、獣人じゃないと分からないか。

 はじめ、獣人は自分の子供の匂いは分かるんだ。」

「…うそ。そんな事分かるの?」

「あぁ…。分かる。この子からは、ちゃんとルーの匂いがする。」

…私には全然分からない。

「はじめ…ちゃんと尻尾を見て御覧。」

ルーは赤ちゃんの尻尾をクルッっと裏にする。……あっ!!

真黒な尻尾。でも裏側は真っ白だった。

「なっ?この子はちゃんとルーと、はじめの子供だ。」

「…ふふっホントだ。」

私は赤ちゃんをルーから受け取り、初乳を飲ませる。

コクコクっ音が聞こえる。

あぁ…私の可愛い赤ちゃん…

私は赤ちゃんの顔を見て…母の喜びを噛み締めた。


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