第二話 猫貴族、転生する
ご覧頂きありがとうございます。少し短いので、後ほどもう一話追加します。
拙い文章ですがよろしくお願いします。
「おぎゃー」
「奥様!無事産まれましたよ!元気な男の子です。」
「良かったわ。はじめまして、あなたのママよー。」
(あ~無事転生出来たんだな。あっまだ眠いや)
そして僕は眠りについた。
ガチャ
何かが開く音で目を覚ました俺が目にしたのは
「う~あ(クロエ!クロエ来てくれたのか)」
窓から入ってきたのは転生のきっかけとなった闇の神獣クロエであった。
「ニャー(もちろん主とずっと一緒にゃ。今から念話に切り替えるから私の言葉が聞こえたら頭の中で返事してほしいにゃ)」
(主、聞こえるかにゃ?)
(おっ頭の中にクロエの声が聞こえるぞ)
(それでいいにゃ。私は主が大きくなるまでは主の影の中で魔力の回復に努めることにするにゃ。)
そう言いながらクロエは俺の影へと消えていく。
(まさかそれは魔法か?)
(そうニャ!『影潜り』という漆黒魔法の一つにゃ)
(クロエ!はやく俺にも魔法の使い方を教えてくれよ)
(そんなに慌ててもまだ魔法は使えないニャ。まずは魔力を感じるところから教えていくにゃ)
(よっしゃー!!クロエ先生お願いします)
こうしてクロエの指導のもと、魔法使いへの第一歩を踏み出すのであった。




