4月9日
伊藤先生率いる都立如月高校2-Dの物語
伊藤「新学期になった今、お前たちは2-Dクラスになったのだが、2席空いているだろ?そこに…」
伊藤先生が言ってることは分かるのだが、良い所で話を止めてしまう癖がある。
加藤「先生~良い所で止めないでくださいよ!転入生居るの??」
加藤が誰かって?教えてやろう!加藤玲。女、自称正真正銘のBAKA。
BAKAなのに憎めないタイプ。
加藤の席は何処かって?教えてやろう!校庭側の列の1番後ろの席。
2席空いてる席は、加藤の席の1席前とその隣の席。
伊藤「まぁ…な、転入生の君たち、入りなさい!」
ガラガラ、と言う扉を開ける音のあとに、男子の転入生2人が教室に入ってきた。
伊藤「右の男子が小林健、前の学校では、成績優秀な生徒と聞いているのだが、なぜ転入してきたかは、自分で聞いてくれ。それから、左の男子は後藤來知、前の学校では、かなりののんびり屋だったらしい。ちなみに、質問はあるか?」
中村「はい!!!!!!!!!」
中村が誰かって?教えてやろう!中村優亜。女、一応、成績優秀。
中村の席は加藤の隣。
伊藤「君は…中村だな!んで、質問は何だ?」
中村「來知君と健君って同じ学校からきたの?」
小林「いや?違う学校からだけど?」
伊藤「他は居ないか?」
佐藤「はい!!!!!!質問!!」
佐藤が誰かって?教えてやろう!佐藤祐児。男、関西弁しゃべる癖がある。
佐藤の席は中村の席の4席前。
伊藤「佐藤、質問は何だ?」
佐藤「健って、何で、前の学校辞めたん?あと、來知は、BAKAと頭良い子どっちがタイプなん?」
小林「辞めた理由は…秘密だぜ?」
後藤「俺は、BAKAでも頭良い子なんて、どっちでも良い、元気だったら良い。それだけの話!」
男子「おぉ~かっけ~」
中村「玲~どっちがタイプ?」
加藤「左の方かも」
伊藤「タイプの話をしない!」
小林「來知!どこ座る?右が良いか?それとも左?」
後藤「左が良いかも」
伊藤「席は決まったか?小林と後藤」
後藤「俺は左!」それと同時に加藤が、
加藤「嬉しい~」
中村「私は健君の方がタイプなんだよ~」
伊藤「小林と後藤、教科書代は先生が払ってあるから、出世払いで返せよ?教科書は引き出しの中に入れてあるからな?」
後藤&小林「はぁ~い」
後藤と小林はそれぞれの鞄を持ち、自分の椅子に座る。
加藤「よろしくね」
後藤「よろしく」
中村「よろしくね?」
小林「よろしくな!」
中村「來知君、玲がタイプだってよ?」
後藤「マジで?」
中村「だよね?玲」
加藤「うん」
小林「1時間目か…」
どうも~。
作者です~。
伊藤先生はすごいと思いますよ~。いつか…きっと…
來知ってすごい名前ですよね!ライチというフルーツがあるということなので、使ってみました。
中途半端な終わり方ですが2話目に繋がると思いますので期待してください。